60歳で新入社員となり3か月が過ぎた。
入社したベンチャー企業は、実は保険代理店を生業にしている。
今まで僕は、50代の時にはFPとして独立を視野に入れ、会社勤めをしつつ保険商品を売らない独立FPになるべく準備を進めてきたつもりだった。
その間、多くの場所で先人のFPや成功しているとされるFPの話を聞き、様々な勉強会にも参加した。
そして思った。
「独立FPって、胡散臭い!」
である。理由は以下の通り。
・そもそもFP業だけで成り立っている人が意外に少ない?「正直これだけじゃ食えない」とほのめかしている人もいる。
(でもやっていけてるのは収入が他にあるのか?もしくは配偶者に安定収入があるのか?そこは誰も口に出さない、触れない)
・勉強会や執筆で目立っているFPは、士業(税理士、社労士、行政書士、社会福祉士など)を本業としている人が多い。要はFP業はセカンド資格であって守備範囲を広げているだけ。例えば年金制度を語るFPはほぼ社労士。じゃあFPじゃなくていいじゃん!と思う。
・保険を売らないことをことさらに主張する、保険販売業を蔑視している人が多い。
・FP提案事例やコラム記事を読むと、「そんなん当たり前じゃん」というレベルの内容が目立つ。これで相談料を何万円も十何万円も取れるのか??
★例えば改善提案でよく語っていること。
(60歳から5年間、働いて毎月5万円の収入を得ましょう!→簡単に言うな!)
(毎月の支出を3万円減らしましょう!→簡単に言うな!)
(〇年間、毎月〇万円を積み立てて〇%で運用すれば、、、〇〇〇万円になります→計算すればだれでもわかるわ!)
という算数レベルの助言。
一方、僕がベンチャー保険代理店に入社して感じていること。
・FP資格自体に重要性を感じていないが、FPの考え方をベースにしたアプローチ、コンサルティング販売を実践している。
・保険提案にあたり顧客に役立つ保険の機能、商品特性を細部にわたり徹底的に研究している。
(僕の知る限りFPが集まる勉強会のレベルをはるかに超えている)
・独立系FPを意識していない。(特に関心がない)
・顧客への問題解決提案手段がほぼ保険商品しかない。
どちらがいいというのではなく、それぞれが誇りを持って日々研鑽していることには敬意を表する。
独立FPにしても保険販売員にしても食べていくのには大変な努力とセンスが要ると思う。
ただどちらが他を意識しているかと言えば、間違いなく独立FPのほうだと思う。
「我々は保険屋とは違う」と(さりげなく)主張している。
でも独立FPが決定的にできないこと、それは保険を語っても「保険の問題解決」には至らない、できない。だって商品を提供できないから。(「あとは〇〇の代理店やネットでご自身で商品を研究して購入してください」・・・としか言えないはず)
まあでも、独立FPの提案書とか見たことないから、とてつもなくクオリティが高いのかもしれない。保険商品の提案なんて必要ないくらい、もっと核心的なまたは大局的な視点からのコンサルティングなのかもしれない。そうであれば凄いこと。
以前も少し触れた内容ですが、今回は僕の立ち位置が違うところからの、より突っ込んだ発言です。
言いたいことがありすぎて長くなりました。
なので、この辺で失礼します。