「アジアQスクールだよりその14」来年のQスクールに向けての傾向と対策 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

「アジアQスクールだよりその14」来年のQスクールに向けての傾向と対策

アメーバ「まずは、シード権を獲得した選手たちの声をご紹介!」

 さて、このコラムは3回分を忘れないうちにパタヤで書いているのですが、昨日
 昆明は、大雪でゴルフ場も雪化粧だったようです。

 飛行機で離陸前に雪が降ってきましたから危うく飛行機が飛ばずに帰って来れない
 ところでした。これで、来年の昆明開催はもうないですね。

 今日は、アジアンQスクールのコラムのまとめです。チャイナPGAのニュースの
 ご紹介!



 まずは、「昆明ウィンドバレー(風の谷)Kunming Wind Valley Club 」と英語名
 で書くくらいに風の強かったファーストステージを制したのは44歳の韓国のベテラン
 パク選手、彼と20歳の和田章太郎くんが唯一アンダーパーでラウンドしました。

 でもその内容は、二人ともボギーとバーディーが目まぐるしく来る厳しい内容で、
 落として戻しての繰り返ししだったようです。和田選手も10番トリプルからの
 2つのイーグル!というゴルフ。

 最終日はこれでも風は少し穏やかで、3日目は風速13m/sの強風(大枝が揺れる、
 電線が鳴る、傘がさせない)風でした。しかも、気温が一日中10度を下回っていた
 ようですね。

 ダニエル選手によれば「この日は風と寒さで3クラブから3クラブ半は番手を上げて
 打たないといけないくらいタフな1日だった。」だそうです。

 また、台湾のルー選手は、二日目36パット、強風のこの日は27パットで5アンダー
 !と風の強い台湾で慣れているのか?スーパープレーでした。

てんとうむし詳細→Park Vaults to Qualifying Tournament Lead

 今、改めてニュースを読んでみるとどれだけ大変だったかがわかりますね。英文と
 中文ですが、勉強がてらに皆さんも読んでみてください。

 落としても粘り強くスコアを伸ばすゴルフに徹するのが風を制するコツかもしれま
 せんね。

てんとうむし詳細→Solid Park Captures Medalist Honors; Fourteen Others Secure Cards



アメーバ「王子様もランク外からカムバックでシード権獲得!」

 また第二ステージでは、7アンダーでビーオキム(金飛烏)選手ら2名がトップ通
 過のキム選手は2008年に17歳で日本アマと韓国アマの両方を制したあのキム
 選手です。現在は25歳ですね。

 アジアのファイナルでは結果が出ませんしたから今回はやりました。でも、アマの
 NO1になってからプロ入りした後結果が出ずにかなり苦労しているようです。

 今回も、スタートの2つが連続ダボ!からの7バーディー!ですから、風の中を
 いかに諦めずにプレーしたかです。彼自身も「まだ、ホールはたくさん残っている
 から!」と自分に言い聞かせながらプレーしたとコメントしています。
 
 同じくトップの7アンダーでラウンドしたオクラホマ大を去年卒業したの22歳のサク
 ソン選手は、今週バーディーを10個、イーグルを3個(全てPar5のホール)取った
 そうです!

 でも、彼も1番はダボスタート・・・そこからすぐに3番、4番とバーディーを取れ
 るゴルフでカムバックしました。



 彼ら以外にも4人の選手が最終日に15位圏外からのシード権獲得。その中の1人
 マイケル・スケルトン選手は、30位から最終日69でトップ15位入りです。

 お母さんと一緒に来ていて、空港でもバックのあるところとか色々教えてくれた
 Jungwoong Ko (高廷熊)選手も最終日1アンダーで21位から12位にカムバック!

 彼はお母さんと焼き肉を「王室の食事」のようにゆっくり食べていて、私たちが
 「王子様」と呼ぶくらいに上品な彼でしたが、試合の後にも爽やかに喜んでまし
 たね。

 さすが、王子様、ピースも決まっています!笑


てんとうむし詳細→Saxon, Kim Share Medalist Honors at Second Global Qualifying Tournament

 


アメーバ「最後に来年のQスクールに向けての傾向と対策!?」

 さて、最後に来年に向けてのけ傾向と対策ですが、もうわかっています。ズバリ「アイ
 アンが下手」でした。

 もっとピンに絡んでいかないといけません。特にミドルアイアンとロングアイアン!

 日本のジュニアの試合ではあまり使わないクラブで、日本だとそれでグリーンを外して
 も簡単に寄せてパーが取れますが海外では取れませんでした。
 
 グリーンの形状と傾斜、ピン位置で寄らないしパターもラインが読めずに入らない。

 和田くんのように飛距離がずば抜けてあればまたいいのですが、篠くんたちの距離だと
 そういったんミドルアイアンから下のクラブももっと練習しないとプロでは戦えません
 ね。

 2月に風の強いハワイで練習して、風を切り裂くアイアンショットを習得させたいと
 思います。

 来年は、強風吹き荒れる海南島の「ドラゴンバレーGC(龍泉谷高爾夫球會)」かな?!
 ツアー屈指の難コースで!Qスクールに挑む予定です!