関東ジュニアゴルフ選手権を10年前と比べてみた! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

関東ジュニアゴルフ選手権を10年前と比べてみた!

アメーバ「10年前いくらべて相当ジュニアのレベルは上がってきている!」

 昨日、今日と「関東ジュニアゴルフ選手権」の試合会場に行ってきました。
 
 久しぶりでしたがレベルの高さを感じましたね。

 そこで過去の紫カントリークラブにて開催されたジュニアの大会の成績を集めて
 みました。果たしてジュニアゴルフのレベルはどうなのか?

てんとうむし詳細→平成27年度関東ジュニアゴルフ選手権男子15歳~17歳の部決勝競技


 
 8年前の平成17年度の予選会は今の有名選手も中学生時代に予選会でプレーして
 いて例えば・・・

 薗田峻輔(中3)が-4でトップ通過、石川遼(中1)も-1で2位通過しています。
小平 智選手(中3)も+4でプレーしています。

 でも、カットラインも+7ですから今と比べたらレベルは相当低かったと感じます。

てんとうむし詳細→平成16年度 第25回 関東ジュニアゴルフ選手権予選競技 男子12歳~14歳の部




 その後初めてこのコースで初めて三日間競技を行ったのは平成24年でした。
 
 3年前当時の優勝スコアを見てみると伊藤誠道選手が216の三日間競技をパー
 プレーで3位、優勝は松原大輔選手の5アンダーでした。
 
 トータル12オーバーまでの34人が日本ジュニアに進んでいます。


てんとうむし詳細→平成24年度関東ジュニアゴルフ選手権男子15歳~17歳の部決勝競技




アメーバ「中学生と高校生が同じティーでプレーしている今年はアンダーパーが何人?」

 では今年はどうでしょうか?

 実は中学生と高校生とは同じティーからプレーしています。初日の結果ですが
 すでに高校生にアンダーパーが21名、中学生も5名います。

 中学生と高校氏のトップ5アンダーと6アンダーです。今のこのレベルの選手たち
 は、すでに当時の石川遼よりもうまいでしょうね。



 ラフの長さやグリーンの硬さなど比べるのも条件が違うので難しいかもしれま
 せんがこの10年でジュニアのレベルがずいぶん上がってきたなと感じるのは
 私だけではないでしょう。

 その理由として、データ解析機器などの普及でゴルフのメカニズムがより解析
 しやすくなったことや、フィッティングの技術の向上、もちろんクラブの性能や
 ボールの品質の向上なども挙げられると思います。

 でも、個人的には一番レトロで進歩がしていない分野はパッティングではないか?
 と考えています。

 今後はパッティングのコーチングやスキルの向上に磨きがかかればもっとゴルフ
 は簡単になって、レベルも上がっていくでしょうね。

 また、ジュニア時代にショートゲームの上手い選手が、将来体が大きくなって飛ぶ
 ようになり将来は大成していくのではないでしょうか。

 おそらくその逆、つまり体の大きくて飛ぶ選手のパッティングやショートゲーム
 のスキルが格段に上がっていって大成する?ではないのですよ。

 長くジュニアの成長をみているとそう感じます。。。
 
 ということで明日からの競技も会場に行って楽しみにみてこようと思います!