大体の中学生時代のストーリー構成が見えてきました。

あくまでも予定ですが以下のような形になりそうです。


1年生:重要なターニングポイントがあるので10話前後

(今日が5話目なので今日を入れてあと6話前後)

2年生:すっ飛ばして5~6話前後

3年生:受験の話があるので8~10話前後


 ということで中学生時代も結構な長話になる予定です。


 それでは早速始めましょう。


鮮明度:B


 私は英語部に正式に入部になった。まずは顔合わせから始める。


 3年生は男女10人くらいいたと思う。男子はYMCA部長と西田先輩の2人。後は女子だった。


 2年生は約6人で全員が女子。2年生の男子がいないのは本当だった。


 1年生は男子が私と足が不自由な原口君の2人。女子は同じ小学校だった甘利さん、前原さん、津島さんの仲良し3人組の合計5人。ただ、原口君は治療があるから毎回は出られないということなので実質毎回出る男子は私だけとなる。


 みんなで挨拶をしたら早速活動が始まる。3年生は1学期の間は顔を出してくれるが実質的なクラブ運営は2年生が中心になって行われる。


 まずこの年の文化祭でやる英語劇の内容を決める。


 タイトルと役割分担は秋の英語劇で1話使うのでその時にまとめて話す予定。


 まずは1年生は「英語で海外文通」するのが当時の慣習だった。ペンパルと言って今で言えばメル友みたいなものでそこに登録すれば相手を紹介してもらえる。私が紹介された相手は旧東ドイツの人で切手収集という共通の趣味があって1年以上続いたことを覚えている。ただエアメールでやり取りしても返事が来るのに1ヶ月くらいかかるので通数はそんなに多くはない。その名残で旧東ドイツの切手は今でも手許に残っている。


 海外文通がうまくいったら字幕付きの英語の映画を観てその主題歌をみんなで歌ったりする。活動は週3回なのでこれだけでも結構な時間が使われた。1年生が落ち着いてきたら秋の英語劇に向けた練習や準備に本格的に取りかかる事になる。


 1年生たちに求められるのは「英語に早く慣れること」だった。英語を聴いて、読んで、書いて早く慣れるように何度もひたすら反復継続が繰り返される。これは全く苦にならずどんどん覚えていった。女子の仲良し3人組に負けてはいられなかった。顧問の先生も積極的だったので分からないことは何でも聞いては覚えるの連続になった。


 こうして英語に慣れてきたら1年生も2年生が先に進めている英語劇の練習に合流して練習する。


 余談ではあるが2年ぶりに入った男子の私は3年生の女子の先輩たちに思いっきりいじられた。


「こんにゃくとか納豆とか使うの?」


 といきなり聞かれた私は意味がさっぱり分からず、


「食べる以外にどうやって使うのですか?」


 と答えたらみんなに大爆笑された(この言葉の本当の意味が分かったのは5年くらい後、この時は教えてくれなかった)。何も知らない私はさぞかしからかい甲斐があったに違いない。


 YMCA部長と西田先輩は男子の後輩を可愛がってくれました。私の兄貴のことを知っていた西田先輩とは特に仲良くなりました。



 話はまだまだ続きます。



「本日の豆知識」


 今の憲法の規定上では内閣総理大臣は参議院議員でもなることができます。ただ衆議院の解散権があるのと衆議院の優越があることから参議院議員が内閣総理大臣になったケースは現行憲法下ではまだありません。あと文民統制で国会議員であっても軍人は内閣総理大臣にはなれません。


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