ヨーロピアンツアー初チャレンジレポート!(その1) | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

ヨーロピアンツアー初チャレンジレポート!(その1)

アメーバ「大会会場で最新のトーナメント情報をアップデートしてきました」

 你好!みなさんこんにちは!今週は、北京で開催されているヨーロピアンツアーから
 のレポートです。北京空港でフライトの待ち時間にパッと書いています。

 色々会場内で他の選手のスイングやギアなども見てきたのでレポートでまとめておき
 ますね。

 ※データは私個人の感想ですので、細かく調べて統計を取った数値ではありません。
  特定のメーカーのPRでもありません。個人の日記として読んでください。



アメーバ「ドライバーの使用率は完全に2強に絞られていました。」
 
 アジアの予選会の時から感じていましたが、ドライバーの使用率にかなりの偏りがある
 のではないかと思っていました。

 こちらにきて練習場で何を打っているのか?朝晩、キョロキョロ見回っていました。
 びっくりすることにほとんどが、T社のMシリーズとC社の今シーズンの最新モデル
 ばかりです。

 T社の契約プロは一部自社のドライバーを使っていましたが、他のメーカーの契約選手
 であえてT社のドライバーを使っている選手は見当たりませんでした。

 残念ながら日本製のドライバーは皆無です。。。

 ヘッドカバーをつけていてアイアンは、他の契約メーカーのものでもウッドを見せてもら
 うと中身が違う選手ばかりです。

「あーー。打ったら全然ちがうよ。風吹いたら〇〇のはダメだね。これは、いいよ!!も
 ちろん内緒で使っているさ。」

 と某有名選手のキャディが話していました。





アメーバ「ドローとフェードの割合も観察して来ました」

 高額賞金のかかっている現場では、これが現状ですね。雑誌等で使用クラブを紹介され
 ていた某選手も全てMシリーズのウッドでした。感覚的には全選手の半分くらいですね。

 C社も4割くらい、T社が契約選手のみで1割くらい?それくらい普及しているようで、
 これからは1社の契約クラブでやっていくのは難しいのではないかと思うくらいです。

 メーカーの担当者も契約選手でなくとも簡単に支給していました。世界最高クラスの
 選手の集まるツアーでは、性能のいいクラブ?に2極集中、これくらいの競争は当たり
 前なのかも知れません。

 あと、ドローかフェードも見てきました。6-4くらいでフェードが多いかな?7-3かな
 アジアの賞金王のリプスキーやW杯を勝って売り出し中のオールセンはドロー、ハオト
 ンはフェードとか、もう少し分けると「身長180以上ある選手はまずフェード、17
 0cm台はドローが多いかな?」という感じでした。

 これも個人差があって打ちやすいボールを主体にコースを攻めていますね。










アメーバ「データ解析機器の普及がドライバーの2極化を推し進めた?」

 データ解析機器も見て回りましたが、こちらもT社のものだけしか使っていません
 でした。それだけデータが豊富なんでしょう。さらにたくさんのデータが集まる
 ので、ますます集中します。 

 某選手のデータとかも見せてもらいましたが、さすがに数値は高いですね。この数値 
 でドライバーの良し悪しを測定するのもドライバーが2極化する要因の1つだと思
 われます。

 テストセンターに行かずにトーナメント会場で目の前で回転数とか初速とか見せられ
 たら、誰でも数値のいいほいうを取るに決まっています。

 選手たちはベストの数値よりもミスヒットした時に、いかにデータが安定しているか
 、風の中でいかにスピン量や曲がり幅、距離が落ちないかをじっくりとテストして
 選んでいました。









アメーバ「パターも2社に集中していました。しかも2つのモデルに!」

 ドライバーだけでなくパターも2社に集中していました。しかもマレットタイプか
 ツノのタイプかの2つのモデルが圧倒的に多いですね。

 構えやすさ?とか打感?とか?関係あるのかないのかわかりませんが、とにかく
 「まっすぐ打てて入るパターを使いたい」という感じでした。

 FBにも、書きましたが、夕方は20人以上いて純粋なクランクネックのピンタイプ
 のパターは2人だけでした。ほとんどがマレットかツノで、ベントネックでヘッドが
 ピン型(かまぼこ型)が数名でしたね。
 
 それから、クロスハンドの選手が多いですね・・・クローグリップはいません。長尺
 もいません。

 ベリーパターや長尺に変わる「入るパターがマレットタイプとツノのタイプ」に変わ
 ったということでしょう。
 
 世界最高の舞台でパターやドライバーもモデルが集中していたのはちょっと驚きでした
 ね。


 








アメーバ「ホスピタリティーも世界最高でした!」

 私もアジアなどいろんなツアーに行ってますが、ホスピタリティーも世界最高ですね。

 ここに出られる選手たちは、食事から送迎、その他のサポートなどそれなりの水準の
 もてなしを受けることができます。高校生やアマチュアだからと言って邪険にはされ
 ませんでしたね。この舞台に来る選手は全員将来のスター候補生として扱われます。

 なので、こういう経験をすると、ゴルフをやるならこのステージまで来た方がいいなと
 思います。

 ヨーロピアンツアーは、アジアのチャレンジツアーで数回勝って、アジアンツアーの
 常連になって、それなに稼ぐと意外と来ることはできます。

 日本のツアーとは全く繋がっていないので、アジアから世界を目指すには、別ルートに
 なりますが、ジュニアやアマのトップ選手から一度プロの底辺に?下りて苦労する価値
 はあります。

 若いうちは、アジアやヨーロッパの下部ツアーで苦労してでもこステージを目指した
 方が夢があるんじゃないかな?と思います。

 そう思いながら会場で過ごしていました。間も無く搭乗時間ですね・・・



















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