タイのプロツアーについて調べてみました。 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

タイのプロツアーについて調べてみました。

アメーバ「タイに住んでタイランドPGAツアープロの資格を取る」

 以前、タイのプロゴルフツアー「オールタイランド」を紹介したことがありました。
 これはタイのプロツアーに特化した組織で、日本で言えばJGTOのような感じです。

てんとうむし「アジアの「ASEAN PGA ツアー」をご紹介!」

 

 これは、年間に10−12試合開催されています。他のトーナメントとはちょっと
 違うのは、Qスクールが年に1回開催されるのではなく、毎試合ごとにプレ予選
 と予選が開催されて出場選手を選考するというシステムです。

 例えば「シンハーパタヤオープン」に出るには、月曜日の120人のプレクォリファ
 イでプロの上位30名 アマチュアの上位6名に入って、翌日の火曜日のクォリファ
 イに出られます。

 火曜日のクォリファイでは、さらに120名が出場してプロが上位25名、アマチュア4名
 が木曜日からの本戦にでられる仕組みです。タイ在住のプロや日本人プロ等が腕試しに
 受けに来ますね。

 ちなみのエントリーは、ホームページにアップされて早いもの順だそうです。

てんとうむし「TOURNAMENT INFORMATION SINGHA PATTAYA OPEN」 



アメーバ「気になる賞金額もタイとフィリピンで比較してみました」

 ちょうど今週は、PGTフィリピンゴルフツアーのQスクールが開催されています。
 日本からも17人受けに行っていますね。タイとフィリピンで賞金額を比べてみ
 ました。

てんとうむし「2017 PGTフィリピンゴルフツアーQスクール結果はこちら」 

 気になるタイの賞金額はだいたい1試合あたりの賞金総額700万円~1000万円
 くらいの規模ですね。

 【オールタイランドツアー:SINGHA PATTYA OPEN】
  優勝 43万5000バーツ(140万円)
  2位 25万6000バーツ(83万円)
  3位 16万6500バーツ(54万円)
  10位 56,850バーツ(18万円)
  30位 27,600バーツ(9万円)
  40位 22,800バーツ(7.4万円)
  50位 18,750バーツ(6.8万円)

 フィリピンツアーやアジアのディベロプメントツアーより賞金は1割くらい高いです。
 アジアは物価が安いのいでだいたい3倍くらいしてみてください。日本の賞金額との
 比較ができます。

 【アジアンディベロプメントツアー:PGM CCM Rahman Putra Masters】
 優勝-11 賞金$11,375(130万円)
 10位-5 賞金$1,283(15万円)
 20位-1 賞金$692(7.9万円)
 30位+1  賞金$526(6.0万)
 40位+5  賞金$392(4.5万円)
 50位+7  賞金$308(3.5万円)

てんとうむし「2017 All thailand schedule」 



アメーバ「上位に入れたら試合数の多いフィリピンの方が稼げる!」

 オールタイランドの賞金ランキングもみてみると,(現地の給料は普通に勤務しても
 6万円とか8万円とかですから)十分な額です。
 
【オールタイランドの賞金ランキング】
 1位 ฿1,489,225(481万円)
 2位 ฿1,117,966.67(362万円)
 3位 ฿1,039,875.00(337万円)
 10位 ฿486,641.67(158万円)
 20位 ฿342,550.00(111万円)
 30位 ฿237,950.00(77万円)
 40位 ฿174,966.67(56万円)
 50位 ฿150,250.00(48万円)

 一方、今週開催のフィリピンツアーは16試合あるので出られたら上位の選手はタイ
 の倍くらい稼げますが、20位以下の賞金額はオールタイランドと同じくらいです。

【フィリピンツアー賞金ランキング】
 1位 3,695,948ペソ(850万円)
 2位 2,624,587ペソ(602万円)
 3位 25,694,65(590万円)
 10位 909,824ペソ(208万円)
 20位 525,348ペソ(120万円)
 30位 326,544ペソ(76万円)
 40位 218,632ペソ(50万円)
 50位 163,404ペソ(37.5万円)

 でも、タイは毎試合予選会があるのは魅力です。来たい時に来てエントリーできます
 から試合のない時期に来るのも悪くありません。賞金ランキング50位以内でシード
 権もあるようです。

てんとうむし「PGT Order of Merit 2016」 



アメーバ「タイのゴルフ場に勤務しながらタイのプロになったSくん」

 それとは別に「タイランドPGA」という組織もあります。こちらは、タイのプロゴルフ
 協会です。

 これは、原則タイ在住のプロゴルファーのためにある協会で、日本人でもタイに住ん
 で資格を取ることができます。

 私の教え子で通信制の代々木高校を卒業して、現在パタヤのゴルフ場に勤務して、この
 資格をとった子Sくんがいます。



実技試験に合格すると筆記試験や講習を受けて晴れて会員になれます。

 筆記試験の様子はこちら↓

てんとうむし「Thailand PGA Tour 2017」 



 会員になればタイランドPGAの主宰するトーナメントに出られます。

てんとうむし「Thailand PGA Tour 2017」 



 Sくんに聞いた話では
 
「年間に2回プロテストは開催されていて、どこかで12位タイにはいればプロの
 資格を得られます。今年は、3月と9月に開催予定です。」

「会員になると自分もチャレンジツアーには出られるようです。チャレンジもある程度
 賞金を稼いだら卒業で次はタイランドPGAのレギュラーツアーを目指します。」

 と話してくれました。(Sくんもちょうど12位タイで無事合格でした。)

 次のQスクールは3月です。まだ、エントリー間に合いますね・・・



 会員になればツアーに出ることができます。今年はレギュラーツアー(4日間競技)
 が8試合、チャレンジツアー(2日間競技)も8試合開催されます。

 日本にいてプロゴルファーとして活動するのもいいのですが、アジアでプロとして
 やっていくのは若い人にとってはもっといいかもしれません。

 Sくんも高校生の時からタイのゴルフ場で働いたりしていましたから、今では
 タイ語もかなり話せるようになっていました。将来、アジアで仕事するのも
 すぐできるんじゃないかな。

 興味のある人はタイのマネージャーの筧氏に連絡してください。エントリーやホテル
 送迎の手配をしてもらえます。

 1試合単位ではなく年間を通じてのマネジメント契約となりますのでご了承ください。

 ※問い合わせ:kakei6@gmail.com  筧由希夫+66-87-141-7000











てんとうむしアジアジュニアゴルフ協会のホームページ 

てんとうむし2016アジアジュニアゴルフ協会のスケジュール 

てんとうむし「代々木高校アスリートゴルフコース」