ライダーカップの勝利の鍵はタイガーにあり!
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おはようございます!今週はライダーカップ特集で記事を書いています。いよいよ明日
開幕しますが、米国優勝の鍵を握るのはタイガーウッズですね。
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クラブにこだわりのあるタイガーはこの1年間、試行錯誤して復活に向けて新しいクラ
ブなどテストしてきたようです。
その辺は大変興味があるので調べておきました。まずは今年の1月の記事でタイガーが
テイラーメイドのスタッフとクラブをテストする記事です。(原文と翻訳)
彼にとってボールがクラブを離れてソフトに飛んでいくイメージが一番大切で、「打っ
た後見上げた時にそこにボールがないと大きな問題となる。」と話しています。
実際にテーラーメイド社は、ナイキ時代にタイガーのアイアインを製作したキース・サ
バーバロ氏を招いて造らせたようです。プロタイプのボールの高さが少し高すぎたのを「
重心の位置を変更する」ことにより改善して満足いくデータが得られました。
タイガーは、ジュニア時代からクラブをほとんど変える事なく、ライ角を変える程度の
変更しかしてこなかったったようで、「完璧なセットを組むには、8-9セットを試して組
み直す」くらいにこだわりがあるようです。
好きなクラブの特徴として、「ブレードが長く、薄いソールで抜けが良く、スクエアな
トゥの形状のクラブ」とありますね。タイガーは、6アイアンで195ヤード、6600〜
6800回転(rpm)が目安と話しています。
※こういった数値が出るのは珍しい。日本語訳では省かれていたので原文から訳しています。
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ドライバーの試打では、ボールスピードは80.4m/s、スピン量は2200〜2400回転(rpm)ボールの打ち出し角度(Launch angle)は11〜13度,キャリーは314ヤード
にもなりました。
最初はM2、M4と試して、さらにツイストフェースの新しい460ccのM3もテストしまし
た。ロフトも「8.5度がアップライトすぎるよ」というので9.5度を調整してもまだしっ
くりこなかったようでした。
「自分に合ってるかどうかはワッグルすればわかる」ほどドライバーは見た目にこだわる
ようです。
なので、440ccで9度のM3をテストした結果322ydのキャリー、打ち出し角15度、
スピン量は2100回転(rpm)でようやく満足したようです。
90分で10球を打った後ウッズは「トラックマンのデータは満足いくものだけど、それ
にだませれてはいけない。コースに出て、低いスライスやドローは打てるか?風に乗せる
ことができるか?ドッグレッグのコーナに向かってチャレンジできるか?バンカーを越
えてるショットが打てるか?」などデータだけでなく実戦で使えるかが大事だと話して
います。
実際に昨年使用した3ウッドは、練習場では素晴らしかったのに、いざ試合で使うと
トゥが落ちすぎてうまく当たらず、当てようとすると先っぽで当たってテンプラが出てし
まったようです。「練習で見た目のいいボールを打つのではなく、」試合でゴルフショッ
トを打つのが大事なんだ。」とタイガーは話しています。
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彼の復活に関するデータを調べたのですが、特にクラブのトラックマンデータは公開さ
れていません。インタビューも数少ないものしかありませんが、教え子のKurikoに翻訳
してもらってので紹介します。
ライダーカップでタイガーがどんなプレーを見せるのか?今から楽しみです。ジュニアの
みんさんもクラブにはこだわって選んでいってください。
タイガーもジュニア時代はおこずかいを貯めて好きだったMizunoのアイアンを買ったよ
うです。簡単に新しいモデルに変えたしないようにね!
「トラックマンはプレーン、Dプレーン、アッタクアングルなど色んな数字を表示する。一年前の自分は全ての数字の意味は理解できてなかったけど今は全部理解してる。数字とボールフライト、スピンの関係を知った事によって色々と楽しい。トラックマンを使って、スイングを変えるのも面白い。」
「どういうショットを打ちたいかによって数字は変わるから、一年前の試合で5度ダウンブローで打っていたと言うことは低いカットを打とうとしてたのでしょう。ドローは2度アッパーに打ってたから7度の差があった。7度の差はかなり大きいので今はその幅を狭くしようとしてる。数字は全般的だし、原理的なのでそれを理解する必要はあると思う。」
「ショーンフォーリーのコーチングを受けてる人は理解して利用してる。数字を分かった上出来ることとできないことが分かる。一般的な人は理解しきれてないので、数字を理解してどうボールに影響するのかを知ってる人と話すのも楽しい。」
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