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(2024.7.24更新)
【乗車:2022.2.27】
前回の採銅所〜田川後藤寺間の続きです。
↑田川後藤寺駅
【JI14】/【JJ06】
【起点(城野)から30.0km】
田川後藤寺駅は、田川市の代表駅で、日田彦山線から後藤寺線が合流し、平成筑豊鉄道糸田線の終点駅でもあります。
JR直営の有人駅ですが、交通系ICカードは利用できません。
国鉄時代は「後藤寺」駅で、山陰本線浜田駅(島根県)から美祢線と日田彦山線を経由して、久大本線天ヶ瀬駅へ向かう急行「あきよし」が停車していました。
1982(昭和57)年に現在の「田川後藤寺」に改称されました。
2017年の九州北部豪雨の災害で不通になる前は、ここ田川後藤寺駅を始発駅とし、夜明駅から久大本線に入り、大分駅まで行く普通列車がありました。
また、新飯塚駅からこの駅まで後藤寺線を通り、彦山駅へ行く列車もありました。(水害以後廃止)
尚、小倉駅から続いていた日田彦山線の駅ナンバリング(JI〇〇)の設定はこの駅で最後です。(小倉〜城野間は日豊本線)
ここ田川後藤寺駅から先を目指します。
↑小倉駅から来た添田行に乗車します。
↑田川後藤寺駅を発車。
田川市の中心らしい風景です。
↑田川市街地を南進します。
↑市街地とはいえ、田畑がちらほら見えてくるようになってきました。
↑この踏切辺りで田川郡川崎町に入ります。
↑池尻駅
【累計32.2km、前駅(田川後藤寺)から2.2km】
ここから田川郡川崎町の駅です。
島式ホーム1面2線を有し、列車交換(行き違い)が可能な無人駅です。
この駅から先は駅ナンバリングはありません。
↑池尻〜豊前川崎間。
国道322号田川バイパスとアンダークロスします。
↑ここまで来たら、田畑が広がるようになってきました。
↑豊前川崎駅手前。
手前の線路は旧上山田線の線路だと思われます。
↑豊前川崎駅
【累計34.7km、前駅(池尻)から2.5km】
田川郡川崎町の代表駅です。
単式ホーム1面1線を有する駅で、簡易委託駅です。6:55~17:35は有人で、きっぷうりばが設置されています。
かつては国鉄上山田線が飯塚駅から旧山田市(現嘉麻市)駅を経由してこの駅まで来ていました。
1988(昭和63)年に廃止されました。
↑この辺りから添田町に入ります。
田川郡大任町(鉄道なしの町)との境界の近り、掠めるように行きます。
田川郡大任町といえば、あのバイきんぐの小峠英二さんの出身地であります。
↑豊前川崎〜西添田間。
真木トンネル(?)に入ります。↑トンネルを抜けたところ。
↑それからしばらく行ったところの車窓左手。遠くに英彦山(ひこさん)を臨みます(?)。
↑西添田駅
【累計38.3km、前駅(豊前川崎)から3.6km】
単式ホーム1面1線の無人駅です。
かつては島式ホーム1面2線の駅でした。
↑西添田駅の駅舎。
無人駅とはいえ、駅舎は健在です。
↑西添田~添田間。
彦山川を渡ります。
↑添田駅手前。
田んぼの向こうに添田町の市街を臨みます。
↑添田駅
【累計39.5km、前駅(西添田)から1.2km】
島式ホーム1面2線の無人駅です。
昔は国鉄添田線が分岐(終点駅)していましたが、1985(昭和60)年に廃止されました。
↑添田駅から日田方を臨みます。
添田駅から先は、2017年の九州北部豪雨により、甚大な被害を受け、バス代行輸送が行われていました。(来訪当時)
ここから先の線路は赤く錆びております。
↑そして、2023年8月28日に、添田〜日田間は九州初のBRT、「ひこぼしライン」として開通し、鉄道車両での運行はなくなり、交通系ICカードを利用しての大回り乗車もできなくなってしまいました・・・
添田駅から先、夜明駅までの各駅は鉄道時代のを紹介します。
歓遊舎ひこさん駅
【累計41.6km、前駅(添田)から2.1km】
道の駅「歓遊舎ひこさん」の脇にあった単式ホーム1面1線の無人駅でした。
2008(平成20)年に開業したものの、2017(平成29)年の九州北部豪雨による被災で、10年と経たぬうちに休止となってしまいました。
豊前桝田駅
【累計41.6km、前駅(歓遊舎ひこさん)から2.1km】
単式ホーム1面1線の無人駅でした。
彦山駅
【累計47.2km、前駅(豊前桝田)から4.0km】
単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線、計2面3線の自動券売機有の無人駅でした。
この駅で折り返す列車もありました。
近くにある英彦山へ行く人で賑わっていた時期もありました。
尚、現在駅舎は解体され、ありません。
↑彦山〜筑前岩屋間。
釈迦岳トンネル(4,379m)を潜ります。
筑前岩屋方入口。(5年ほど前に撮影)
↑筑前岩屋駅
【累計55.1km、前駅(彦山)から7.9km】
(画像は5年ほど前に撮影したもの)
旧島式ホームの単式ホーム1面1線の無人駅で、釈迦岳トンネルを出てすぐのところにありました。
この駅から朝倉郡東峰村です。
また、駅周辺は、九州北部豪雨で大きな被害を受けた場所です。
↑かつての筑前岩屋〜大行司間の栗木野橋梁を行く列車。
このような橋梁がたくさんありました。
しかし、この辺りも豪雨で被害を受けました。
大行司駅
【累計59.3km、前駅(筑前岩屋)から4.2km】
対向式ホーム2面2線を有する無人駅。
宝珠山駅
【累計61.3km、前駅(大行司)から2.0km】
対向式ホーム2面2線を有する無人駅。
ホーム内に福岡県と大分県の県境が跨っており、境界線には地元の特産品である小石原焼製の陶板が埋め込まれていました。
ホームの1/3が大分県、あとの残りが福岡県になっていました。
大鶴駅
【累計62.9km、前駅(宝珠山)から1.6km】
対向式ホーム2面2線を有する無人駅でした。
今山駅
【累計65.4km、前駅(大鶴)から2.5km】
単式ホーム1面1線の無人駅でした。
起点の城野駅を含む福岡近郊区間の末端駅です。
↑夜明駅
【累計68.7km、前駅(今山)から3.3km】
(↑上の画像は5年ほど前に撮影)
単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線の無人駅で、久大本線と合流する駅(日田彦山線終点駅)でした。
久大本線側の駅名標の右に、「田川後藤寺・小倉方面のりかえ」と書かれた駅名標が立っていました。
小倉・田川後藤寺方面からの日田彦山線列車は、次の光岡(てるおか)駅を経て、日田駅まで行っていました。
駅舎に面する単式ホームが1番線、島式ホームは2、3番線となっており、日田彦山線は3番線を使用していました。
3番線は豪雨による長期不通によりフェンスが張られ、廃止されました。
昔走っていた急行「あきよし」はここから久大本線に入り、天ヶ瀬駅に向かっていました。
ブログ紹介上では完乗しました。
(実際には2017年1月に完乗)
ご覧いただき、ありがとうございました。