にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村

 

こちらも参加していますのでよろしくお願いします。

 ↓      ↓

人気ブログランキングへ

< p> 前回の続きです。

 

 

6月になった。私は肩書きが事務員だったので掃除や買い物、小口現金、請求書の発行など金銭授受などの業務が中心でたまに宿題を見ることがあったが本格的に対象者が1人とはいえ週3回R君のSSTの実施を行えるようになったことで手待時間は大きく減ったほかモチベーション向上にも貢献していた。

 

それでもR君が体調不良などで休むと手待時間が増えるので前述の練習用のコインや空き箱を用いた教材作りを行っていた。

 

私がコインを切り貼りしておもちゃのお金を作っていると、正社員のN氏が、

 

「お金作っているのですか」

 

と聞かれたので、

 

「はい。これはR君用です。またフロアのみんなの分も作っていいですか」

 

と答えた。当時使用されていたおもちゃのお金はもうボロボロで使えない状態だったのを手待時間におままごとボックスを整理していたので把握していた。

 

それでもR君が来るまでの時間や帰った後の時間すべてをSSTの教材作りに使える訳でもなく勤務時間も1日4~5時間と短く原則隔週月曜日は通院で休みだったのでお買い物の練習も最初は絵カードでしようと準備していた。

 

お菓子の空き箱にも徐々にプライスカードをつけて準備していく。これはプライスカードの値段を変えれば難度は変えられるのでとりあえず100円単位くらいの簡単なものを作る。

 

この練習用のコインは各10枚あり、最初に決められた金額を出してもらいその後はお菓子の空き箱や絵カードを使って買い物の練習ができるようプログラムを組み立て練習用コインはラミネートは後日にして両面使える仕様で完成させた。

 

 話は次回に続きます。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村

 

こちらも参加していますのでよろしくお願いします。

 ↓      ↓

人気ブログランキングへ

 前回の続きです。

 

前回述べた感情表出や形容詞の言葉遊びカードが出来上がったので場面を15場面位に絞り、50枚くらいあったので3パターンくらいに分けることができ、終わったらシャッフルして中身を変えれば何度でも練習できる。

 

国語の勉強になるほか感情の理解にもつながる練習で、かるた形式で楽しくできるよう作成していた。これは毎回パターンを変えながら練習するとうまくできるようになってきた。

 

そこで私は算数と社会の練習が同時にできる「お買い物の練習」を取り入れようと考えた。私は小銭のみの練習用コインをそれぞれ10枚ずつ作ることにした。ネット上に本物そっくりで誤飲防止の実物よりもやや大きいフォーマットがあったので切って貼ってラミネートして時間がある時に少しずつ作っていた。

 

週3回SSTは実施するのでそれ以外の時間で準備することになるが果物やお菓子などの絵カードを使いそれを使って練習するつもりだったが作っているうちに私はリアリティがなくてつまらないと思うようになった。

 

そこで私はチョコレートやスナック菓子などの空き箱を教材にすることを思いついた。

 

これは私が社会福祉士の実習の時に考案した方法でリアリティのある空き箱を使うことでより楽しんで取り組めるような工夫をしていた。

 

これにも準備が必要で比較的耐久性の強いもので繰り返し使えて課題に集中できるよう開け口には透明テープなどで固定して開けられないようにしていた。お菓子の中身は私が全て食べて中は空洞である。

 

これの完成までには時間がかかったのでその間は神経衰弱やかるた遊び、記号探し、感情表出の練習をローテーションして進めていた。

 

話は次回に続きます。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アスペルガー症候群へ
にほんブログ村

 

こちらも参加していますのでよろしくお願いします。

 ↓      ↓

人気ブログランキングへ

 

前回の続きです。

 

R君へのSSTはR君や私が休みにならない限りR君が来所する日は毎回行われていた。流れは全てホワイトボードに書いておりそれに沿って流れていく構造化されたプログラムであることは以前の原稿で書いた。

 

これも以前の原稿で書いたがこのR君はYouTubeが好きで見始めると没頭してしまう。特に気に入った動画を繰り返し見る傾向があり、そこで覚えた言葉を学校などでも真似をして言うことが多く、それが外で言葉にするとまずい内容のことも多かったので親も対応に苦慮していた。

YouTubeを見出すと寝る時間になっても止めないことが多く、寝たふりをして見ていることも多く、それに気づいた親がタブレットを隠してもいつの間にか見つけ出しては見るの繰り返しで生活リズムが乱れることが多かった。

 

普段通りの時は学校から送迎で通所してきてからおやつを食べてからSSTを行うが約20分~30分のプログラムをこなしたら好きなパズルをして遊んでいた。

 

ところがYouTubeで夜更かしをした次の日には来所時も疲れた様子でおやつからSSTプログラムという流れになるが、プログラムをしている途中に目が落ちて座ったまま眠ってしまうことがあった。軽く揺さぶって起こそうとするが起きようとする気配は感じられなかった。そのようなときには途中で中断してフロアに戻す。

 

睡眠時間を聞いても教えてくれないが生活リズムの乱れによる睡眠不足と私は確信していた。フロアのスタッフにお願いするがその時も机に伏して眠る状態だった。

 

この頃に感情や形容詞の言葉遊びかるたが完成しようとしていた。

 

話は次回に続きます。