最新の「モーションキャプチャーイベント」を開催 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

最新の「モーションキャプチャーイベント」を開催

アメーバ「クラブの動作解析と体の動作解析ともに有効な新しい計測方法」

 このコラムでは、最新のジュニアゴルフ情報やアジアのゴルフ情報と合わせ
 て、最新機器のデータも紹介しています。

 ゴルフが上達せずにマンネリ化しないよう、もっと早く上手くなるような
 コラムを目指しています。
 
 さて、今回は最新のデータ解析イベントのご紹介です!

 いままでも2000万円以上すると言われたスイング動作解析機器はありましたが
 今回は、もっと安く◯百万円だとか?で設置できる最新のカメラとそのソフト
 を紹介します。

てんとうむし詳細→モーションキャプチャで測る








 今回、試打会にご協力いただいたのは「自称人間計測器」のマーク金井さんです
 ね!ご自身もこれまでにいろいろなデータ機器を試打して来られらたとのこと
 で今回もご登場していただきました。

 マーク金井さんがまず気になっていたのは、「スイングのタイプによってクラブの
 トゥダウンに差が生じるのか?」だそうです。

 実際にマークさんが計測機器を装着して測定したところ確かにドロー系のスイング
 (青色)では、フェード系のスイング(黄色)に比べてヘッドが走っている分だけ
 トゥダウンが起こっていることが映像で写っています。



 これは肩や手元を止めることによりクラブヘッドを走らせるドロー系のボール 
 の打ち方では、クラブは下にスイートスポットが下がるため、ドロー系の
 選手は手元が高くなりがちになる。

 それに比べて体を早めに回転させるフェード系のスイングではトゥダウンが
 起こりにくく、手元も低い位置で振り抜けることを表しています。

 こういった理論ように数値が実際に映像で見て確認できるという点において
 すごく納得がいったようで、マークさん自身お「理論に確証が持てました」
 とデータに結果には満足そうでした。







マーク金井氏の三次元モションキャプチャー「Gears Golf」デモ映像


アメーバ「自分はドロー系なのか?フェード系なのかも数値で分析可能」

 これ以外でも体の上半身と下半身の捻転差を示す「Xファクター」などもはっき
 りと数値で表されます。

※上が編集部のKさんのXファクター、下がマーク金井さんのXファクター
 あきらかに上半身と下半身で捻転差に違いがあるのが解りますね!

 ドロー系のマークさんは腰は開いても肩が開かず、フェード系のKさんは
 肩も開きながらインパクトをしようとしています。

 これで自分がどちらのタイプか?(ドロー?フェード?)さらにはどのような
 シャフトやヘッドの組み合わせがいいのかも動作解析からわかってきます!
 




 


 また遊びに来てもらった中里光之介などプロにも打ってもらましたが、中里曰く
 好不調のバロメーターと示す指針としても使えそうです。

※中里(黄色)はXファクター(捻転差)が50.8度、対するイアン・ポールター
 はX ファクターが80.1度、最近調子の上がらない中里は体の硬さや疲れから
 十分なねじれが得られていないのかもしれません。

 さらに飛ばし屋のジェイミー・サドルフスキーのXファクターは110度!
 練習量を増やすよりもまずは柔軟性と体のキレを再確認したらいいかもしれ
 ませんね。

てんとうむし詳細→君はクォーターマイル(1/4)ショットを見たことがあるか?!









 以下の記事は2010年当時のものでいまの機器よりもセンサーの数も全然少なく
 測定できるデータも当時は限られていました。

 でも、いまでは34個のセンサーで体の動きと一緒にクラブの計測もできますし
 フライトスコープで連動してボールの回転や飛びまで連動して測定が可能です。

 今後のゴルフのレッスンはこういった時代が「来るんじゃないかな?と予感させ
 られれるイベントとなりました。

 また、機会がありましたらご紹介しますね!

てんとうむし詳細→How does this guy bomb it?