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   (2024.4.6.30更新)

【乗車:2023.2.4】

長門市〜小串間の続きです。

今回は、小串駅から先、終点駅の幡生駅まで向かいます。

(実際の乗車は下関駅まで)

↑小串駅

    【起点(京都)から  650.2km

単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換や折り返しが可能な駅です。

↑駅舎がある単式ホームと島式ホームとは跨線橋で結ばれています。

そのような規模でありながら、無人駅であります。

旧豊浦郡豊浦町の代表駅で、国鉄時代は急行の停車駅でした。

現在は観光列車、快速「〇〇のはなし」の停車駅となっています。


↑小串駅で、長門市駅から乗って来た列車から、下関行の列車に乗り換えていきます。

通常、日中は長門市〜小串と小串〜下関と区間運転が行われており、ここ小串駅でそれぞれの列車に乗り換えております。

↑小串駅を発車。

国道191号線に並行して行きます。

↑並行する国道沿いにドラッグストアやホームセンター等があり、温泉街らしからぬ風景のまま、川棚温泉駅に近づいてきます。

↑川棚温泉駅到着時。

タクシー乗り場の向こうに見えるT字の交差点が「川棚交差点」。

奥方向に行けば、温泉街に行けます。

温泉街の中に、山口グルメで知られる瓦そばの元祖、「たかせ」の本館があります。

↑川棚温泉駅

  【累計652.9km、前駅(小串)から2.7km】

単式ホーム1面1線の駅で、きっぷの自動券売機有の無人駅です。

川棚温泉の最寄り駅で、国鉄時代は小串と同様、優等列車の停車駅で、米子方面からの急行「さんべ」や、大阪〜博多間と、当時は昼行特急としては最長距離を走っており、グリーン車はもちろん、食堂車も連結されていた特急「まつかぜ」等が停車していました。

↑小串駅と同じく、現在は観光列車、快速「〇〇のはなし」の停車駅となっています。

↑川棚温泉駅は、かつては2面2線の相対式ホームでしたが、旧上りホームが廃止され、使われなくなったホームには、地元住民による花壇が作られており、桜の木も植えられています。(上の画像は2022.4.1撮影)

↑川棚温泉駅が入っている豊浦コミュニティー情報プラザ。

地元のコミュニティセンター施設です。

前を国道191号線が走っています。

(上の画像も2022.4.1撮影)

↑川棚温泉〜黒井村間。(車窓左手)

長閑な農村風景です。

↑黒井村駅到着時。(車窓左手)

民家主体の住宅地です。

↑一方、右手は長閑な農村風景のままとなっています。

↑黒井村駅

  【累計655.4km、前駅(川棚温泉)から2.5km】

島式ホーム1面2線の駅。

自動券売機有の無人駅です。

無人駅化後も、しばらくの間、駅売店のキオスクが営業しておりました。

↑ホームと駅舎へは、跨線橋で結ばれています。

↑黒井村駅発車。

駅右手横の倉庫のような建物は下関柑橘選果場。

この辺りは夏みかんの産地であります。

↑黒井村駅発車後右手車窓。

民家多めの長閑な住宅地となっています。

↑梅ヶ峠駅手前。

並行する国道191号線の向こうに見える建物は元大学のキャンパスです。

全面移転したため、現在は使用されておりません。

↑梅ヶ峠駅

  【累計658.8km、前駅(黒井村)から3.4km】

単式ホーム1面1線の駅。

自動券売機有の無人駅です。

この駅も国道191号線に面しています。

↑梅ヶ峠駅は本州最西端の駅であり、JR西日本の狭軌在来線としても最西端の駅でもあります。

本州最西端の駅=下関駅ではないか??とお思いの方もおられますが・・・

下関駅の東経は130度55分23.1秒で、梅ヶ峠駅の東経は130度54分0.98秒となっており、下関駅より梅ヶ峠駅のほうが西に位置しております。(東経の数値が低いほど西)

(※ちなみに、逆に本州最東端の駅は三陸鉄道の岩手船越駅)

↑梅ヶ峠駅を出て、少し行った先で、国道191号線を跨ぎます。

ここから国道は左手から右手になります。

↑右手に国道191号線を見ながら、山里を行きます。

↑吉見駅近くの踏切。

道路際のガードレールが黄色いのがわかります。

山口県がみかんの産地であることをアピールするため、このような黄色となっています。

           (↑2022.4.1撮影)

    ↑吉見駅

【累計662.7km、前駅(梅ヶ峠)から3.9km

対向式ホーム2面2線の駅。

自動券売機有の無人駅です。

かつて下関駅からこの駅で折り返す列車がありました。

↑駅舎のある上りホームと、下りホームとは跨線橋で結ばれております。

↑駅舎には、TWILIGHT EXPRSS 瑞風の乗客に向けて、「ようこそ下関へ」の歓迎看板が掲げられております。

↑吉見駅を発車。

徐々に賑やかな風景になってきました。

↑しばらく行った先、右手に海が見えるようになってきました。

↑海沿いを走る国道191号線を見下ろしてから・・・

↑トンネルに入ります。

↑トンネルを出た後、再び国道191号線を見下ろして行き・・・

↑2本目のトンネルに突入します。

↑2本目のトンネルを出た後。

山中を行きます。

ここで福江駅到着のアナウンスが流れます。

↑開けたような風景となり、福江駅に到着します。

↑福江駅

【累計665.6km、前駅(吉見)から2.8km

単式ホーム1面1線の駅。

無人駅です。

↑福江駅を発車。

比較的賑やかな所ですが、海も眺められます。

海に浮かぶ島も眺められます。

↑海を眺められるのはこの辺りまで・・・

この辺りから市街地の風景となります。

↑安岡駅到着時。

右手の線路は旧貨物側線で、時折保守車両の留置に使われています。

↑安岡駅

【累計668.2km、前駅(福江)から2.7km

対向式ホーム2面2線の駅。

自動券売機有の無人駅です。

かつては「さんべ」「ながと」などの急行も停車していました。

↑お互いのホームは、跨線橋で結ばれています。

奥に見える駐輪場はかつての貨物ホームでした。

↑安岡駅を発車。

いよいよ高層住宅が見えるようになってきました。

↑安岡〜梶栗郷台地間。

所々、一軒家の脇を行きます。

非電化の単線なので、この辺りを走る列車の光景は、山陰地方を貫く幹線とは思えない光景に見えます。

             (↑2022.4.1撮影)

    ↑梶栗郷台地駅

【累計668.2km、前駅(安岡)から1.4km

単式ホーム1面1線の棒線駅です。

自動券売機有の無人駅です。

開業は2008(平成20)年と比較的新しい駅です。

駅付近はスーパーやパチンコ店等が多くあります。

↑梶栗郷台地駅を出たところ。

県道に沿って行きます。

場合によっては走る車と競走するかのように見えます。

↑川を渡り、少し行けば綾羅木駅に到着します。

↑綾羅木駅

【累計670.7km、前駅(梶栗郷台地)から1.1km

単式ホーム1面1線の駅(棒線駅)です。

自動券売機有の無人駅です。

2020年までは有人駅でした。

駅付近は住宅も多いこともあり、乗降客が多い駅です。

↑綾羅木駅を出発、住宅地を抜け、この県道高架を潜った先で・・・

↑山陽本線上り線とアンダークロスします。

↑山陽本線の上り線と下り線の間を通り、幡生駅に向かいます。

車窓左手に見えるのが下り線、右手に見えるのが上り線です。

山陽本線上下線は徐々に高度を下げて行きます。

↑山陽本線と同じ高度となった先で幡生駅に進入します。

↑幡生駅

【累計673.8km、前駅(綾羅木)から3.1km

山陰本線の終点駅です。

島式ホーム2面4線のホームを持つ駅で、駅構内に下関総合車両所があります。

業務委託駅(有人駅)です。

2023年4月1日より、交通系ICカードが使用できるようになりました。(但し、山陽本線のみ)


山陰本線の終点駅ですが、ここで折り返す列車はなく、隣の下関駅を発着しています。

国鉄時代は、下関駅だけでなく、関門トンネルを通って門司駅または小倉駅まで折り返す列車もありました。

山陽本線 幡生〜下関間に続きます。


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