ゴルフフィッティング界に革命を起こす!画期的なの取り組みとは??(その2)
![アメーバ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/344.gif)
さて、前回の続きです。今回は「スイングタイプ別のシャフトの組み立てによる
影響」に関してです。
一般に海外のフィッティングの専門店に頼んだ場合、出来上がってきたシャフト
をすべて抜いて調べたらフェース面に対して一番硬い部分「※スパイン」側が反
対側に来るようにシャフトを差してありました。
「※スパイン=シャフトの背骨、継ぎ目」
つまり・・・
「柔らかい側に大きくしなる方向にシャフトは差してあり」それは言い換えれば
「この方向が一番飛ぶ!となるようにシャフは差してある!」ということになり
ます。
ラボのチーフスタッフのMさん曰く
「シャフトの差し方で飛ばしの効果を高めることはもちろん、さらに先調子の効
果を高めたり。元調子の効果を高めたりも出来るのです。」
でも、アマチュアの場合は飛ぶクラブで満足ですが、プロはスイングのタイプに
よっては、フェース面に対して硬い「スパイン」側を向けて差してあげたほうが
距離が安定するということも考えられます。
※例えば手首のリリースポイントの遅いプロなどこのタイプにあたり、この場合は
フェースが暴れにくいような向きへのフィッティングが好まれます。
さらに・・・
ラボでは、1つのクラブに対してシャフトの「スパイン」の向きをフェース面に
対して上下左右の4方向にずらして組んだクラブを準備して、どのクラブが打ち
やすいかをテストしてもらっています。
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この時、縦振りや横振りによってもクラブヘッドの「トゥダウン」がきつくなっ
たりもするようです。
※ここでいう「トゥダウン」とは、シャフトの上下方向のねじれのことで、一般
にスイートスポット(SS2)もフェース面のセンターで打ったつもりでもイン
パクトの位置はわずかにトゥサイドにずれるようですね。
ですから人によっては、シャフトの硬い部分を下に向けたほうが「トゥダウン」
しにくくなったり、逆にシャフトを柔らかく使いたい人には、わざと「トゥダ
ウン」させるように硬い部分を上のほうに向けてシャフトを差してあげたりも
できるそうです。
これをプレーヤーのスイングに合わせてどう調整するのかは、データを集め
始めたところで、これを完成さえたら?「クラブの組み方次第で下手にも上
手くもなる??」ということもマニュアル化が出来るようです。
実際に、先に説明した4方向に硬い部分を差し変えたシャフトのクラブを打
たせてみると、どの方向が気持ちよく感じるかは個人差があるようです。
こういった測定にもデータ解析機器は欠かせませんのでラボでも「トラック
マン」と「フライトスコープ」の2台は常時使えるようにしてあります。
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さて、ここまで読んでいただいた最新のフィッティング事情ですが、クラ
ブヘッドやシャフトの選び方に加えてシャフトの差し方までスイングの
タイプ別にフィッティングすればかなりの確率で打ちやすくなることが
わかってきました。
例えば「◯◯アイアンだけがどうしてもうまく打てない??」などの場合は、
その原因が「間違ったフィッティング」にある場合も考えられます。
スイングタイプに合わないヘッドやシャフトを使用すること以外に、シャフ
トの差し方がまずくて必要以上にシャフトが走ったり?トゥダウン現象を起
こしていたり?1本だけ不良なヘッドやシャフトを使用していた可能性もある
からです。
逆に「苦手なクラブも組み方次第で得意なクラブに変わるかも?」しれません。
まずは個人差もありますから実際にラボに来ていただいて打っていただか
ないと始まりませんね。
「百聞は一見に如かず!」で一度キャンプに来たり、ラボに出向いてみてくださ
いね!
![てんとうむし](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/055.gif)
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