黒番 柳時熏先生

 

 

 

【テーマ図】

この一局は相手の方が悪手を打ってから柳先生のペースになり、危なげなく勝ち切った戦いでした。ほとんど気になるところもなく、気になるところは全て解説してくださっているので、今回は序盤のこの図の変化を考えてみました。

「悪手はとがめて初めて悪手になる」ということを意識して勉強していきます。

 

解説ではAのオサエでしたが、AIはBのカケを示しました。

 

私だったらAかBかなと思い、この二つを調べました。

 

ハネには2とノゾきます。白が3とツナいだら、4と守るのが肝心なようです。

4では一路上でも良いです。

この図は白が一方的に逃げなければいけないので黒良しでしょう。

 

前図3でツナがずに、1とツケる手もあるようです。

ぱっと見て白は何をしたいのか分かりませんね。

 

なので、ツケではなく1とカカるのが自然なようです。2とキれば3に両ガカリ。

右下が大きく、やっぱり黒良しです。

 

1とケイマされたらどうでしょうか。

2とツメて、やっぱり4と右上を守ります。これを省くと前図の両ガカリになってしまって難しい競り合いになってしまいます。

攻める時は後の心配をなくす必要があるということですね。

5のトビには手抜いて良いそうです。右下は収まっているということでしょう。

 

低段のころは、三連星に侵入するのに白のこの手を使っていた気がします。

ブツカリでしっかりと戦えるようにしていきます。

 

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柳時熏先生の動画で学んだことをまとめています。よろしければご覧ください。

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