「アジアQスクールだよりその7」アジアの苦労話
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早上好!おはようございます!今週は、中国の昆明からアジアンツアーのレポートを
お届けしてます。今日は、アジアの苦労話を書いてみましょう。たくさんありすぎて
困りますが・・・
いろんな国で試合(ゴルフ)をやる前に日常的なことで困ることがたくさんあります。
例えば以前にも紹介しましたが、入国カードを英語で書くとか?誰かにやってももら
うのではなく、自分で書けるように英語は読めないと入国できません。(マレーシア
には入国カードはありません。)
ミャンマーや米国のように入国前にVisaの申請の必要な国もあります。うまくネット
でエントリーできなくて泣いて?連絡してきた人もいました。
試合のエントリーも全て英語のページが多いですね。今回の中国のようにpaypalのみ
で振込額の限度がエントリー代を超えていた?ので私が代わりにやった場合もありまし
た。「限度額引き上げて!w」とかいちいち認証を取るのに面倒くさかったりします。
英語が通じにくい中国では中国語も必要です。キャディとか基本英語は話せないので
(日本でも英語を話せるキャディはほとんいない)やり取りは中国語です。マスター
室とのやりとりもそうですね。英語も話せず日本語だけだと苦労します。
エンゼルパイとキットカットとチッピンググリーン↓
「キャディチップはいくらあげるの?直接キャディに払うの?」中国では150元を直接
キャディに渡しますし、ミャンマーでは「新札の10ドル紙幣」を直接渡します。
新札でないと受けとらないので困りました。中には渡しを忘れるのもいて、キャディ
が騒いだりします。
ものがなくなってまた買ったりもします。あー。。。もう仕方ないね。
ホテルの支払いも意外と揉めます。夕方払ったのに翌朝にまた請求されたり?タクシ
ー代の交渉次第(タイで一日1000バーツくらい)、遅刻しない運転手を探します
ランドリー(クリーニング)も高かったりしますので確認が必要、中国ではパンツ
1枚400円だったので自分で洗いました。全部持ち帰って安いタイで出します。
街が近いときは安いランドリー屋(1kg80バーツとか)探しておきましょう。
ホアヒンのホテルで確認しないで出したらバカ高かった・・・失敗。
病気は、覚悟してないと・・・風邪とか腹痛は仕方ないですね。今回体調壊して痩せて
70kgを切ったかもしれません。我慢して食べても食べられるものも限られてきます
ので胃袋はタフでないと。部屋も湯沸かしの蓋を開けて沸騰させてから寝ると翌朝喉が
痛くないですね。調子の悪い時はすぐに病院に!保険は絶対に必要です。
その他にも空港からホテルまでのシャトルの時間とか、指定練習以外の練習ラウンドの
予約とか通訳となどなど基本頼まれたらボランティアでやっています。遠慮なく言って
ください。ちゃんと礼儀をわきまえた人なら誰でもOKです。
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お金の苦労はいつもですね。笑 飛行機も安いのを探してエアアジアでタイから中国
まで5万円とか。QTはエントリーフィー20万、ホテルは一週間で5万くらいですね。
QTだけで40~50万、その後シードが取れたとしてツアーに行くのにエアチケット
込みで20万は予算を組んで10試合なら200万。アジアでやるには250万から300
万準備して後どれだけ稼げるか?
賞金の目安としてベスト10に入るには10アンダー(一日2アンダー)としてアジアの
チャレンジツアーなら1アンダー1万円、チャイナツアーなら1アンダー3万円以上稼げ
ます!
さらにアジアンツアーに出ると1アンダー10万以上かな?ステージによってアンダーの
価値が変わってきます。
最後に、夜の街は自己責任です。試合の前に遅くまで飲んだりしててはプロとして成功し
ません。成績の出ているプロは夜の街にも出歩かず、部屋でトレーニングしたり本を読
んだり意外にシンプル生活な生活をしています。
夜の街で使うお金は昼間の10倍です!それさえ気を付けたらお金もかからずツアーは
意外にやっていけますよ。契約金も嬉しくて夜に飲んだり遊んだりして使ってしまわない
ように気を付けましょう。
なので、一番苦労するのは試合に来るための準備や現地でのマネジメントよりそっちの
方の心配だったりします。
以上、若い選手を預かるアジアの苦労話でした。