「デビューから29練連勝は30年ぶりの快挙!30連勝なるか?」
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連日テレビで活躍が報道されている14歳の藤井聡太四段ですが、ゴルフで言えば
ジュニア世代の中学生がプロトーナメントで連日60台をマークしてシードプロを次々
と打ち破るくらいの活躍ですね。
そこで「なぜ四段なの?』「そう言えば将棋のプロってどうやってなるなの?」とか疑問
に思って将棋の世界のプロ入りについて調べてみました。
まずは、将棋の世界のプロ入りの条件からです。将棋の世界では、アマチュアで強いと
プロからの推薦をもらってプロ転向するケースもあるようですが、多くのアマチュアは
「新進棋士奨励会」に入ります。ゴルフでいう「プロテスト」です。
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※三段リーグ時代のドキュメンタリーはこちら↓(開幕戦は1勝1敗だったとか・・)
【将棋】 藤井聡太四段 ドキュメンタリー番組 三段リーグ~プロ棋士になるまで
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この「奨励会」には23歳までに初段、26歳までに四段に昇格しない場合は除名という厳
しい規則があります。将棋の世界でいうプロとは四段以上の段位を持つプロをいうのです。
「四段になること=奨励会(プロテスト)合格」なのですが、その前には年に2回だけ開催
される「三段リーグ」という厳しいリーグ戦が立ちはだかり、そこで上位2名だけが四段に
昇進できる仕組みになっています。
三段リーグで5年以上止まるケースも多いらしく、26歳をすぎると勝ち越せば29歳まで
在籍を延長できるようです。そこまで将棋の世界でプロになるのは厳しい。
彼は、この三段リーグを29人で半年かけて18戦をなんと最初の1期目で13勝5敗の好成績を
挙げて史上最年少の14歳2ヶ月で突破!(それまでの記録は加藤一二三九段の14歳7ヶ
月)しプロ入り(四段昇格)したのです。中学生でプロになったのは彼で5人目の快挙なの
だそうです。
しかもデビュー戦は、年齢62歳差のその加藤一二三九段だったので盛り上がったのですね。
さらにそこから29連勝!は、まさに前人未到の記録となっています。
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そんな彼の強さの秘訣を、いろいろな専門家が研究していますが、まずは詰め将棋の読みの
速さ!ですね。
三段リーグで13歳で連勝を続ける中学生に、周囲の大人たちは、彼が2年前に詰将棋解答選
手権で優勝した小学生(藤井はこの詰将棋解答選手権で現在3連覇中)であると気づき始め
ます。
小学2年生ですでにこの詰め将棋大会には出場して、大人も顔負け速さでスラスラ解答を
していたというエピソードもあります。
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その彼の将棋とは・・
「終盤の詰めを2分であっという間に読み切って!しかも一手余して詰むという将棋が彼の
勝ちパターン。終盤の読みの速さ、正確さ。」
「双方攻めたり受けたりの接戦を、わかりやすい一手勝ちの局面に持っていくのが実にうまい。
手厚く、負けにくい藤井将棋」
なのだそうです。
性格とにかく負けず嫌いで、将棋で負ければ、いつでも号泣。」プロになれなかったら?
などという仮説の話などできないくらいの「将棋大好き小学生」でした。
その強さを同世代のライバルは「彼は世界が違う」と表現しています。もっと分かりやすく
いうと「中学生が東大の入試を20分で解いて、退席しかも完全解答くらいすごい!」と
インタビューでライバルの棋士答えていました。
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さて、今日は30連勝をかけて若手のホープ佐々木勇気五段との対決です!将棋ファンで
なくとも気になる対戦ですが、対戦相手の佐々木勇気五段も「イケメン棋士」として今後
ライバルとなる存在です。
彼は、自分で開発した戦法を引っさげての対決のようで!将棋ファンの間では、その戦法
を藤井四段がどう凌いで勝利するかに注目が集まっています。
その戦法とは「佐々木勇気流▲68玉型」と呼ばれ、棋士の話題となっているようですね。
なんでも「58玉型」と言われる横歩取りの従来の戦法をよりスピーディーな展開となる
ように「68玉型」に改良したのだとか。
さて、どんな対決になるのか?きょうは、将棋のニュースも楽しみたいですね!
明日は、広島に移動して、日本アマを見に行こうと思っています!
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