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前回の続きです。

 

前述の絵カードを作っている間は週3回のR君のSSTをすでに作っていた記号かるたを実施することにした。大小・4色・5記号の40枚のカードを揃えていたのでカードを使って記号の名前や色、大小について1枚ずつ確認していく。

 

このR君は児童発達支援から引き続き来ているのでスムーズに答えることができていた。そこで今回は記号のカードを用いてかるたを行うこととした。40枚もテーブルに乗らないので10枚くらいから練習することとした。競争はせず1人で取ってもらう。ホワイトボードは以下の通り。

 

5/12(火)R君 SST

①    「よろしくおねがいします」

②    「いまのきもち」

③    「きごうさがし」

④    「きごうかるた」

⑤    「いまのきもち」

⑥    「ありがとうございました」

          たんとう てつさん

 

基本プログラムの構造は同じで、最初と最後の挨拶も慣れてくると自然にできるようになっていた。今の気持ちも指さしですぐに教えてくれるようになった。記号探しは3~4種類の中から1つの記号を選ぶ課題だが全体の個数が少ないのですぐにできる。答え合わせもして正しくできていたら花丸をつけるが花丸の書き方がよくわからなかった。

 

次が本題の記号かるたを行う。カードをシャッフルして約12枚机に並べて私が読み上げたカードを順番に取ってもらう。「大きい緑の星」などと私が読み上げてカードを選んでもらうがスムーズに選べていた。

 

約5分で12枚取り終えることができたのでもう一度シャッフルして12枚行うことにした。今度はどこかで1回場にないカードを読んでみることとした。8枚目くらいで場にないカードを読むと5秒後くらいに「ないよ」と適切に答えられた。あともすぐに取れていた。

 

R君は課題の理解度が高く、語彙力を身に着けるための絵カード教材の作成を急いでいた。

 

話は次回に続きます。

 

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前回の続きです。

 

5月になった。連休中1日出勤の日が出る日がこの頃から増え始めたが、社長としては子どもの少ない休日に現場に少しでも入って慣れてほしいとの話だったが実際に出勤すると現場の正社員の人に、

 

「SSTの準備をしておいてください」

 

と言われ、事実上ほったらかしだった。このような日にはまとまった買い物に行くほか当面はR君向けの教材の作成に時間をかけることにした。

 

教材はプリントするだけで使えるサイトも多くあるが、それだけでは物足りないので絵カードを自作できるようなページがないか探していると「絵カードメーカー」というサイトを見つけた。このサイトは既存の絵も使えるほか写真などを貼り付けて作ることもできる。

 

まずは既存の絵を使い下(または上)に文字を入れることが可能で変換も自在にできるので形容詞や感情表出などのカードを文字は全てひらがなに変換して入れて数十枚のカードを作ることにした。

 

A4で6枚くらいがちょうどいい大きさなので画用紙に印刷してラミネートして切っての繰り返しとなる。ついでなので名詞カードも作ることにした。これで休日出勤日のほか、子どもたちが来るまでの時間など手待時間を使って作れるようになった。

 

これらのカードはどのように使うのかというと20枚くらいのカードを並べてあらかじめ場面を作っておき、適切なカードを選んでもらうという絵カードを用いた言葉遊びをかるた形式で行う想定だった。何パターンもできるほかシャッフルすれば繰り返しできるので語彙力の発達にもつながると考えた。

 

この絵カード作成はR君の来る週3回は行えず、難度もやや高いので出来上がるまでの間はR君には別の課題を行っていた。

 

話は次回に続きます。

 

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前回の続きです。

 

4月になった。R君は特別支援学校の2年生に進級した。そもそもこのSSTをやることになった本当のきっかけは両親が早くR君を地域の学校に転校させたいと考えていたことも背景にあった。実際にR君は地域の学校の交流会に頻繁に参加していた。

 

このR君はパズルが好きで簡単なジグソーパズルはすぐにできるほかタングラムという図形を使ったパズルを大人がやっても難しい内容も素早く完成させてしまう。

 

YouTubeもそうだが好きなことに関する集中力は十分あるが学校の授業についてはなかなか集中できないので45分の時間集中できるよう個別支援計画書が立てられていたがSSTでは最初は20分位から始めて徐々に時間も難度も上げていこうと私は考えていた。

 

私は目標に沿うものの学校の授業が終わってきてから通所なのにまた授業のような課題をして疲れさせたりもう嫌だと思われることがないように勉強の時間ではあるができるだけ楽しく取り組めるような課題を構成することとした。

 

2回目からはウオーミングアップに4種類くらいある果物の絵が並んだシートから1種類の絵柄を見つけて数える「記号探し」を取り入れることとした。

 

2回目は前回の延長で絵カードを用いた神経衰弱を17枚で行うことにした。この中で1枚しかないカードがどれか選んでもらう内容でどちらも集中力を高めるにはうってつけの課題である。2回目もホワイトボードに書いてプログラムに慣れてもらう。

 

4/7(火)R君 SST

①    「よろしくおねがいします」

②    「いまのきもち」

③    「きごうさがし」

④    「しんけいすいじゃく」

⑤    「いまのきもち」

⑥    「ありがとうございました」

          たんとう てつさん

 

実質的な課題は2つだが、私は最初と最後の挨拶も始めは読み上げるだけでもいいから徐々に自然にできるようになればいいと考えていた。今の気持ちもその日の最初と最後の情緒を把握するのも大切にした。あとはできた時にはほめることも大切である。

 

記号探しは全部で4種類15個くらいの絵柄から1種類の絵柄を選ぶごく簡単な課題はすぐにできる。神経衰弱も前回同様全部のカードを見ようとするので1枚ずつ裏返すことを説明して1枚しかないカードをどれか探してもらうが、最後に残ったカードが1枚しかないと言い当てた。「よくできました」とほめる。

 

 これで2回目も20分位で終了した。R君は週3回通所してくるので次の課題の準備をしなければいけなかった。

 

 話は次回に続きます。