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       【⠀乗車:2021.12.26】

         (2024.6.30更新)


JR筑豊本線直方〜桂川間の続きです。

 ↑桂川駅【JC11/【JG01

【起点(若松)から45.3km】

「けいせん」と読みます。

「かつらがわ」ではありません。

篠栗線との分岐駅(起点駅)です。

折尾駅からの「福北ゆたか線」は篠栗線に入り、ここから先の筑豊本線は「原田(はるだ)線」となり、単線非電化となります。

桂川駅までの筑豊本線は、交通系ICカードは使えますが、原田線の全駅(原田除く)では使えません。

しかし、交通系ICカードが使える駅同士の行き来で、原田線を経由することはできます。

原田線を含む筑豊本線は国鉄時代は、本州方面から熊本、長崎方面への優等列車(寝台特急「あかつき」等)が通り、若松〜原田間の直通普通列車も走っていました。

現在は桂川~原田間を1両の単行DCが細々と走っているのみです。

尚、原田線の駅ナンバリングは「JG○○」となっております。

直方方面から来て、原田線に乗り換えます。

雪が舞うほど寒い中、待合室が無い状況で40分ほど待たねばなりません・・・(辛っ)

ちなみに駅の時刻表は・・・

なんと9本/日!!(乗り鉄した2021.12.26は休日ダイヤです)

平日は8本/日・・・

福岡近郊エリアなのに・・・

一方、福北ゆたか線(篠栗線)は日中4、5本/時です。

福岡県、そして九州の要である福岡市へ近く、速く行けることで篠栗線は優遇されているのがわかります

↑こちらが今回原田線で乗車する、1両のキハ40系です。

↑桂川駅を発車。

駅構内に「豆大福」ののぼりを掲げているお店を発見しました。

桂川の名物でしょうか・・・?

↑福北ゆたか線こと、篠栗線が筑豊本線から離れていきます。

篠栗線は単線ですが、電化されております。

↑桂川~上穂波間。長閑な山村の風景になってきました。

     ↑上穂波駅【JG02

累計48.1km、前駅(桂川)から2.8km】

単式ホーム1面1線の無人駅です。

かつては相対式ホーム2面2線で、1964年前後には当駅始発終着の列車が運行されていました。

右手にホーム跡が見えます。

    ↑筑前内野駅【JG03

累計51.2km、前駅(上穂波)から3.1km】

こちらも単式ホーム1面1線の無人駅です。

上穂波駅と同じく、かつては相対式ホーム2面2線で、1964年前後には当駅始発・終着の列車が運行されていました。

山間(やまあい)にあるだけあって、雪も結構降っていました。(積もってはいませんが・・・)

↑筑前内野〜筑前山家間。

駅間距離は10km超あります。

左手に国道200号線が見えてきました。

国道200号線は、北九州市八幡西区から筑豊地方を経由して筑紫野市に至る国道で、交通量が多く、渋滞しやすい福岡市を避けて行く車、特にトラックが多く通ります。

↑この辺りは登り勾配もあり、列車は速度を出せず、国道200号を行くトラックにあっさり抜かれます・・・

↑そしてこの辺りで国道200号から離れ、山中に入っていきます。

↑ここで国道200号とアンダークロスします。但し、こちらは旧道のほうです。

手前で旧道と冷水トンネルを抜ける旧有料の道路と分かれます。

↑こちらで元有料の国道200号とアンダークロスします。

↑冷水トンネル手前の信号の横を通ります。

この列車が通過したのでになりました。

↑左手に冷水峠を越える国道200号を見てからの・・・


冷水(ひやみず)トンネル(3,286m)に突入です!!

トンネルに入るや否や、「ゴァァァーッ!」という轟音が聞こえます。出入口辺りをはじめ、トンネル内では時折聞こえます。今は不通の日田彦山線の釈迦岳トンネルでもこんな音が聞こえたのを思い出します。

↑こちらが長いトンネル内特有の照明です。照明は進行方向右手に見えます。

↑ここで冷水トンネルを抜け、飯塚市から筑紫野市に入りました。

↑左手にちらっと見える道路が「冷水道路」と呼ばれる旧有料の道です。

↑少し行ったところで再びトンネルにIN!

「浦ノ下トンネル」で、先ほどの冷水トンネルほど長くはありません。

↑再び山中を突き進みます。下り勾配で快調に速度を上げております。

↑筑前山家駅が近くなったでしょうか、住宅が多く見受けられるようになってきました。


↑筑前山家駅手前。

進行方向右手に西鉄の路面電車と西鉄バスが静態保存されているのが見えます。


↑筑前山家駅【JG04

累計61.4km、前駅(筑前内野)から10.2km】

「ちくぜんやまえ」と読みます。

筑前山家駅も単式ホーム1面1線の無人駅です。

ここもかつては相対式ホーム2面2線構造でした。

↑左手に廃ホームが見えます。

↑筑前山家~原田間。

筑前山家駅を出てしばらく行くと福岡県道112号線を跨ぎます。

筑紫野市〜朝倉市のメインルートで、上の画像にある西鉄バスは西鉄朝倉街道(あさくらがいどう)駅と朝倉市の中心部である甘木とを結んでいます。

画像にありませんが、進行方向左手に、ホテルAZがあり、この辺りは少々栄えています。

その辺りのみ、筑紫野市ではなく、朝倉郡筑前町です。

↑再び筑紫野市に入り、更にしばらく行けば、宝満川を渡ります。

この宝満川を上流に行けば、「鬼滅の刃」の聖地で有名な宝満宮竈門神社の近くに行けます。(そちらは筑紫野市ではなく、太宰府市)

↑西鉄天神大牟田線(桜台〜筑紫間)をオーバークロスします。

↑旧国道3号線を跨ぎます。

モスバーガーの前を通る道です。

↑次に、「筑紫野バイパス」と呼ばれる現国道3号線を跨ぎます。

↑今度は福岡県道582号線を跨ぎます。

この辺りは道路跨ぐ→薮抜ける→道路跨ぐ→薮抜けるを繰り返す上、国道と県道の区別がつかない道が多く、どれが国道3号線なのかが判りづらいです・・・

↑県道582号線を跨いだ先の薮を抜けたら・・・

↑やっと鹿児島本線が見えてきました!博多方面に向かう817系が見えます。

↑原田駅構内に入り・・・

   ↑原田駅【JG05

累計66.1km、前駅(筑前山家)から4.7km】

原田線、そして筑豊本線の終点駅です。

ちなみに、鹿児島本線の駅ナンバリングはJB10です。

【同名駅情報】

こちらが原田(福岡県)

他に・・・

原田(静岡県)・・・静岡県掛川市の天竜浜名湖鉄道(天浜線)の駅

こちらは「はらだ」と読みます。

※乗換案内を使用の際は注意

2021年10月10日、若松駅からの筑豊本線を完全走破しました!!


ご覧いただき、ありがとうございました。

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