2017年のPGAツアー選手のデータをアップデートしています。
「2014年当時とPGAツアー選手のデータはどれくらい変化したのか?」
2017PGAツアー選手のデータを眺めていたら、ちょっと内容に不備があったので自分
で調べることにしました。
Trackman golf blog
ネット上にデータが以下のようにアップされていますので、その選手たちのデータをも
とに気になる数値をピックアップしてみました。
例えばローリー・マキロイの場合は
【ローリー・マキロイ2016年データ】
スピンロフト9.1度
アタックアングル+2.5度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト11.4度
ボールの回転数2312rpm
クラブの軌道+4,4度インサイドアウト
フェースアングル3.0度オープン
ヘッドスピード53.6m/s
ボールスピード78.9m/s
キャリー271.9ヤード
トータル飛距離291.7ヤード
打ち出し角度10.1度
です。距離以上に目に止まるのは強烈なボールスピードですね。飛ばし屋の目安となる
77.7m/sのトリプルセブン超えている!んですね。インサイドアウトからの軌道で中弾
道でスピン量も多めのストレートボールを打っています。低くでで途中からホップして
行くようにものすごい迫力に見えるでしょうね・・・
同じように今年好調なダスティン・ジョンソンは、カット軌道でカットしたハイフェード
ボールを打っていますね。打ち出し角の割にはスピン量は少ないですね。最初から高く
打ち出してどこまでも落ちてこないボールで、多分速すぎてボールを見失うでしょう。
【ダスティン・ジョンソン2017年データ】
スピンロフト11.9度
アタックアングル+2.8度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト14.7度
ボールの回転数2016rpm
クラブの軌道-3.1アウトサイドイン
フェースアングル-2.7度クローズ
ヘッドスピード54.2m/s
ボールスピード81.10m/s
キャリー271.9ヤード
トータル飛距離291.7ヤード
打ち出し角度13.6度
「共通しているのは、3年前よりもクラブをアッパーブローに入れること」
この二人を見て、ドロー系のストレートボールとフェード系のボールの違いはあります
が共通しているのは、インパクトのロフトを減らしてスピンをかけないように、下から
持ち上げるようにアッパーブローで打っているということです。
同じようにホームページにアップされている選手たちの数値を調べて平均値を求めて
見るとどうでしょうか?ヘッドスポードやボールスピードなどを除く数値を見ると
【2017年のPGAツアープロのインパクトデータ平均値】
スピンロフト11.9度
アタックアングル+2.0度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト12.0度
ボールの回転数2478rpm
打ち出し角度10.6度
となっています。2014年当時のデータと比較して見ると・・・一番違ってきたのは
アタックアングルですね。以前は、ダウンブローに打っていた選手も多かったよう
ですが、今はアッパーブローに打つのが主流のようです。
データの数が少ないので平均値とは言えませんが、傾向はわかりますね。今トラック
マン社に2017年データの訂正版を頼んでいるのでデータがアップされるのも楽しみに
していますが、おそらくこんな数値でしょう。
マキロイやトーマスなど若い選手たちが、大きく飛ばして活躍するようになったのも
こういったデータの活用が要因の1つですね。
週末のキャンプでもトラックマンを持ち込んでジュニアのうちからデータには強くなっ
ておいて欲しいと思っています。
毎年、教え子たちのいい結果が出ているのにはうちのチームのデータ解析もちょっとは
役に立っているかもしれません。
アジアジュニアゴルフ協会キャンプ情報
2017PGAツアー選手のデータを眺めていたら、ちょっと内容に不備があったので自分
で調べることにしました。
Trackman golf blog
ネット上にデータが以下のようにアップされていますので、その選手たちのデータをも
とに気になる数値をピックアップしてみました。
例えばローリー・マキロイの場合は
【ローリー・マキロイ2016年データ】
スピンロフト9.1度
アタックアングル+2.5度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト11.4度
ボールの回転数2312rpm
クラブの軌道+4,4度インサイドアウト
フェースアングル3.0度オープン
ヘッドスピード53.6m/s
ボールスピード78.9m/s
キャリー271.9ヤード
トータル飛距離291.7ヤード
打ち出し角度10.1度
です。距離以上に目に止まるのは強烈なボールスピードですね。飛ばし屋の目安となる
77.7m/sのトリプルセブン超えている!んですね。インサイドアウトからの軌道で中弾
道でスピン量も多めのストレートボールを打っています。低くでで途中からホップして
行くようにものすごい迫力に見えるでしょうね・・・
同じように今年好調なダスティン・ジョンソンは、カット軌道でカットしたハイフェード
ボールを打っていますね。打ち出し角の割にはスピン量は少ないですね。最初から高く
打ち出してどこまでも落ちてこないボールで、多分速すぎてボールを見失うでしょう。
【ダスティン・ジョンソン2017年データ】
スピンロフト11.9度
アタックアングル+2.8度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト14.7度
ボールの回転数2016rpm
クラブの軌道-3.1アウトサイドイン
フェースアングル-2.7度クローズ
ヘッドスピード54.2m/s
ボールスピード81.10m/s
キャリー271.9ヤード
トータル飛距離291.7ヤード
打ち出し角度13.6度
「共通しているのは、3年前よりもクラブをアッパーブローに入れること」
この二人を見て、ドロー系のストレートボールとフェード系のボールの違いはあります
が共通しているのは、インパクトのロフトを減らしてスピンをかけないように、下から
持ち上げるようにアッパーブローで打っているということです。
同じようにホームページにアップされている選手たちの数値を調べて平均値を求めて
見るとどうでしょうか?ヘッドスポードやボールスピードなどを除く数値を見ると
【2017年のPGAツアープロのインパクトデータ平均値】
スピンロフト11.9度
アタックアングル+2.0度(アッパーブロー)
ダイナミックロフト12.0度
ボールの回転数2478rpm
打ち出し角度10.6度
となっています。2014年当時のデータと比較して見ると・・・一番違ってきたのは
アタックアングルですね。以前は、ダウンブローに打っていた選手も多かったよう
ですが、今はアッパーブローに打つのが主流のようです。
データの数が少ないので平均値とは言えませんが、傾向はわかりますね。今トラック
マン社に2017年データの訂正版を頼んでいるのでデータがアップされるのも楽しみに
していますが、おそらくこんな数値でしょう。
マキロイやトーマスなど若い選手たちが、大きく飛ばして活躍するようになったのも
こういったデータの活用が要因の1つですね。
週末のキャンプでもトラックマンを持ち込んでジュニアのうちからデータには強くなっ
ておいて欲しいと思っています。
毎年、教え子たちのいい結果が出ているのにはうちのチームのデータ解析もちょっとは
役に立っているかもしれません。
アジアジュニアゴルフ協会キャンプ情報