カシオワールドオープンで見つけた課題を3つ挙げておきます。 その1 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

カシオワールドオープンで見つけた課題を3つ挙げておきます。 その1

アメーバ「トップジュニアがプロトーナメントでどこまで通用するか?」

 みなさんこんにちは!今週は、カシオワールドオープンを観に四国の高知県に
 やってきました。来春、私が監督を務める代々木高校に進学することに決まっ
 ている中学3年生の中島啓太くんが急遽出場することに決まったからの応援です。

 先週は同じく代々木高校に進学の決まっている相原くんにトーナメントの勉強を
 兼ねてのキャディをお願いしたり、飛行機やホテルのチケットを取ったりとバタ
 バタしていました。

 昨日と一昨日の2日間、大会会場で18Hついて歩いて試合を見てきたのでコラムで
 ご紹介しましょう!

てんとうむし詳細→カシオワールドオープン2015

 




アメーバ「会場では、懐かしい教え子や友人知人たちにも再会しました。」

 この大会は、日本シリーズを除くツアーの最終戦とあってなかなか出場できる試合
 ではありませんね。シード選手も第一シードの60人に加えて今シーズンの賞金ラン
 キングの上位選手のみの出場です。

 私も宮崎でのダンロップフェニックスは度々観に行きましたがカシオワールドを観に
 来のは初めてですね。高知までの飛行機代が宮崎に比べてバカ高いのは難点ですが、
 わざわざ来る価値のある試合です。

 会場では、昔ジュニア時代に仲良くしていた子たちも出場していて同窓会のようでし
 た。石川や今平くんや重永くんなど通りすがりにニコニコ挨拶してくれまますね。

 みんなプロになっても変わらないいい子達です。今平くんにも「夏休みキャンプやって
 るから遊びに来いよ!」と声をかけておきました。




  通りすがりに会った石川遼にも「お!元気か!練習ラウンドありがとう!」と挨拶
 今週は弟の航くんがキャディということで自分でセルフバックを背負っての会場入り

 ジュニア時代のようなセルフバック姿の石川遼の写真も珍しいでしょう!「今週、
 優勝してくれよ!」と話すと「がんばります!」と元気のいい返事、まさか予選
 から-10とぶっちぎるとはこの時は、思いもよらずです。
 
 写真は撮りませんでしたが、お母さんや妹の葉子ちゃんとも久しぶりに会いましたね。
 「監督全然変わってませんね!」とか褒めてもらいました。笑

 葉子ちゃんもすっかり大人になって素敵になっていました。



アメーバ「阿賀コーチと数年ぶりに再会してキャンプのコーチをお願いしました!」

 さて、今回は練習ラウンドは忙しくてこれなかったので予選の18ホールをまずは観戦
 です。

 会場の「kochi黒潮カントリークラブ」は、海沿いの眺め綺麗なコースで印象としては
 岡山の「東児ヶ丘マリンヒルズ」によく似ていますね。広いフェアウェイに起伏の富んだ
 大きなベントグリーンのコースです。

 これまた会場で久しぶりに会った阿賀徹コーチ(谷原選手、藤本選手等を教えている
 トップツアーコーチ)に「ここはグリーンに芽があるから難しいんですよ。海に向かっ
 て順目なので微妙に切れたりします。」とアドバイスとかもらいましたが、初日は、
 始まったのでアドバイスも出来ず・・・さて初日はどうなることやら?

 ちなみに阿賀さんは、私が杉並学院の監督時代にチームのコーチを探して内藤さんの
 アカデミーに行った時にマネージャー兼コーチとしてそこで働いていました。

 当時紹介してもらったのが、今でもAJGAのコーチをお願いしている植村啓太コーチ 
 ですね。もう12年前くらいの話です。植村、阿賀くんたちのように当時の若いコーチ
 たちは、独立してツアーコーチとして活躍しています。

 阿賀さんがゴルフジャーナリストの小林さんとも仲良く仕事をしています。彼も私も
 お互いトラックマンのデータも活用していますから年末は、情報交換会もやろうと
 いうことになりました。

 今後は、ジュニアとプロのデータを共有してさらに指導の質を上げていきたいです。

 来年のAJGAキャンプには阿賀徹コーチにもスペシャルセミナーをお願いしています!



アメーバ「ジュニアの指導者(学校の先生)はプロのレベルを知らない?」

 さて、スタート前から挨拶など忙しくて10:30まであっという間にしぎてのスタート
 時間になりました。
 
 中学生として日本アマを2位になる窓トップジュニアの中島くんがどれくらいやれるか
 楽しみだったのですが、結果的には2日間で12オーバーと惨敗でした。で、どこに課題
 があったのかを、私の目で見て解説しよう思います。

 ところで、日本の場合、ジュニアも高校に進学すると指導者と言われる人は、学校の
 先生が多くなり、大概は、校務が忙しくてプロのトーナメント会場には足を運んだこと
 などない人(先生)がほとんどです。

 なので、現場を見ていないので教え子がせっかくプロのトーナメントに出てもなぜ惨敗
 したのか?次までの課題はどこになるのかなど、次に向けての練習のカリキュラムを変
 えたりとか出来ていません。

(どうしてもチームの目標が高校NO1になってしまい、プロを目指す指導ができていない
 のが現状です。)

 プロの試合でスコアが出ないにはそれなりの原因やウィークポイントがありますからチー
 ムで対策を立てないことには進歩しません。

 その点、私たちの教え子たちが上達していく背景には、私が時間があって国内外の試合
 会場に頻繁に足を運べている点もあると思います。そういった意味で教師の副業として
 ゴルフの指導をやっている方と比べると私の立場は有利かもしれません。

 ということで、今回の練習の課題となるポイントは3つです。

 この3点は、中島くんに限らずジュニア選手がプロトーナメントに行った時に必ず
 当たる壁のようなものです。共通する課題と行ってもいいでしょう。

 ということで、明日のコラムでさらに詳しく解説しましょう!






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