K'S ISLAND の岩本肇コーチにインタビュー
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おはようございます!今朝は、河口湖の富士桜高原別荘地にてコラムを書いています。
毎年、バーベキューパーティーをやってもらっているのですが、昨日ここで、岩本肇
コーチに久しぶりに会いました。
彼には、3年前に中島啓太くんのスイングコーチをお願いしていて、今回の日本アマ
の直前にも、レッスンを受けにくるなどしていたようです。
この3年間、スイングコーチからみた中島くんの話や、ジュニアの話などを聞くことが
できたのでご紹介しますね!
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ーまずは、3年間付きってきている中島くんのスイングですが、今回の日本アマの前の
仕上がりは、どうだったのでしょうか?
岩「実は、あまり調子が良くなくて、それでもあの結果(2位)でしたからポテシャルの
高さは驚かされました。彼は、考えてがしっかりしていてできる、できないをはっきり
言いますね。教えているジュニアでもその辺の考え方は一番しっかり持っている子です。」
「それでも、やってみようか?とアドバイスすると彼は、よく”じゃあ、ヒントをください”
と言います。何か試してみるきっかけやキーワードを求めてきます。そういうことを
行ってくる生徒さんは、少ないですね。」
と、普段のレッスンでのやり取りを話してくれました。写真は、昨年の日本オープン
会場での岩本肇コーチのコーチングの様子です。
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岩「中島くんは、いま練習うしていることをすぐに試合でやろうとはしません。練習
は練習としてやっていて、試合とは別という考え方です。」
「でも、レッスンでドローボールを打っていたかと思ったら、試合では、1ホール目で
フェードが出たので、全部フェードで打ちました。なってことも言ってきますね。
あくまでも、感性を大切にしているようです。」
「今は、スティンガーなど低いボールを練習しているようです。手首の使い方とか、かなり
独特なので、『やめにしたら?笑』とかいうのですが、本人、自分の考えがあって使って
いるようですよ。」
と、最近、得意にしているショットについても話してくれました。
私たちは、スイングコーチを任せた時点で、その辺のメカニカルな部分は全て岩本肇
コーチにお願いしています。中島くんの親御さんたちも一切口を挟まず、二人に任せる
方針でやっています。その辺のところを聞いてみました。
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岩「はい、レッスンの方針に口を挟んでくる親御さんもいますね。自分の子のレベルは
もっと高いはずで、成績が出ないのはなぜかわからない?とか、スイングのやり方を
もっと変えて欲しいとかあります。」
「では、ご自分でやるの時かというと、なんとかお願いしますというジュニアの親御さん
はいます。」
「また、他にも色々教わりに行ってしまって、他ではこう言われた?と比較を始めて、逆に
ジュニアがどれをやったらいいのか?混乱してしまっているケースもあります。そうなると
教える方も教わる方も上達が難しいですね。」
と話してくれました。
私たちは、ナショナルチームやコーチに預けた時点で、口を挟まない方針をとっています
が、コーチの方もその方がやりすいでしょう。
教わる側のコツとして、「コーチの言うことを100%やろうとせず、20%くらいをしっか
り自分で理解して、今の自分のスキルを110%−120%と上げていく方がいい」と思い
ます。
「できるできないとはっきり自分の意見を言ったり、ヒントをもらって、しっかりと消化
していくことが大事ですね。預ける方もコーチを信頼してお願いした方がお互いいい結果
が出る」でしょう。
スイングコーチやフィッティングコーチ、トレーニング&コンディショニングコーチ、
メンタルコーチなど、その道の専門家とうまく連絡を取り合って選手育成をしていく
方が、今の時代にあっていると思います。
この3年間で、中島くんを2度の日本アマ2位に導いた岩本肇コーチの手腕には、心から
感謝したいですね。機会があれば、一度AJGAのキャンプにゲストコーチで来てもらう
予定です。
※写真は2015年当時の2人のレッスンの様子です。