中華そばカドヤ総本店 西長堀 | 鉄麺師の都会の田舎者日記

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鉄道と麺類をこよなく愛する教師のよもやま日記

 大阪に来ると、会津屋のたこ焼きか姫路のえきそばなどをいつも食べているので、ラーメン好きなら一度は大阪の人気店に行ってみたいと思っているのですが、いかんせん情報不足で、どこに行っていいのか分かりません。

 とりあえず、ラーメンデータベースで色々と調べてみました。評価の高い所をいくつか見てみると、何故かこのカドヤ食堂の名前が出てきます。とりあえずはここに行ってみようと地下鉄で向かいました。

 新幹線の時間は決まっているので、会津屋も姫路のえきそばも後回しにして、開店70分前の9:50に店前に着いたら、何と6人先客がいます。敦賀の一力の比じゃないですね。すぐに列に並びました。

 開店まで1時間を切った頃、まだ3歳くらいの女の子を連れた家族連れが列につきました。よく見たら、赤ちゃんも抱っこしています。いくら親がラーメン好きとはいえ、少しかわいそうだなと思いました。

 開店50分前の10:10に店員さんが出てきて、注文を取り始めました。早く開店するかもしれません。この時点で並びは20人くらいになってました。中華そば(醤油)がメニューの筆頭ですが、私は塩そば(1300円)にしました。高いですねぇ。

 開店したのは定刻の35分前の10:25でした。もちろん1回転目です。店内はカウンター6席に4名テーブルが2つです。テーブルはアクリル板があって、2名でも使えるようになっています。卓上のトッピングメニューを見てみたら、他の店の全部のせに相当するのが何と1200円です。これを入れたら価格面ではイギリスに並びますね(笑)

 さて、着丼です。スープを一口飲んだ瞬間、あっ、これ旨いやつだと素直に思えるくらいの美味しさでした。魚介系と獣系が上手くマッチングしていて、スーッと入っていきます。私のラーメンスタイルはまずスープを味わってからは麺を最後まで一気に食べて、最後にチャーシューというパターンですが、ここのような美味しいスープの店は麺の途中で何度もレンゲを動かしてスープを味わってしまいます。今日もそんな風に食べました。コショウも少し振りましたが、そんなのなくても関係ありません。

 麺は極細麺で柔らかめでした。私の前に並んでいたピンの男性は相当なラーメンマニアのようで、メニューもしっかり撮影していました。それは私もしばしばやるので、何とも思わないのですが、着丼したら、(席は隣でした)様々な角度や縦、横で撮影し、さらに麺リフト(箸で麺を持ち上げた状態で撮影したやつ)も何枚も撮っていました。多分、食べる前に20枚くらい撮っていた筈です。作る側から見れば、早く食え!って言いたくなるんじゃないかなってくらい撮影してました。そんなことしてるうちに私は食べ終えてしまいました。スープまでほぼ完食です。美味しかったです。