勢いのある時期に一気に勝つことが大事！

「Qスクール（予選会）で好成績を納めてツアーで優勝する選手たち」

　みなさんこんにちは！2月になりました。まもなくアジアに一ヶ月ほどいく
　予定です。東京ではコーチとあって打ち合わせをしたり、電子書籍の出版の
　話を聞いたり、ゴルフ場に挨拶に行くなどしていました。

　さて、アジアのトーナメントも始まっています。ミャンマーではQスクールで
　一緒に戦ったトッドシノット選手が優勝しました。予選ラウンドでなんと
　６個のボールを池に入れながら決勝ラウンドの２日間で１３アンダーを叩き
　出しての逆転優勝でした。

　

　本人も

「今日は、プロで初めての優勝は、素晴らしい日になったよ！13番と14番で
　バーディーが取れたからもしかしたら勝てるんじゃないかなと思っていたん
　だ。」

「今日は、一日何をすべきかは自分なりに分かっていたからずっと攻めていっ
　てたんだ。自分のベストのスコアを出そうとね。」

「実は、２日目のラウンドで８ホールで３オーバーまで落としてしまって、その
　後の８ホールで１イーグル、２バーディーで４つ戻せた。これでこのコースは
　自分に合っていると思ったんだ。」

「グリーンを狙うにはショットをフェアウェイに置くことが重要だからね。僕は
　誰よりも高くて止まるボールを打てるから何回かはいいスコアも出せるとは
　思っていたっけどまさか？勝てるとは思ってなかったよ！」

　と、Qスクールの勢いそのままの優勝に自分でもびっくりしているようです。

Sinnott secures dream win #MyanmarOpen　

「勢いのある時期に一気に勝つことが大事！」

　やはりQスクールの最終日を１０アンダーの６２でラウンドできたことが自信
　につながったとも話しています。彼はこの優勝で日本とアジアの両方のツアー
　の出場権を獲得しました。

　つい先月はオーストラリアでボール拾いなどのアルバイトをしていたのですか
　ら人生はどどこにチャンスがあるかわかりません。

　そういえば、日本のQスクールをトップ通過して今シーズンのシード権を獲得し
　た星野陸也くんも、昨年は喫茶店でアルバイトをしながら練習していました。

　こうやって苦労してきた選手たちはエリート育ちの選手たちとは違って、爆発力
　があるように感じます。

　自分の調子のいい時に予選会を受けるなり、推薦で出場権をもらうなどして好成績
　を上げるきっかけになることは多いですね。

　今年はいけるな！と手応えを感じている時に予選会を受けるのがいいと思います。
　ゴルフは今年よりも上手くなっているという保証はありません。

　教え子が受けたいといった時にチャンスのある試合に出させてあげたいですね。
　なので、スケジュールこちらでは強制せずに選手に好きに決めさせています。

　そういえばまもなくPGAツアーチャイナのQスクールのエントリーも始まるようです。
　また今年も現地に観に行こうと思っています！

　世界へのきっかけを掴んでもらいたいですね！

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