東日本大震災が起きてから2年が経ちました。亡くなられた方には哀悼の意を表するとともに日々不安を抱えておられる被災者の方が1日でも早く安心した生活ができるよう願っています。今日は地震に限らずどこでどんな災害が起きるか分からない中で日常における災害への備えが必要であることについて簡単にお話しします。


 2年前の震災直後には水や乾電池、懐中電灯、カセットコンロなどの防災用品・その他日用品が店頭から姿を消したことを覚えておられる方も多いと思うが、本来は順序が逆である。災害が起きる前にある程度の備蓄をしておく必要がある。


 私は震災前からカセットコンロは持っておりカセットボンベは常時一定量ストックして減ってきたら補充する形を取っている。万一ガスが止まっても1週間くらいは調理できるようになっている。乾電池も単3しか備蓄がなかったが、単1、単2電池を単3電池で利用できるスペーサーを持っていたので不自由しなかった。今は全ての電池をある程度保存している。水の備蓄も常に3日分くらいは水道水をペットボトルに入れて保存している。水だけはないと生きられないのである程度供給がされるようになってから2リットルのペットボトルを6本購入した。


 私なりの基準にはなるが、大規模な災害が起きたときに備えて家が壊れたらどうしようもないものの、概ね1週間分の水と非常食を持っていれば安心できる。パスタなど長期保存ができるものは安い時にまとめて買い保存している。入浴できなくなることも想定してドライシャンプーなども用意しておくといい。


 あとは停電のリスクである。今は電気が止まると何もできなくなるので夜間の照明用に太陽電池のついた小さなLEDランプを購入した。USB電源がついており、これで携帯電話くらいなら充電もできる。今年の夏に全国で唯一稼動している大飯原発が定期検査で止まる(13ヶ月稼動したら検査することになっている)ので原発依存度の高い関西では電力需給のの逼迫も予想される。あとは情報が入らないと何もできないので小さなラジオくらいは必要かなと考えている。今は手回しで充電できる商品も売られている。


 最後に行動の備えである。いつ災害が起きても対応できるように準備することは重要である。時間が経てば経つほど人間の意識は風化してしまうので避難訓練などに参加するときも災害が起こらないと言う前提で動くのではなく、いつ起きてもおかしくないという危機意識を持つことも大切であると私は考える。


 私は震災以降、東北地方には1度も行けていない。何かと理由をつけて行くことができなかった。私にできることは限られているが1度はボランティアに参加して被災者の思いに耳を傾けることもこれから専門職になるに当たり重要になると考えている。募金など身近にできることや被災地の生産物を買うことも間接的な支援につながるので自分にできることを少しずつでも継続したい。



 原発事故を含めてこの震災の復興への道のりは遠いかも知れませんが希望を捨てずにこれは私も含めて1日1日を大切に生きなければいけないと私は考えています。




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