セカンドステージに韓国ツアーシード選手が大量に出場した？
「低迷する韓国経済の影響を受けて日本のツアーを目指す？」みなさんこんにちは！今週は、宮崎に合宿に来ています。ちょうど朝、台風が
通過する時間待ちをしながらコラムを書いています。
今月は、JGTOのQTが各地で開催されていて、私もその結果を見ていますが、
奈良のセカンドステージの会場に海外からの選手が多数参戦していたので、
気になってちょっと調べてみました。
「奈良柳生カントリークラブ」で開催されたJGTOのセカンドステージには、参加選手
115人中、36人が韓国などの外国人選手、カットライン5アンダーで外国人選手は26
人という結果でした。
★2016 セカンドクォリファイングトーナメント奈良柳生CCそのサードステージに進んだ選手たちのプロフィールを調べてみると・・・
アジアンツアーでプレーしていたプレーしていた選手やカナディアンツアーに出て
いた選手、PGAツアーチャイナのQスクールをプレーしていた選手も数名いますし、
米国のアリゾナ州立大に所属していた選手やシンガポールのアリンピック代表選手も
もいました。
一番多かったのは韓国のコリアンツアーのシード選手たちですね。実は、韓国のプロ
ツアーも調べてみると9月と10月にスケジュールは集中していますが、このセカンド
ステージの週は、空き週だったようです。
そこで、日本で開催されたJGTOのQTのセカンドステージにシード選手が参加したと
いうことでした。
カットラインは、５アンダーくらいになり、なかなかレベルの高い結果になったのも
うなずけますね。一方、日本人選手たちは、いきなり外国人選手が大勢来たので面食
らったかもしれません。
★「2016コリアンツアー年間スケジュール」
「韓国も日本と同様に女子ツアーの勢いに押されているようです。」韓国のプロツアーの賞金とかついでに調べてみましたが、例えば、一番メジャーの
「韓国オープン」は、賞金総額1億1000万円でこのクラスの試合は2試合のみです。
日本は、ほとんど1億円を超える試合ばかりで日本オープンなど賞金総額2億円の
試合も数試合あります。
韓国のツアーでも半分くらいは、賞金総額5000万円くらいの試合です。これだと
優勝900万円、ベスト10で92万円、ベスト20で賞金が40万円くらいです。
韓国でも年に1〜２回しかないメジャークラスの試合が年間20試合開催されている
のが日本のツアーですから、いかに日本のツアーの賞金額が大きいいかわかります。
機会があれば日本のツアーをプレーして倍以上稼ぎたいと思っている選手も多いかも
しれません。
なので、今回は韓国ツアーの空いた週に選手がどっとエントリーしたと考えられます。
韓国国内では、財閥系企業の業績悪化に伴い経済が悪くなりつつあると言われてい
ますが、女子のゴルフツアーは人気のようですね。試合数も増えて、若い選手もどん
どん新しく出てきているようです。
また、韓国も日本と同様、女子のツアーは人気が上がり、試合数も増えているようです。
女子に勢いを押される中、男子選手たちもより良い環境を求めてくるようになっていま
す。
今後、男子ツアーは、ますますアジア全域で選手たちが競い合うようなレベルの時代に
なっていくのではないでしょうか？
ライバルは、日本人同士ではなくアジアの選手たちになっていくと私は思っています。
★「韓国女子ゴルフツアー事情（前編）」★「韓国女子ゴルフツアー事情（前編）」
アジアジュニアゴルフ協会のホームページ 2016アジアジュニアゴルフ協会のスケジュール 「代々木高校アスリートゴルフコース」 