先日1月に私が受験した精神保健福祉士国家試験の合格発表の結果についてお知らせしました。今日は合格証書とともに詳細の成績などが通知されて確定したのでその結果等についてお知らせします。


 先日試験センターから精神保健福祉士国家試験合格証書と試験結果通知書が自宅に送付された。合格ラインは再掲になるが、163点満点中72点以上でかつ0点科目がないことが合格の要件となる。得点率が5割に満たなくても合格できる国家試験というのもやや疑問は残るものの一応の合格ラインは得点6割で問題の難易度に応じて補正されることになっているがここ数年は得点5割を割る合格ラインが続いている。


 私の得点は163点満点中93点と予想をやや上回る得点数となっていた。各科目別の得点数も全て通知される。私の場合は以下の画像の通りである。クリックすると大きくなる。社会福祉士との共通科目の点数が低めだったが精神保健福祉士専門科目でそれをカバーする形になった。

てつさんのアスペルガー症候群奮闘記


 後は精神保健福祉士法上の登録簿に登録すれば晴れて精神保健福祉士となり、この名称を使用して業務ができる。登録免許税15000円と登録手数料約4000円で合わせて2万円近い費用がかかるが準備は整ったので速やかに発送する予定である。


 この登録の手続に1ヶ月から1ヶ月半かかる見通しで、その間はつなぎで働くか登録見込で応募できるところに応募するかどちらかで再就職活動は進むことになる。


 精神保健福祉士は名称独占の資格なので資格を持っていなくても精神保健福祉士と名乗れないだけでソーシャルワークの業務自体はできる。余談だが社会福祉士においても同様である。


 ここで重要なことはこの国家試験の合格がゴールではなく、むしろこれからスタートラインに立つと考えて日々勉強して自己研鑽に努めなければならない。これはソーシャルワーカーに限らずどんな職種でも同じというのが私の認識である。


 それからこの資格を取ったから安泰という訳でもなく、これから就職活動を行うに当たり年齢の壁を含む様々な困難が予想される。ただ私はこの約2年間の孤独な戦いに一応の結果を残すことができたのであきらめずに活動を進めたい。


 私は今後さらなる目標を設定している。精神保健福祉士で一定期間実績を積んだら今度は社会福祉士の資格取得も検討し、自分にできる仕事の裾野を広げたいと考えている。社会福祉士は既に履修した共通科目の一部が養成過程で免除になるほか、要件はあるが1年以上の実務経験を積めば実習が免除になる。これは中長期的目標で最優先課題は目先の就職先確保である。明日から職安を含む様々な媒体を使って再就職活動を進めて私自身の社会復帰と精神障害を抱える人が少しでも生きやすくなるために今後も日々勉強を重ねるつもりである。



 最後に、国家試験合格に多くのお祝いのコメントを頂き、有難うございました。




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