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本田圭佑選手【サッカー】が開催するオンライントークに参加してきました。

 

オンライン会議ツールzoomを使って、

約250人の視聴者と画面を通して、

本田選手が講義を行うスタイルのイベントでした。

 

 

イベントの概要⬇⬇⬇

本田圭佑が考える【新】教育論とは?

网络研讨会横幅

 

以下、本田選手がオンライントークで語られていたこと、

そして私の感想と示唆です。

 

 

 

 

今日のテーマ:環境と成功の関係性について

 

 

本田選手は話を始める前に、

教育・勝者・成功の定義について話されました。

 

 

【前提とする定義づけ】

 

教育とは:教えて育てる。人生を生き抜くためのもの。

勝者とは:人に価値を与えられる人

成功とは:成功については、幸せかどうかという観点とは切り離して話をする。その分野においてNo.1になれるかどうか。

 

 

 

 



そして、まずはじめに本田選手が話していたこと、

 

■成功者の共通点とは?

 

ⅰ.成功者はその分野において、とてつもない時間を費やしてる。

ⅱ.その費やしてる物事が自分にとって重要と感じるかどうか。

ⅲ.目指す分野や考え方も自身の経験や体験、環境によって価値観が形成され、その分野の目指し方にたどり着く。

 

経験や環境とは、

例:兄弟がサッカーをやっていたとか、通っていた学校にその部活があったとか、

クラブチームにサッカーうまいやつがめちゃめちゃいるとか。

 

 

 

このように、自らも結果を出し、

スポーツに限らず、ビジネスの世界でも

結果を出してきている人を見てきた本田選手は、

このように成功者の共通点を導き出しました。

 

 

 

 

■では、成功するにはどうしたらいいか?

 

「時間を費やす&質の高い習慣を身につける」

 

 

本田選手は言います、

 

成功するにはとてつもない時間が必要だと。

そして質の高い習慣が必要だと。

 

 

では、どうやって質の高い習慣を身につければよいのか?

 

 

 

それは、

 

ⅰ.高いレベル、新しいチャレンジをする

ⅱ.今できないことをやる

ⅲ.自分に負荷をかける

ⅳ.そして、継続する

 

これが質の高い習慣を身につける方法だと。

 

 

 

例えば、

地元の高校の部活の中ではサッカーが一番うまいかもしれないが、

そこに甘んじててはいけない。

もっと高いレベルの場所に身を置き、

今できないことにどんどんチャレンジをする。

 

 

 

 

そして本田選手は続けます

 

 

 

 

■好きなことをやりなさいの本質

 

本やメディアでよく「好きなことをやりなさい」と言われるが、これは手段である。

成功するためにハイレベルで新しいチャレンジをしていくことは、

とてもつらく、骨の折れる作業を続けることになる。

 

 

しかし、

 

 

好きなことであれば続けることができるので、質の高い習慣を身につけることができる。

そういう意味で、好きなことのやりなさいの本質は成功するための「手段」だといういうこと。

 

 

 

豊岡:

なるほどぉ、好きなことをやるというのは、

成功者になるには、めちゃくちゃ時間がかかるし、

厳しい環境で質の高い習慣を身に着けなければいけないから、

それに耐えるために「好きなことをやる」という手段を使うと。

 

 

 

 

■今日のまとめ

 

1.成功するためにはとてつもない時間を費やす。そして質の高い習慣を身につける

 

2.好きなことをやるという本質を理解していれば、1をクリアしやすくなる。

 

3.成功と環境の関係性を理解していれば、今後成功のために、ベストの環境を選択しやすくなる。

 

 

 

 

これらが今日、本田選手がオンライントークで語られていたことです。

 

 

 

 

豊岡なりに解説すると、

 

成功するには、

1万時間の法則のような、ある一定以上の時間をかけなければいけない。

しかも、その時間のかけ方も質の高い行動習慣とともに行わなければならない。

 

しかし、人間は弱く環境に流されやすい生き物

自分はこれをやる!と決めても、

人間の意思というのは脆く、崩されやすいし、

その日の気分などによっても大きく影響される。

 

そうした掴みどころのない意思をコントロールするには、

自ら質の高い習慣をせざるをえない環境に身を置く。

 

例えば、自分よりもレベルの高い人達が大勢いる場所、

しかも、そのレベルの高い人達が居残りまでして、

自主練や自己成長のための勉強をコツコツやっているような環境、

自分もやらなきゃ、やらないとまずい!置いていかれる!

と、思わされるような環境に身を置くことが大事。

 

つまり、

 

自分が達成したい目標があるなら、

意思や生活習慣に気をつけるよりも、

達成に必要なことをせざるを得ない、

しなければまずいと思わされるような環境に身を置くことのほうが大事。

 

それか、

すでにルール化されているところ

もしくは自分たちでルールを決め、守る制度。

 

 

 

 

やはり人間は環境の子であるし、

 

スポーツ一家で育てば、自然とスポーツやるようになるし、

家族全員が大学受験を受けていて、高学歴であれば、自然と自分も勉強をやるようになる。

 

嘘つきばかりいる環境で育つと自分も嘘つきになってしまうし、

犯罪行為を繰り返す人たちの中にいれば、自然と自分も染まってしまう。

 

マジョリティ(大多数)が似たような価値観だと、

自分がそれと違った価値観の場合、

自分が間違っているように感じ、

さらに周りからもそのような目で見られ、

自然と合わせていくようになる。

 

 

自分が達成したい目標が定まったら、

目標達成に必要なことを書き出し、

必要なことを強制的に行わなければならない環境に身を置くことがベストの選択になる。

 

 

 

 

 

最後に、本田圭佑オンライントーク運営チームの方へ

 

参加者から質問を集めながら対話形式で進行します。

と概要があったわりには、

対話感と質問を集める感じがなかったので、

せっかくzoomにはチャット機能もありますし、

もっと本田圭佑選手とインタラクティブな体験ができると良いと思いました。

 

次回以降参考にしていただけますと幸いです。