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【乗車:2023.4.8】

     (2024.6.30更新)

 前回の中津〜宇佐間の続きです。

↑中津〜大分間で乗車した815系です。

(中津駅にて撮影)

       ↑宇佐駅

         【起点(小倉)から75.8km】

2面3線の駅で、JR九州直営駅です。(管理は中津駅)

大分県宇佐市の代表駅で、隣の豊後高田市へ通じていた大分交通と交差する駅でした。(現在はバス)

小倉方面からの普通列車がわずかですが、この駅で折り返します。

駅舎は、付近にある宇佐神宮をイメージして柱や梁を朱塗りにして、神社風にしてあります。

そして何よりも、駅名である「宇佐」のローマ字表記が、アメリカ合衆国の略称である「USA」と同じであることから、駅名標の宇佐神宮のイラストをアメリカ国旗風に描いてあります。

↑宇佐〜西屋敷間。

国道10号線と並走します。

山が徐々に迫りつつあります。


↑進むにつれ、上下線に高低差がつくようになってきました。
次の西屋敷駅はすぐそこです。

↑西屋敷駅

    【累計79.4km、前駅(宇佐)から3.6km

相対式ホーム2面2線の駅で、無人駅です。

上下線はそれぞれ離れた位置にあり、また、下り線は上り線より高い位置にあります。

交通系ICカードの利用はできるものの、出入場のみで、SUGOCA購入とチャージはできません。

上下線それぞれのホームとの連絡は地下道のみで、駅舎はありません。

↑西屋敷駅を発車。

ここから上下別線になっていきます。

この辺りは国道10号線が通っているものの、田畑と僅かな民家しかなく、大きな集落はありません。

↑上下線が離れ、山が迫ったところで・・・

↑新立石トンネル(3,640m)に突入です!

トンネル入口で宇佐市から杵築市に入ります。

↑トンネル内照明がトンネルの長さを物語っています。

      ↑立石駅

    【累計85.2km、前駅(西屋敷)から5.8km

新立石トンネルを出た先にあり、相対式ホーム2面2線式構造の駅です。
きっぷの自動券売機とICカード読み取り機が設置されている無人駅です。

↑お互いのホームは跨線橋で連絡しています。


↑起点駅である小倉から続いてきた複線はここ立石駅が最後で、次の中山香駅まで一旦単線となります。

↑立石駅まで、右手に並行していた国道10号線は、左手に走っております。

↑中山香駅手前左手車窓。

ホームセンターコメリが見えたら、中山香駅はすぐそこです。

↑中山香駅

    【累計90.4km、前駅(立石)から5.2km

単式ホーム1面1面+島式ホーム1面2線の計2面3線構造の駅。
駅が存在する杵築市が駅業務を受託する簡易委託駅です。(きっぷ売り場の営業は平日のみ)

↑こちらも、お互いのホームは跨線橋で連絡しています。

この駅で特急の通過待ちを行うことができ、この駅発着の大分方面への列車もあります。

↑中山香駅発車。
中山香駅から再び複線です。

↑中山香駅を出てしばらく行き、跨線橋を潜った後・・・

↑トンネルに突入です。

↑トンネルを出た先。

複線とはいえ、この辺のみ、上下線それぞれが離れています。

↑少し行った先、次のトンネルへ・・・。

少し長めです。

↑2本目のトンネルを抜け、鉄橋を渡ります。

見にくいですが、川と同時に国道10号線も跨ぎます。(上画像左斜め下)

↑この辺りから、国道10号線は右手に並走します。

わずかな間、上下線が合流します。

↑再び上下線が別線となったところで・・・

↑その少し先で3本目のトンネルに突入。

3本中、最も長いトンネルです。

↑トンネルを抜けた少し先、別線となった上下線が合流します。

↑しばらく行き、杵築駅手前。

大分空港への近道、日出バイパスとアンダークロスします。

↑杵築駅

    【累計99.2km、前駅(中山香)から8.8km

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線を有する駅です。
みどりの窓口を有するJR九州直営駅です。
一部特急停車駅で、大分方面からの一部普通列車がこの駅で折り返します。

↑杵築駅構内の2面あるホームを結ぶ跨線橋。

付近の日出町にある、サンリオのテーマパーク、ハーモニーランドのアーチが用意されています。

この駅から日出駅まで再び単線区間です。

↑杵築駅発車。

杵築駅周辺の山間の市街地を進んで行きます。

↑杵築駅を出て少し行った先。

国道を跨ぎます。

10号線ではなく、213号線です。

10号線はかなり西を走っています。

↑少し行き、八坂川を渡ります。

先ほどの立石〜中山香間から沿うように流れている川です。

↑八坂川を渡った先から、山の中を行きます。

↑池の横を行きます。

そこから開けた所に出ます。

↑大神駅

    【累計103.3km、前駅(杵築)から4.1km

「大神」と書いて「おおが」と言います。
島式ホーム1面2線の駅。
簡易委託駅で、駅員不在の時もあります。
列車交換と特急の追い抜きが行われます。
大分方面からこの駅で折り返す列車もあります。

↑大神駅を発車。

山間の住宅地といった感じです。

↑日出駅

    【累計107.2km、前駅(大神)から3.9km

島式ホーム1面2線の駅。
簡易委託駅で、駅員不在の時もあります。
こちらは「日出」と書いて「ひじ」と読みます。
難読駅名が続きます。
駅付近に「大分麦焼酎 二階堂」で知られる二階堂酒造の製造工場があります。
(日テレ系のゴールデンタイムの番組に二階堂酒造提供の番組あり)
杵築駅からの単線区間はここで終了、大分駅まで複線となります。

↑暘谷駅手前。

ほぼ住宅地になってきました。


↑トキハ(おそらくデパートではなくスーパー)を横目に、暘谷駅に到着します。


    ↑暘谷駅

    【累計108.4km、前駅(日出)から1.2km

相対式ホーム2面2線の駅。
簡易委託駅で、駅員不在の時もあります。
1987(昭和62)年開業の比較的新しい駅です。
駅前にホテル(ホテルAZ)があります。

↑暘谷駅を出て少し先、国道10号線をアンダークロスします。

↑豊後豊岡駅手前。

一軒家メインの住宅地となっています。

   ↑豊後豊岡駅

    【累計111.3km、前駅(暘谷)から2.9km

相対式ホーム2面2線を有する駅。

↑お互いのホームは跨線橋で連絡しています。

元有人駅でしたが、一旦無人化した後、現在は平日7:00〜13:00の間の時間限定で有人化されました。(日出町が駅業務を受託する簡易委託駅)
豊後豊岡駅は別府湾に近く、ホームや跨線橋から海を眺められることができ、2020年には、この駅のホームと海を収めた写真が、青春18きっぷのポスターに採用されていたそうです。

↑豊後豊岡〜亀川間。

トンネルを抜けていきます。

↑トンネルを抜けた先。

↑そして2本目のトンネルに入ります。

短めです。

トンネルを出る間際に、亀川駅到着の案内が入ります。

↑亀川駅手前。

一軒家のほか、アパートやマンションも目につきます。

       ↑亀川駅

    【累計114.9km、前駅(豊後豊岡)から3.6km

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有し、ほかに留置線が設置されている駅です。
JR九州直営駅で、みどりの窓口を有しており、特急の一部が停車し、大分方面からこの駅で折り返す列車もあります。
駅付近には、立命館アジア太平洋大学があり、そこに通う学生は、この駅付近で生活しております。

↑そして、別府地獄めぐりのひとつ、血の池地獄や竜巻地獄もあり、亀川駅から路線バスで行けます。
また、鬼滅の刃の聖地のひとつである、八幡竈門神社もこの駅付近にあります。

↑別府大学駅

    【累計117.0km、前駅(亀川)から2.1km

相対式ホーム2面2線の駅。
地上駅で、別府市国際交流会館との合築となっています。
JR九州直営駅です。

↑別府大学駅発車。

別府市街地を進んで行きます。

↑この踏切を最後に、築堤を上がり、別府駅の高架を登って行きます。

↑別府駅手前。

別府市街の向こうに、由布の山々が見えます。

尚、車窓左手に別府タワーが見えます。

↑別府駅到着時。

反対側に、別府始発で、熊本に向かう特急〝あそぼーい〟が発車待ちをしています。

ほかに、別府発着の列車は、博多行(久大本線経由)の〝ゆふ〟〝ゆふいんの森〟、あそぼーいのほかの熊本行、〝九州横断特急〟があります。

普通列車の始発・終着はありません。

↑別府駅

    【累計120.8km、前駅(別府大学)から3.8km

島式ホーム2面4線を有する高架駅。

JRの直営駅です。

おんせん県大分」を象徴する温泉地、別府の玄関口です。

【同名駅情報】

こちらが別府(大分県)

他に・・・

①別府(福岡県)・・・福岡市の福岡市城南区の地下鉄七隈線の駅

②別府(兵庫県)・・・兵庫県加古川市にある山陽電鉄本線の駅

福岡、兵庫ともに漢字表記は同じでも「べっぷ」ではなく「べふ」と読む

※乗換案内を使用の際は注意

↑別府温泉のほか、地獄めぐりの玄関口でもあります。(地獄めぐりのひとつ、かまど地獄)

↑こちらは別府駅の別の駅名標。

次の別府〜大分間に続きます。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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