保険会社から銀行への出向制度がまもなく終焉を迎えるであろうという記事を以前書いた。
生命保険協会や大手生保はこぞって出向制度廃止、メガバンクも出向受け入れ廃止を発表している。
その波がとうとう僕個人にもやってきた。
久々に出向元の保険会社に呼ばれ、人事の女性との面談。
やや緊張感のある中で何の差し障りもない世間話をしたあと、
「当社も銀行出向は2026年3月末で全て終了しますが、当社には〇〇さんの今後のポジションはありません。」
(?????リストラ????)
人事「当社としては〇〇さんには引き続き△△銀行で勤務をしていただきたいと考えており、先方もそれを希望されております。つきましては3月末で当社を会社都合退職していただき△△銀行へ中途入行という形をとっていただきます。条件ですが、退職一時金に加え、当行と銀行との給与差額分3年相当の額を退職金に上乗せしてお支払いいたします。」
(ワーオ、えー?? なんかいいような悪いような・・・・)
人事「ここまで聞いて、どのように思いますか。」
僕「いえ、どのようにもなにも、へーそうなんだ、という感想です。」
(いきなり聞かれても頭が整理できず気の利いた回答ができない・・・)
少し冷静になっていろいろ思いを巡らせてみる。
僕は今60歳になったばかり。
今年から定年が65歳に延び、出向から戻ってもあと5年この会社で働けるな~、老後に向けて助かるな~と思っていた。
しかし甘かった、ここでよもやの早期退職勧告。出向先の△△銀行に今から入社だと恐らく給料は半分以下になる。差額を支給してくれるとはいえ、3年分。しかも勤続20年未満だから退職金から税金いっぱい引かれるなー。
僕「この会社に帰任するという選択肢はないということですか?」
人事「はい、その通りです。」
僕「我々(同志が20名以上いる)はこの会社の命を受けて銀行に出向して何年も働き、用が済んでいよいよ戻る、となったら、辞めてくれ、ということですか。まだまだ若いメンバーもいます。内部で働いている皆さんは65歳まで雇用が保証されているのに我々は出向組は即刻退職?例えば我々にどのような職場が提供できるのか、どのような役割を期待できるのか、とか検証もせず、また我々の希望も聞かず、一律に退職勧告なのですか。そういう考えの会社を人事のあなたはどう思いますか。」
と逆質問してみた。
人事「現在AIの普及も含め人材が過剰な状態の中、各部に打診したところ皆さんを受け入れる余地はないという結論にいたりました。」
これって、出向制度廃止をいいことに中高年をまとめてリストラするいいきっかけにしただけじゃん!と僕は思った。何のための定年延長だったのか?この会社、外資系だし過去にもリストラしてる。やっぱり冷たい会社なんだ。あー、人生初の「あなた要らない」宣告。もう歳だししょうがないけど。
なんかだんだん腹立たしくなってきた。
さーてどうしよう。
このまま銀行にお世話になれば5年くらいは雇ってくれると思うけど、ちょっと面倒くさいという気持ちもある。思い切って銀行にもいかずにいったん無職になるっていう選択もある。老後の資金計画も見直してよく考えないとな。キャッシュフロー表作り直そう!
続く・・・