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【乗車:2022.12.10】

    (2024.6.30更新)

JR佐世保線は、佐賀県杵島郡江北町の長崎本線江北駅(旧肥前山口駅)を起点とし、武雄温泉駅、早岐駅を経て、長崎県佐世保市の佐世保駅に至る、路線距離48.8kmのJR九州幹線です。

途中、早岐駅までの区間は、早岐駅から分岐する大村線とともに、初代の長崎本線の一部区間でした。

佐世保線全駅(起点江北駅と終点佐世保駅も含む)はSUGOCASuica等の交通系ICカードは使えず、きっぷ購入での乗車となりますので、乗車の際は注意が必要です。(※追記1023.8.29:2024年度に佐賀〜江北間及び佐世保線全線で利用区間拡大予定)

博多方面から佐世保、ハウステンボス方面への特急(みどりハウステンボス)が行き交っているものの、かつては全線単線電化(交流)でしたが、西九州新幹線開業を機に、一部区間(大町高橋間)が複線化し、武雄温泉駅で新幹線と接続する「リレーかもめ」も加わるようになって、賑やかな路線となりました。


↑博多駅から特急リレーかもめで武雄温泉駅へ向かいます。

博多〜鳥栖間は鹿児島本線、鳥栖〜江北間は長崎本線を行きます。

特急「リレーかもめ」は車両の行先表示や駅の案内表示に「長崎」行と表示されますが、武雄温泉駅で乗り換えすることを踏まえてでのことであり、実際には「武雄温泉」行です。

「リレーかもめ」は在来線特急ですが、武雄温泉駅では駅の構造上、新幹線と同じ扱いになります。(特急料金は在来線と同じ)

特急での乗車記ですので、駅紹介の文頭に、(停車)(通過)表記を付けておきます。

     ↑江北駅

        【起点駅、累計0.0km】

(停車)単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線の計3面5線を有する駅です。

佐賀県杵島郡江北町にある駅で、佐世保線が長崎本線から分岐する駅(起点駅)です。

業務委託駅(有人駅)です。

尚、基本両線とも特急停車駅ですが、一部のリレーかもめ通過します。

【同名駅情報】

こちらが江北(佐賀県)

他に同じ駅があります。

江北・・・東京都足立区の日暮里・舎人ライナーの駅

乗換案内を使用の際は注意

↑江北駅は、かつては「肥前山口」駅を名乗っていて、長崎方面と佐世保方面へ向かう特急、急行列車が分割、併合を行なっていることで有名な駅で、東京からの寝台特急「さくら」や、大阪からの寝台特急「あかつき」もこの駅で分割、併合を行なっていました。

↑江北駅を発車します。

ホームに「Choo Choo 西九州 TRAIN」が停車しているのが見えます。

EXILEのTAKAHIROさんがデザインし、小学生の皆さんがペイントして誕生した列車です。

↑江北駅を出てすぐ、国道34号線とアンダークロスします。



↑この後、左手車窓に長崎本線が徐々に逸れていくのが見えます。

↑右手にコンビニ(ミニストップ)が見える辺りで、江北町から大町町に入ります。

↑この後、右手車窓の田んぼの向こうにディスカウントストア、トライアルが見えます。

その前を走る道路は先ほど江北駅付近で佐世保線と長崎本線を跨いだ国道34号線。

国道34号線はほぼ佐世保線と並行していきます。

↑大町駅手前。

ここから高橋駅まで複線区間となります。

↑大町駅

 【累計5.1km、前駅(江北)から5.1km】

(通過)島式ホーム1面2線の駅です。

無人駅です。

↑大町〜北方間。

この川を渡った辺りで武雄市に入ります。

↑北方駅

累計7.4km、前駅(大町)から2.3km

(通過) 相対式ホーム2面2線の駅です。

無人駅です。

【同名駅情報】

こちらが北方(佐賀県)

他に・・・

北方(福岡県)・・・北九州市小倉南区の北九州高速鉄道(北九州モノレール)の駅

※乗換案内を使用の際は注意

↑北方〜高橋間。

長崎自動車道とアンダークロスします。

↑そして、長崎自動車道とアンダークロスした後、別の道とアンダークロスします。

こちらは国道34号線(武雄バイパス)。

高橋

累計11.4km、前駅(北方)から4.0km

(通過) 相対式ホーム2面2線の駅。
自動券売機有の無人駅です。

この駅から再び単線となります。

リレーかもめを含む特急は、高橋駅通過時点で、武雄温泉駅到着のアナウンスが入ります。

↑高橋駅を通過して少し進み、この辺りで武雄温泉駅の高架に入ります。

↑武雄温泉手前の車窓左手。

西九州新幹線の高架の端が見えてきました。

↑高架から武雄市街を見、武雄温泉駅に入ります。(車窓右手)

↑こちらは車窓左手。

まだ線路が敷かれていない西九州新幹線と並行します。

    ↑武雄温泉駅

 【累計13.7km、前駅(高橋)から2.3km】

(列車終点、降車)上の画像は本来の駅名標です。

在来線側は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、新幹線ホームは在来線と共用の島式ホーム1面1線と単式1面1線の、計4面5線のホームを持つ高架駅です。

↑武雄温泉駅1番線ホーム。

↑武雄温泉駅2、10番(旧3番)ホーム。

10番ホームは柵が設けられ、在来線改札側からリレー特急へ乗降できない構造となっているので、新幹線・リレー特急と在来線の乗り換えには注意を要さねばなりません。

在来線側は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線構造となっています。

新幹線側は単式ホーム1面1線ですが、在来線と共用する島式ホームとなっています。

新幹線と共用する在来線の1線は、在来線側の島式ホームの片側と同じ線となっています。

西九州新幹線の暫定的な起点駅です。

言うまでもなく、JR九州の直営駅(有人)です。

↑こちらも武雄温泉駅の駅名標。

本来のたかはし/ながおではなく、こうほく/ありたとなっています。

特急用の駅名標だと思われます。

駅名標の向こうに西九州新幹線のかもめ号が停車中です。

(新幹線が停車中のホームが11番、手前は10番ホーム)

↑武雄温泉駅舎。

西九州新幹線の起点駅らしい堂々とした駅舎です。

↑こちらは在来線側から見た駅舎。

どちらから見ても、堂々としています。

↑武雄温泉駅は新幹線・リレー特急のりばと在来線のりばは別になっています。

しかし、堂々とした駅舎とは裏腹に・・・

交通系ICカードは使えません・・・

(※追記1023.8.29:2024年度に佐賀〜江北間及び佐世保線全線で利用区間拡大になるのに伴い、利用可能となる予定)


ご覧いただき、ありがとうございました。

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