海外遠征に誰でも行ける金銭的な手段をお教えしましょう！
「タイアマチュア選手権レポートと最新のジュニアゴルフ事情」サワディーカップ！
2012年にアジアジュニアゴルフ協会を立ち上げてその翌年からタイの
アマチュア選手権に参加しています。そして今年が3回目ですね。
今回もアジア13ヶ国から１２０名のトップ選手が集まってこの大会は開催
されています。
私たちも夏のジュニアシーズンを終えたこの時期いつもアジアで課題をもら
って秋や冬の練習のメニューに役立てるようにしています。
ですからアジアでは結果を出すというよりも課題をもらうために出る方が
効果的です。特にタイは4日間予選落ちなしでプレーできますから貴重な
経験です。（台湾は2日間で予選落ちあり、香港も毎日カットがあります）
でも、今年の夏に試合会場で主催者からせっかく海外遠征の代表に選ばれて
も金銭的な理由でキャンセルする子がいるという話も聞きました。
海外の遠征ですから10～20万円とかかかるので家庭によっては負担でしょう。
主催者がプレー代や宿泊費を負担してくれても航空代金は基本自分で負担です
から行きたくてもいけない子もいると思います。
でも、アマチュア規定にかからずに誰でも行ける方法があるのでご紹介します！
詳細→2015 Thailand Amateur Open
「ジュニア試合の遠征費用は誰が負担しても構わない」これはJGAにも確認したのですが、ジュニアの大会に限りその経費や遠征に
関わる費用は誰が負担してもアマチュア規定にかかりません。
ご両親以外にも祖父が負担しても構いませんし、ご近所の人や知人が負担し
ても、また寄付やカンパで集めても構わないのです。そうでないとお金の
ない家庭の子はゴルフをやれないということになりますからね。
ですから、せっかく代表になれたりして海外に行ける機会があれば金策さえ
なんとかなれば誰でも行けるはずです。
例えば、「息子が優勝して日本代表になったので壮行会を兼ねたゴルフコンペ
をやりましょう！」と参加者を集めてその中で募金を集めてもいいのです。
知り合いの社長さんに一緒にゴルフをやってもらってカンパで10万円くらい
サポートしてもらって「頑張ってこいよ！」とやってもらいうのもいいでしょ
う。
いつもの仲間でルールを決めておいてこういっためでたい時はみんなで出し
あってもらえるようなルールのコミュニティーを作っておいてもいいでしょ
うし、学校に出してもらっても、またいつも行っている練習場のお客さんに
出し合ってもらってもいいでしょう。
大切なのは、子どもたちにゴルフが好きになってもらうことであり、お金がな
いから試合にもいけないというのは、そういった意味では子どものやる気をそ
こなう結果になりがちです。
「代表的なマレーシア料理ナシ・アヤム」
「遠征費を安くあげる方法はいくらでもある」アジアでは、窓付きの部屋であれば2000円くらいからでも泊まれますし、ホテ
ルタクシーも乗り合いで、空港からは長距離バスで移動するなど安く済ませる
手段はいくらでもあります。
日本食にさえこだわらなければ1食300円くらいから食べられますし、慣れたら
現地で結構食べられるものです。
このサイトなどをネットで見ているのと実際に現地に来るのとでは全く感覚
は異なります。
日本では入院したこともないのにすぐに入院する羽目になりますし（もう4
～５回）、保険が使えるかなどしつこく確認しないといけません。
そもそも空港からホテルに着くまでに疲れてしまいますし、言葉も最初は
まったく通じず、ゴルフどころではないでしょう。
「タイアマチュア選手権で出されるランチ」
「アジアンドリームを実現したラシッド・カーンの例」インドのラシッド・カーンが初めてファルドシリーズにでた時、ボロボロの
靴とクラブ、身なりでやってきて優勝してしまったのは有名な話です。
その後彼は、そのチャンスを生かしてファルドから金銭的な支援を受けてアジ
アンツアーのシードを獲得してインドを代表するゴルファーにまでなりました。
彼もお金をかけずにチャンスを求めてインドから中国にやってきましたね。
志を持ってチャレンジしていれば必ず道は開け、支援はあるものです。お金が
ないことを理由にチャレンジを諦める前に、海外に行かなくてはならない理由
をしっかり話して金策をすることが重要ですね。
海外遠征で力をつけてぜひ世界で戦えるゴルファーになってほしいものです。
こういった経験を積み重ねて強くなるのですから尻込みしないでぜひ来て
くださいね！
一緒にアジアで戦って世界を目指しましょう！
詳細→アジアンツアーはインドの23歳ラシッド・カーンがツアー2勝目！詳細→『アジアンツアーで優勝したカーンの驚きの少年時代とは？』
