チャイナツアーの最新情報が入ってきました! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

チャイナツアーの最新情報が入ってきました!

アメーバ「ある程度作戦を立てていかないとお金が持たない?」

 皆さんこんにちは!いよいよシーズンが始まることもあって忙しい毎日
 です。特に昨年うまくいかなかった生徒との連絡をとるなどして今年の対
 策を考えたりしています。

 思い切って環境を変えるなどして気分転換も必要ですね。ちなみに教え子
 のKくんが米国ゴルフ留学から日本に戻ってきたのでチームはパワーアッ
 プ!鬼に金棒で心強い!

 さて、中国のツアーが始まって1ヶ月が過ぎて3試合を終えました。教え
 子の小斎平優和くん等が転戦しているので情報が入ってきています。
 3試合目でベスト10入りで順調ですね!



 小斎平くんはPGAツアーシリーズチャイナとチャイナツアーの2つの試合
 の年間シードを獲得しているので出ようと思えば1年間を通じて参戦でき
 ます。

 まずはチャイナツアーですが、出場選手枠144人と多いそうです。決勝ラ
 ウンドにも65人が進みます。PGAツアーチャイナシリーズは、132人の出
 場選手枠に対して決勝に行くのは60人です。

 両ツアーとも毎回、プロでもアマでも出場できるマンデー予選会が行われ
 、10人くらいはマンデーから本戦に出られます。例えば、重慶のマンデ
 ーは60人くらいだったようです。

 また、前の試合で20位以内の選手は翌週もトーナメントに出られます。
 どちらかというとチャイナツアーの方が空きが有るようですね。篠くん
 (優希)あたりのQスクールの順位でも全部出られるようです。





アメーバ「乗り換えのいい航空チケット代が意外と高いですね」

 だいたいどちらのツアーも2試合は続けて開催されるので、出場枠ギリギ
 リのカテゴリーの選手たちはマンデーにエントリーしておくようです。7日
 前に出られるかどうかの告知がされます。

 マンデーのエントリーフィーはツアーメンバーが500元、他は1000元で
 す。本戦のエントリーフィーは、235ドル〜260ドルですから3万円前
 後です。これでプレー代は含まれますので、高くはありませんね。

キャディーフィーは100元(1700円)/1日が相場で、優秀なキャディーに
 は一日300元払う場合もあるようです。でもチャイナツアーとか予選がセ
 ルフプレー?だったようで、この辺も大変さは覚悟して行った方がいいで
 しょう。

 ホテルはオフィシャルホテルの場合は、1日600元前後(1万円)、で
 も、 近くに5000円(1部屋2名)の部屋や1000円?で泊まれるホテル
 もあるとかです。慣れたら仲間内で情報は入ってくるでしょう。

 オフィシャルホテルなら試合ごとに空港やホテルまで送迎バスなどが準備
 されています。

 航空チケットは、乗り換えのいい便は高くて10万〜15万円、中国国内航空
 チケットなら、1万円〜4万円、これは超過料金のかからないゴルフバック
 や荷物代金込みの値段です。







アメーバ「日本のクラブメーカーやスポンサーは、日本国内の費用しかサポートしない」

 これで、ベスト5に入れば賞金は100万円、ベスト20で25万円くらいでし
 ょうか?小斎平くんは今月は110万円くらい賞金が入り黒字でした。笑

 経費が20万から25万かかって2週間の中国遠征で、少なくとも20位以内を
 キープしていかないと毎回40-50万円の赤字を食らうことになります。2
 ヶ月予選落ちで100万円の赤字です。厳しい・・・

レベル的にはトップの10人は、かなり上手いようですね。予選通過前後の
 選手はそうでもないようです。なので、カットラインはオーバーパーにな
 りますが、ギリギリでは賞金数万円で旅費の足しにはなりません。
 さらに優勝するのは、ビッグスコアが必要です。



 食事は流石に日本人には合わせてくれませんので、頑張ってなんとか食べ
 るレベルでしょう。

 年間で300-400万くらいは準備して行きたいものですが、実は、日本のク
 ラブメーカーやスポンサーは、日本国内の費用しかサポートしない契約も
 あるようです。

 なので中国国内でサポートする人や企業を探して転戦するのがベストです
 ね。(この世界で活躍するためには表に出てこない支援者は必ず必要と思
 った方がいいでしょう。)

 ですから、頑張って稼ぐのは大前提として、スポンサーを探しておかない
 と金欠で動けなくなってしまいますね。私たちも今の内から秋に優勝争い
 をすることを前提に?スポンサーは当たっておいて欲しい、と中国のマネ
 ージャーさんに聞いてもらっています。

 ということで、毎日ゴルフをやっていればツアーに出られると思いたいの
 ですが、まずは資金繰りをうまくできるスポンサーとのおつきあいのでき
 る実力と社交性を兼ね備えた選手がアジアではやっていけるでしょう。