世界はパワーゲームの時代へ!日本のサムライゴルフに未来は? | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

世界はパワーゲームの時代へ!日本のサムライゴルフに未来は?

アメーバ『ゲイリーウッドランドのボールスピードは80m/s越え!』

 気になるデータがアップされてました。
 先週行われた「WGCキャデラック選手権」でのローリー・マキロイと
 ゲイリー・ウッドランドのデータです。PGAツアーの平均値との比較
 も出ていますね。

てんとうむし詳細→Trackman facebook

 ◎ローリー・マキロイ
  クラブスピード 53.6m/s
  ボールスピード 77.8m/s
  ランチアングル 13.4deg
  スピン量    2334rpm
  最高到達地点  39yard
  キャリー    307yard



 さらにゲイリーウッドランドのボールスピードは80m/s越え!

 やってみた人はわかりますは、このデータは超人ハルクか?(古い)という
 くらいに異次元のデータです。

 普通の高校生のデータを見ると70m/sを越えてくると結構飛ぶほうですし
 73m/sをコンスタントに越えてくる選手はトップクラスに飛ぶほうです。

 松山選手らがプレーするPGAツアーのアベレージですら75m/sですから、
 ボールスピード80m/sはあり得ない・・・

 ここまで飛んでくると今後のメジャーは7500ヤード越えは当たり前のセッテ
 ィングになってくるでしょうし、小柄でパワー不足が否めない日本式のゴルフは
 「サムライゴルフ」のように感じますね。

 ◎ゲイリー・ウッドランド
  クラブスピード 55.9m/s
  ボールスピード 80.4m/s
  ランチアングル 12.6deg
  スピン量    2131rpm
  最高到達地点  41.7yard
  キャリー    310yard



アメーバ『気づいたら島国でしか通用しないゴルフにならないように?』

 こうやってデータで技術が測れるということは、このウッドランドやマキロイの
 数値をみて同じようにトレーニングで追いつこうと考える選手たちもたくさんい
 るのは間違いありません。

 ちなみに今年のアジアンツアーの予選会場でも、ヨーロッパの選手やオースト
 ラリアの若い選手たちは、ラグビーか?アメフトか?と見間違えるような大柄で
 筋骨隆々の選手たちが目にとまりました。

 先週優勝したダスティンジョンソンのデータもハイブリッドアイアンでボール
 スピードが156mph(70m/s)を越えていますね!

 これで23ヤードの高さで250ヤード飛んでいくのですからミサイルみたい
 なアイアンショットです!

 




 かつて技術で世界を制した男子バレーボールが その後パワーバレーで全盛期と
 なり日本が衰退したように、ゴルフの世界も世界はパワーゲームの時代に来よう
 としている気がします。

 ショートゲームだけで世界を制するのはますます厳しくなってくるかもしれません。

 なので、気づいたら島国でしか通用しないゴルフにならないように?世界との差を
 常に見ながら指導をしてあげたいと思っています。

 ◎PGAツアーアベレージ
  クラブスピード 50.5m/s
  ボールスピード 74.6m/s
  ランチアングル 11.2deg
  スピン量    2588rpm
  最高到達地点 32.6yard
  キャリー    275yard
 
 海外のでかい選手たち↓