日本のゴルフトーナメントのレベルが上がらない問題点とは? | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

日本のゴルフトーナメントのレベルが上がらない問題点とは?

アメーバ「年末年始の忘年会で意見の一致したレベルアップの秘訣?」

 昨日は、ゴルフ関係者の忘年会をやりました。元は、久しびりにあったAさんと
 飯でも行こうと!という話でしたが、共通の友人のKくんがどうせならセッション
 やろう!とか言い出してJazzのライブになりました。

 プロのギタリストの矢堀孝一さんのお店でしたので、演奏自体は彼に入ってもらい
 締まった感じでできました。初めて会ったフォトグラファーのMさんとも共通の
 趣味で意気投合して初めてとは思えないくらいに仲良くなりました。

 Jazzの譜面さえあれば、その場で音楽を作っていけるアドリブの利く世界なので
 学生時代からやってて良かったですね。

 さて、そんな楽しい忘年会でしたが、集まってきたのはゴルフ界でも今旬で活躍す
 る面々でしたの自然とゴルフの話になりました。

 今日は、年末ですのでブログの読者の方にも私たちの忘年会の雑談やよもやま話の
 一部を特別にご紹介しましょう!




アメーバ「日本のトーナメントコースが狭くて短い!ことがすべての原因」
 
 そこで真面目に話したのが「日本のゴルフトーナメントをどうやってレベルアップ 
 するのか?」です。

 そこで出た意見がいろいろあって、オリンピックの会場の話からトーナメントの
 会場の話までいろいろだったのですが、みんなで共通した意見が出ました。

 それは・・・

 「日本のトーナメントコースが狭くて短い!ことがすべての原因」

 ということです。



「正直、今の日本のトーナメントコースで試合が開催されている限り飛距離はいらない?」

 皆さんが口を揃えて「270ヤードから280ヤードあれば十分シードを取れて賞金で5000
 万以上稼げる!」というのです。

 今年も実測飛距離キャリー250ヤードでトータル270ヤード前後でも120ヤード以内の
 精度が良くてパッティングの上手い選手が年間5勝を挙げていますね。

 また、初シードを取っている若い選手たちも決してロングヒッターではなくポジショニン
 グで勝負するタイプの選手が多いとか。

 海外では見劣りしますが、日本の国内ツアーに30億円の市場がある限りは、そこそこの
 距離でも精度を上げて5000万とか1億稼いだ方がいいじゃない?という話になりました。
 
 (確かにゴルフで5000万、スポンサー入れて1億稼いだら誰も文句はないでしょう?)



 そうなると、ジュニアの育成の部分も、「そこそこの距離でもショートゲームの習得に
 力を入れてQTからシードを狙わせた方が現実的じゃないの?」という話になります。

 こういうことを書くと、「メジャーの夢を捨てる後退的なご意見」とか言われそうです
 が、私も、そもそもjazzと芸術畑の人間ですので、「ゴルフのロマン』」とか考えずに
 いつも客観的にゴルフの本質を観てますので、現実的な皆さんの意見に賛成です。

「プロとして食っていくには目メジャーの夢もロマンも大事だけど目の前の結果だよね?
 世界はその後考えたらいいんじゃないの?」と昨日は酔った勢いでみんなの意見が一致
 しました。



 逆に言えば「日本のトーナメントを面白くするにはもっとコースを長く、ロングヒッタ
 ーが育つトーナメントになって欲しい!」ともみんな熱く!思っているわけですよね。

 でも現実は、テレビ中継で終盤バーディー合戦になって視聴率が上がるようにPar5も前の
 ティーを使ったり?必要以上にラフを伸ばして極端にグリーンを固くすることが難易度?と
 言わんばかりのコースばかりですから、そのように対応した方がいいでしょうという皆さん
 の意見です。 

 あくまでも「ゴルフ活性委員会」や「シンポジウム」の正式な場での意見ではなく、忘年会
 での雑談です。かなり酔っていましたので読み流してください。笑

 でも本質をついていて真面目な?会議録よりよっぽど面白かったので紹介しました。

 ということで、皆さんも忘年会で飲みすぎないように気をつけてくださいね!