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【乗車:2022.4.13】

(2023.9.9更新)

前回の瀬高〜荒尾間の続きです。

今回紹介する鹿児島本線のこの区間は、かつては特急、急行列車が行き交っていましたが、九州新幹線が鹿児島まで開通した現在では、主に2両編成のワンマン普通列車が走る長閑な路線となっております。

瀬高駅から八代行に乗り、まずは松橋駅を目指します!!

今回は荒尾〜熊本間の紹介です。

    ↑荒尾駅【JB28

【起点(門司港)から151.6km

熊本県荒尾市の代表駅で、鹿児島本線で熊本県に入って最初の駅で、熊本県最北端の駅です。

島式ホーム2面4線と、多数の留置線を有しています。

小倉、博多方面からのほとんどの列車は、この駅で折り返します。

荒尾駅で折り返す以外の列車は、八代始発の博多行、熊本始発の門司港行(2022.9.23のダイヤ改正で登場)があります。

鹿児島本線で駅ナンバリング設定駅はこの荒尾駅が最後で、次の南荒尾駅からは駅ナンバリングは付与されておりません。

↑荒尾駅を発車します。

歴史的建造物かと思ったら・・・「すたみな太郎」でした・・・w

↑荒尾市の市街地。

静かな市街地という印象です。

     ↑南荒尾駅

累計154.8km、前駅(荒尾)から3.2km】

相対式ホーム2面2線を有しています。

簡易駅舎を有する無人駅ですが、近距離きっぷの自動券売機が設置されており、また、隣の荒尾駅から駅員が派遣され、特別改札を実施することがあります。

ラムサール条約湿地 荒尾干潟駅」の愛称がついています。


↑南荒尾〜長洲間。

田園風景に人家が点在する長閑な雰囲気です。

      ↑長洲駅

累計159.4km、前駅(南荒尾)から4.6km】

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有し、橋上駅舎を持つ駅です。九州金魚すくい選手権大会をアピールする大きな金魚のオブジェがそれぞれのホームに1台ずつ設置されています。

かつては特急「有明」の発着駅でした。

2018年のダイヤ改正で長洲発着から大牟田発着に変更されました。

九州新幹線が開業後の現在は特急「有明」自体も廃止されました。

↑長洲~大野下間。

田園風景の向こうに、門型クレーンが見えます。

造船工場であるジャパン・マリン・ユナイテッド有明事業所です。

     ↑大野下駅

累計164.1km、前駅(長洲)から4.7km】

「おおのしも」と読みます。

相対式ホーム2面2線を有する駅で、簡易委託駅です。

       ↑玉名駅

累計168.6km、前駅(大野下)から4.5km】

熊本県玉名市の代表駅で、新幹線開通までは特急「リレーつばめ」「有明」が停車していました。

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線の構造です。

僅かですが、当駅を発着する熊本方面の列車があります。

一方、九州新幹線の新玉名駅は、玉名駅から北東へ3.6km、車で9分です。

↑玉名~肥後伊倉間。

玉名川を渡ります。

↑玉名川を渡った後、桃田第一トンネルを通り・・・

↑桃田第二トンネルも通ります。

↑トンネルを出た後は山の中を行きます。

↑開けたところに出てから、肥後伊倉駅に着きます。

      ↑肥後伊倉駅

累計172.8km、前駅(玉名)から4.2km】

相対式ホーム2面2線を有する駅で、簡易委託駅です。

↑肥後伊倉〜木葉間。

九州新幹線とアンダークロスします。

画像左奥が新玉名駅方向です。

      ↑木葉駅

累計176.7km、前駅(肥後伊倉)から3.9km】

玉名市の隣、玉名郡玉東町唯一の駅です。

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有しています。

九州新幹線開業前は、普通列車が特急を待避することがありました。

     ↑田原坂駅

累計180.2km、前駅(木葉)から3.5km】

対向式ホーム2面2線の駅で、無人駅です。

熊本市に入って最初の駅です。

近くに西南の役古戦場があります。

周辺は山に囲まれ、田畑や果樹園が広がっています。

熊本市内とは思えないほど静かな所です。

↑田原坂~植木間。

徐々に山中に入っていき・・・

↑上下別線となり・・・

↑田原坂トンネルに入ります。

↑トンネルを抜け、別線となっていた上下線が寄り添います。

そこからしばらく行けば、植木駅に到着します。

     ↑植木駅

累計184.6km、前駅(田原坂)から4.4km】

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線構造となっている駅です。

2015年から無人駅になりましたが、約1年後に簡易委託駅となりました。

↑植木〜西里間。

徐々に辺りが開けていきます。

      ↑西里駅

累計188.8km、前駅(植木)から4.2km】

対向式ホーム2面2線で、自動券売機有の無人駅です。

この辺りから、町らしくなっていきます。

    ↑崇城大学前駅

累計191.7km、前駅(西里)から2.9km】

相対式ホーム2面2線の駅で、業務委託駅です。駅名の通り、近くに崇城大学があり、学生向けのアパートも多く存在します。

↑崇城大学前~上熊本間。

この辺りも、学生向けの住宅が多くあります。

この辺りから高架に入ります。

高架は西熊本駅の先まで続きます。


↑反対側は九州新幹線が寄り添い、並行していきます。

↑上熊本駅が近くになるにつれ、団地等の高層住宅が目立つようになってきました。

      ↑上熊本駅

累計193.3km、前駅(崇城大学前)から1.6km】

島式ホーム1面2線を持つ高架駅です。

熊本電鉄と熊本市交通局(路面電車)と乗り換えができます。

↑上熊本〜熊本間。

上熊本駅を出て、市電(熊本市交通局)の車庫を左手下方に見ます。

高層マンションも結構目につきます。

↑熊本駅が近いという感じの風景になってきました。


      ↑熊本駅

累計197.9km、前駅(上熊本)から1.3km】

熊本市と熊本県の代表駅で、九州新幹線駅と併設する駅です。

在来線側は島式ホームに、それぞれ切欠きホームが設けられた2面6線となっている高架駅です。

豊肥本線(熊本~大分)の起点駅です。

また、三角線(あまくさみすみ線)の列車はこの駅から発着しており、観光特急「A列車で行こう」の発着駅でもあります。

肥薩線の特急「いさぶろう・しんぺい」「くまがわ」の発着駅でもありましたが、2020(令和2)年の豪雨災害により、現在は運転されていません。

次の熊本〜松橋間に続きます。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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