SNSで、偏った情報提供されたという産後の女性のつぶやきをみると、
返信せずにはいられなくてですね。
今日もスレッズで思わずコメントをしたわけですが、
いつも言われていることとして、
私たち助産師(だけではなく、資格を持った専門家)か発する情報って、知的財産なんですよ。
だから、むやみやたらに無料や、安い対価でそれを簡単に出してはいけないものです。
分かっているけどね、なんかね。
スレッズでの話を簡単に書くと、
1か月健診で体重増加不良と言われ、もっと人工乳を補足するように言われた。
しかし自分は母乳を頑張りたい。
頻回直母で赤ちゃんの胃が大きくならないから体重が増えないんだといわれた。
とのこと。
こんな話、もう私としては、ええええ・・・とおもって、コメントせずにはいられんのんですよね…
出しゃばりだもんで。
まずですね。
前提として、
やはり、授乳している人がどうしたいかがとても大事。
それを無視して、体重増加不良=ミルクの補足
は、医療者として怠慢ですはっきり言って。
(こんなことはコメントしてないですよ)
コメントとしては、
本来なら実際に授乳を見てもらったほうがもっと的確な提案ができると思われる、
「ラクテーションコンサルタント」の資格を持った人を頼ることをお勧めする。
とお伝えしました。
手っ取り早いのは、出産した病院の母乳外来を受診することなんですが、
その方の返信だと、その病院は母乳育児支援にあまり熱心ではないそうで(それもどうなのよ)。
しかも、追加の情報を聞いてみたら、多分別に体重増加不良じゃなさそうですしね。。。。
1日体重増加量30gって普通やん。。。
排泄も問題ない回数出ているとのこと。
頻回直母なのは、もしかしたら1回の飲みとり量が多くない分数でかせぐタイプの赤ちゃんなのかもですよね。
その辺は実際に授乳の様子を見てみないとわからない(なのでそこまではコメントしていません)。
そもそも分泌が少ないのか、分泌は十分なのに飲みとりが効果的でないのか、
このどちらかによって、支援者のアプローチも違ってきます。
私も偉そうなこと言って、アーもう少しこうすればよかった、ああ伝えればよかったと思うことがたくさんありますけどね。
だから勉強するんですよ。
昨日アマゾンで日本助産師会が出している新しい乳腺炎のガイドラインを買いましたよ(明日届く)。
ふと思いますが、小児科に授乳相談外来、みたいなの作ったら需要あるかなー。
京都市の小児科の先生たち、お待ちしております(笑)