PGAツアー「松山英樹」インタビュー
『いまでもゴルフファン(star-struck)ですから他の選手に憧れてしまいますね。』
PGAツアー「ヒュンダイ選手権」の最終日の松山英樹選手の活躍は日本の
ゴルフファンには本当に惜しい試合でした。
私もホテルのブラウン管テレビでずっと見ていましたが、17番のピッチマ
ーク に蹴られた最後の転がりや最終ホールの突風など思わず「あっ!」
と声を出してしまいました。
でも、今度はマスターズでも勝てるんじゃないか?くらいに期待の持てる
試合でしたね。間違いなく近年史上最強のアジア人ゴルファーでしょう!
その松山選手のインタビューがPGAツアーのサイトに掲載されていますので
翻訳してご紹介します。どこにも翻訳されていないのでクラブハウスで朝から
アップしました。
プロの翻訳家ではなので多少の誤訳はご勘弁・・・
詳細→It's all on Matsuyama
『未だ22歳、スイングコーチもいない、日本のライジングスターは米ツアーの成功を模索中』
松山英樹は22歳ながらアジア最高の世界ランキング15位、2014年シーズ
ンフェデックスランキング10位、さらに今年度は韓国で開催されるプレジデン
ツカップでも活躍を期待されるトッププレーヤーです。
現在はキャディと通訳、コンディショニングコーチの3人でツアーを戦っていて
2014年はメモリアルトーナエントで初優勝を飾りツアーチャンピオンシップ
まで駒を進めました。
その彼に今シーズンの抱負やコーチ不在のスイング作りなどインタビューをしまし
た。(米国人の通訳を介してのインタビューです。)
P:好きな選手は誰ですか?
M:まちがいなくタイガーです。他にも多くの選手をテレビで見ましたが、彼が私の
中では1番です。
P:あなたはプロ入りわずか2年の22歳です。試合で他の選手を見るときは尊敬し
て見てしまいますか?それとも自分と対等に見れますか?
M:練習場やレストランではいまでもゴルフファン(star-struck)ですから憧れてし
まいますね。でもスタートティーに立てば競技者として対等の立場です。」
P:タイガーのプレーを初めて見たのはいつですか?
M:1997年のマスターズです。ライブではなくビデオで見ました。
P:今シーズンの1月は5週間で4試合を予定していますね。なぜそんなにスケジュー
ルを詰めてたくさんプレーするのですか?
M:まだ、自分は若くてエネルギーもあるので毎週でもプレーできます。試合でやり
たいこともありますし、学ぶべき技術も沢山あります。でも毎週すべての試合をプ
レーするのは賢いやり方だとは思いません。
P:あなたはPGAツアーの中でもベストボールストライカー(ティーグリーンゲイン
ド第6位)ですね。スイングコーチはいますか?
M:いません。
P:自分で自分のスイングコーチをやることのメリットは?
M:私は自分自身で課題を見つけて自由にベストな解決策を模索することが好きです。
誰かに指示されて練習するのは好きではない。ですからいまはコーチはつけていま
せん。でも将来は、コーチが必要な時が来るかもしれません。そのときは、いろん
なコーチと話せるのは楽しみですし、自分でやってきたことをさらに進化させて
くれるコーチと一緒にやりたいです。
P:スイングはどうやって作ってますか?スイングビデオを見たり練習場で他の選手
を観察してるのですか?
M:自分のスイングのビデオを撮って自分でチェックしています。
P:真似たい好きなスイングの選手はいますか?
M:ここにいるたくさんん選手たちのスイングはすべて素晴らしいと思いますが、
自分にとっての理想のスイングはやはりタイガーのスイングです。ずっと真似
をしたいと思ってやってきました。
P:2015年の今年特に直したい部分はありますか?
M:昨年はロングショットで苦しんだのでそこは改善したいです。ショートゲーム
は永遠のテーマですね。今年も練習の課題は尽きません。
P:あなたの父親は、アマチュアのクラブチャンピオンですね。彼はあなたにどんな
ことを教えてくれましたか?父親からはたくさん学びましたか?
M:父親からは高校時代までは基礎を優先して徹底的にやらされました。大学に進ん
でからは自分で練習しています。
P:あなたはいつゴルフが好きだと感じましたか?それはなぜそう思うようになった
のですか?
M:初めてクラブを持った時からそう思いました。今でもこれからもずっとゴルフは
好きですね。
『スイングコーチのいない今の生活は楽しい旅をするようなもの!』
P:練習は好きですか?
M:練習よりも試合の方が好きです。調子が悪いと練習も好きではないですし、それ
が仕事に感じます。でも、調子が良くなってくると練習場でもまた楽しく感じます。
P:練習以外に今年の目標はなんですか?
M:試合に勝つ事、メジャーに勝つ事、フェデックスランキングで30位以内に入る
こと(そして最終戦のツアー選手権に出場すること)です。
P:どのメジャーが1番自分に合っていると思いますか?
M:自分ではわかりませんがマスターズは最初に出場出来たメジャーです。タイガー
が最初に勝ったメジャーでもありますから自分もマスターズは最初に勝ちたいと
思っています。
P:2011年に初めてマスターズに行った時の感想は?
M:言葉にならないですね。ここがマスターズなんだな、自分も来れたんだなと
P:アジアンアマで勝てたこと(2010&2011)は自分にとってなにか良かっ
たですか?
M:いつかここ(PGAツアー)でやりたいと思っていましたからアジアアマで
勝ったことで自分のキャリアにもその扉が開かれたと思っています。
P:日本と比べてPGAツアーの生活はどうですか?
M:ツアーを旅する生活はたいへんですがそれがPGAツアー選手の生活ですから
それは来る前から分かっていました。
P:ツアーを旅していていい思い出はありますか?
M:カナディアンオープンに行った時にナイアガラの滝を見ました。とても感動
しましたね。
P:ホテルの部屋では何をしていますか?
M:携帯ゲームやラインで友達とチャットしたりしています。ベースボールも好き
ですから日本人選手の出ている試合を見ながら過ごしています。
P:PGAツアーで優勝した後日本に戻って試合(ダンロップフェニックス)に出た
ときはどうでしたか?
M:いままでよりもたくさんのギャラリーが見にきてくれました。でも、プレシャー
には感じませんでしたね。それよりもギャラリーのみなさんに自分のベストのプレ
ーを見せたいと思ってプレーしました。それが来てくれたギャラリーへの感謝の
気持ちだと思っています。
P:そのときはジョーダン・スピースと4日間ラウンドしましたね。なにかあなたと
共通点はありましたか?
M:彼とは同世代ですから4日間楽しかったです。同じ選手と4日間、しかもずっと
優勝争いもしていましたから滅多にない経験ができました。でも私の英語では
彼とは深くはコミュニケーションが取れませんでした。いつかもっと深く分かり合
えるよになりたいと思っています。
P:英語の習得の進捗状況はいかがですか?
M:ヒアリングはずいぶんと上達してきました。何を言われているのかもだいぶ解る
ようになってきましたが、話す方はまだまだですね。
P:昨年は米国に家はありませんでhした。トーナメントの空いた週はどこで過ごして
いたのですか?
M:ロサンゼルスにいました。日本食レストランに行ったりコースで練習して過ごし
ていました。次の週に試合がある時は、早めに移動して試合会場で練習したり
して準備していました。
P:ゴルフ以外に楽しみはありますか?
M:家に帰ったときは魚釣りをします。
P:今までで一番の大物は?笑
M:10歳の頃、祖父と釣りに行って5kgのハマチを釣り上げました!そのあとも
それ以上大きな魚も釣ったことがあるんですが、ハマチが子供の頃の忘れられ
ない思い出です。
Hideki Matsuyama and Jimmy Walker share 54-hole lead at Hyundai
PGAツアー「ヒュンダイ選手権」の最終日の松山英樹選手の活躍は日本の
ゴルフファンには本当に惜しい試合でした。
私もホテルのブラウン管テレビでずっと見ていましたが、17番のピッチマ
ーク に蹴られた最後の転がりや最終ホールの突風など思わず「あっ!」
と声を出してしまいました。
でも、今度はマスターズでも勝てるんじゃないか?くらいに期待の持てる
試合でしたね。間違いなく近年史上最強のアジア人ゴルファーでしょう!
その松山選手のインタビューがPGAツアーのサイトに掲載されていますので
翻訳してご紹介します。どこにも翻訳されていないのでクラブハウスで朝から
アップしました。
プロの翻訳家ではなので多少の誤訳はご勘弁・・・
詳細→It's all on Matsuyama
『未だ22歳、スイングコーチもいない、日本のライジングスターは米ツアーの成功を模索中』
松山英樹は22歳ながらアジア最高の世界ランキング15位、2014年シーズ
ンフェデックスランキング10位、さらに今年度は韓国で開催されるプレジデン
ツカップでも活躍を期待されるトッププレーヤーです。
現在はキャディと通訳、コンディショニングコーチの3人でツアーを戦っていて
2014年はメモリアルトーナエントで初優勝を飾りツアーチャンピオンシップ
まで駒を進めました。
その彼に今シーズンの抱負やコーチ不在のスイング作りなどインタビューをしまし
た。(米国人の通訳を介してのインタビューです。)
P:好きな選手は誰ですか?
M:まちがいなくタイガーです。他にも多くの選手をテレビで見ましたが、彼が私の
中では1番です。
P:あなたはプロ入りわずか2年の22歳です。試合で他の選手を見るときは尊敬し
て見てしまいますか?それとも自分と対等に見れますか?
M:練習場やレストランではいまでもゴルフファン(star-struck)ですから憧れてし
まいますね。でもスタートティーに立てば競技者として対等の立場です。」
P:タイガーのプレーを初めて見たのはいつですか?
M:1997年のマスターズです。ライブではなくビデオで見ました。
P:今シーズンの1月は5週間で4試合を予定していますね。なぜそんなにスケジュー
ルを詰めてたくさんプレーするのですか?
M:まだ、自分は若くてエネルギーもあるので毎週でもプレーできます。試合でやり
たいこともありますし、学ぶべき技術も沢山あります。でも毎週すべての試合をプ
レーするのは賢いやり方だとは思いません。
P:あなたはPGAツアーの中でもベストボールストライカー(ティーグリーンゲイン
ド第6位)ですね。スイングコーチはいますか?
M:いません。
P:自分で自分のスイングコーチをやることのメリットは?
M:私は自分自身で課題を見つけて自由にベストな解決策を模索することが好きです。
誰かに指示されて練習するのは好きではない。ですからいまはコーチはつけていま
せん。でも将来は、コーチが必要な時が来るかもしれません。そのときは、いろん
なコーチと話せるのは楽しみですし、自分でやってきたことをさらに進化させて
くれるコーチと一緒にやりたいです。
P:スイングはどうやって作ってますか?スイングビデオを見たり練習場で他の選手
を観察してるのですか?
M:自分のスイングのビデオを撮って自分でチェックしています。
P:真似たい好きなスイングの選手はいますか?
M:ここにいるたくさんん選手たちのスイングはすべて素晴らしいと思いますが、
自分にとっての理想のスイングはやはりタイガーのスイングです。ずっと真似
をしたいと思ってやってきました。
P:2015年の今年特に直したい部分はありますか?
M:昨年はロングショットで苦しんだのでそこは改善したいです。ショートゲーム
は永遠のテーマですね。今年も練習の課題は尽きません。
P:あなたの父親は、アマチュアのクラブチャンピオンですね。彼はあなたにどんな
ことを教えてくれましたか?父親からはたくさん学びましたか?
M:父親からは高校時代までは基礎を優先して徹底的にやらされました。大学に進ん
でからは自分で練習しています。
P:あなたはいつゴルフが好きだと感じましたか?それはなぜそう思うようになった
のですか?
M:初めてクラブを持った時からそう思いました。今でもこれからもずっとゴルフは
好きですね。
『スイングコーチのいない今の生活は楽しい旅をするようなもの!』
P:練習は好きですか?
M:練習よりも試合の方が好きです。調子が悪いと練習も好きではないですし、それ
が仕事に感じます。でも、調子が良くなってくると練習場でもまた楽しく感じます。
P:練習以外に今年の目標はなんですか?
M:試合に勝つ事、メジャーに勝つ事、フェデックスランキングで30位以内に入る
こと(そして最終戦のツアー選手権に出場すること)です。
P:どのメジャーが1番自分に合っていると思いますか?
M:自分ではわかりませんがマスターズは最初に出場出来たメジャーです。タイガー
が最初に勝ったメジャーでもありますから自分もマスターズは最初に勝ちたいと
思っています。
P:2011年に初めてマスターズに行った時の感想は?
M:言葉にならないですね。ここがマスターズなんだな、自分も来れたんだなと
P:アジアンアマで勝てたこと(2010&2011)は自分にとってなにか良かっ
たですか?
M:いつかここ(PGAツアー)でやりたいと思っていましたからアジアアマで
勝ったことで自分のキャリアにもその扉が開かれたと思っています。
P:日本と比べてPGAツアーの生活はどうですか?
M:ツアーを旅する生活はたいへんですがそれがPGAツアー選手の生活ですから
それは来る前から分かっていました。
P:ツアーを旅していていい思い出はありますか?
M:カナディアンオープンに行った時にナイアガラの滝を見ました。とても感動
しましたね。
P:ホテルの部屋では何をしていますか?
M:携帯ゲームやラインで友達とチャットしたりしています。ベースボールも好き
ですから日本人選手の出ている試合を見ながら過ごしています。
P:PGAツアーで優勝した後日本に戻って試合(ダンロップフェニックス)に出た
ときはどうでしたか?
M:いままでよりもたくさんのギャラリーが見にきてくれました。でも、プレシャー
には感じませんでしたね。それよりもギャラリーのみなさんに自分のベストのプレ
ーを見せたいと思ってプレーしました。それが来てくれたギャラリーへの感謝の
気持ちだと思っています。
P:そのときはジョーダン・スピースと4日間ラウンドしましたね。なにかあなたと
共通点はありましたか?
M:彼とは同世代ですから4日間楽しかったです。同じ選手と4日間、しかもずっと
優勝争いもしていましたから滅多にない経験ができました。でも私の英語では
彼とは深くはコミュニケーションが取れませんでした。いつかもっと深く分かり合
えるよになりたいと思っています。
P:英語の習得の進捗状況はいかがですか?
M:ヒアリングはずいぶんと上達してきました。何を言われているのかもだいぶ解る
ようになってきましたが、話す方はまだまだですね。
P:昨年は米国に家はありませんでhした。トーナメントの空いた週はどこで過ごして
いたのですか?
M:ロサンゼルスにいました。日本食レストランに行ったりコースで練習して過ごし
ていました。次の週に試合がある時は、早めに移動して試合会場で練習したり
して準備していました。
P:ゴルフ以外に楽しみはありますか?
M:家に帰ったときは魚釣りをします。
P:今までで一番の大物は?笑
M:10歳の頃、祖父と釣りに行って5kgのハマチを釣り上げました!そのあとも
それ以上大きな魚も釣ったことがあるんですが、ハマチが子供の頃の忘れられ
ない思い出です。
Hideki Matsuyama and Jimmy Walker share 54-hole lead at Hyundai