PGAツアーシード獲得選手の平均年齢は30.62歳 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

PGAツアーシード獲得選手の平均年齢は30.62歳

アメーバ『去年シード権を獲得した選手の1年後の結果は?』

 サワディーカップ!今朝はホアヒンから移動してきてパタヤの宿舎の朝です。

 ここは、乗馬クラブの中になるホテルで今回から新しく利用することになり
 ました。

 まもなく空港からみんなが到着予定でロビーで待っています。
 
 ということでいよいよ今日からパタヤでタイキャンプ。年明けの7日までタイ
 からコラムをお届けします。



 今日は、今年のPGAツアーのQスクールの結果を考察してみたいと思います。

 まずは昨年のQスクールでシード権を獲得した選手たちのツアーの成績はどうだっ
 たのでしょうか?

 トップ50に入ればウェブドットコムツアーを卒業してPGAツアーに出られる
 ことになった新しい制度の今年を見てみると若い選手たちの活躍が目立ちます。

 昨年コラムで紹介したのQT受験組を見てみると1年後はPGAツアーの
 シード権を確保できたのでしょうか・・・

【2014年(昨年)のQスクールのおもなシード権獲得選手】

◯Max Homa(-23、6位)2013NCAAチャンピオン、2013年ウォーカー
 カップ米国代表(カリフォリニア大4年)は順当に通過
◯ Nick Taylor(-19、11位)2010のWAR、NO1選手、2010年ベンホーガン
 アワード受賞、今年のカナダツアーでランキング7位で力をつけて来た。
◯Albin Choi(-17、15位タイ)
 NCState大学3年のカナダ系韓国選手、オールアメリカンのセカンドチームながら
 今回予選通過
◯Blayne Barber(-16、22位)
 2011ジョーダン・スピース、ピーターユーライン等と共にウォーカーカップ
 米国代表(23歳)
◯Si Woo Kim(-16、22位)2年連続の通過の脅威の18歳は韓国NO1の若手か
◯Josh Broadaway(-15、32位)35歳の中堅ベテラン選手
◯Sebastian Vazquez(-15、26位)PGAラテンアメリカツアーの選手
 メキシカンの彼は2012チームアマチュア選手権のメダリスト(23歳)
◯Justin Thomas(-14、32位)2013年ウォーカーカップ米国代表、2012
 大学NO1受賞、3日目終えて2オーバーから66、66、65は見事!
◯Daniel Berger(-14、32位)2013NCAA個人戦2位(フロリダ大学2年、20歳)
◯Harold Varner(-14、32位)カナダでプレーする23歳の黒人選手
◯Nathan Tyler(-13、38位)カナダツアー賞金ランキング12位(28歳)
◯Jon Curran(-12、42位)キーガンブラッドリーの高校時代の同窓(26歳)
◯Matt Fast(-12、42位)セカンドステージ20アンダーの勢いそのまま通過(27歳)
◯Vince India(-12、42位)大学時代は無名のサードアメリカンチーム(24歳) 
◯Tyler Weworski (-12、42位)2013カナダツアーQスクールトップ通過

てんとうむし詳細→『同期の仲間に負けたくないという気持が成功の秘訣?』



アメーバ『20代の選手が27人と全体の半分以上を占めている』

 上位の50人の顔ぶれを見てみると20代の選手が27人と全体の半分以上を
 占めていて、トップ10もそのうち8人が20代です。このように海外は急速
 に若手が力をつけて来ているのが分かります。

てんとうむし詳細→ウェブドットコムツアーファイナルトップ50シード獲得選手

 【ウェブドットコムツアー賞金ランキング上位50名全体平均30.62歳】
 25歳以下 14人
 25歳~29歳 13人
  30代15人
  40代8人

 3位に21歳のジャスティン・トーマス2013年のウォーカーカップ代表で、
 ジョーダンと同世代の選手、ブレインバーバーは24歳でユーラインと同世代
 21歳のダニエル・バーガーもPGAツアー昇格決定です。

 昨年Qスクール6位通過の24歳のマックス・ホマもPGAツアーシード権獲得、
 マキロイの米国でのホームステイ先のルームメイトのスコット・ピンクニー
(24歳)もPGAツアーシード権獲得、ニックテイラーもギリギリ獲得です。
 
 彼ら以外にもカルロス・オルティス(23歳)、アンドリュー・パットナム
 も25歳、トニー・フィーナウ(25歳)、ザチャリ22歳のアジア大会優勝
 キム・ミーウィー選手などもシードを獲得して来年はPGAツアーを戦うようです。
 
 特に20代でも25歳前後のマキロイ、ファウラーと同じ世代の選手たちや
 ジョーダンと同じ世代の21歳前後の選手の頑張りが目立ちます。

 ちなみに米国のゴルフジャーナリストアンディ和田さんの話では、上位選手の
 出られる試合数は以下のようになっているようです。

◎最終予選会では
・メダリスト(トップ通過)がレギュラーシーズン(21試合)の全出場権を獲得
・2位から10位までは最初の12試合出場可(12試合後にリランキング)
・11位から49位までが 最初の8試合出場可(8試合後にリランキング)
・50位以下はコンディショナル(準メンバー)となります。

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てんとうむし詳細→『Andy Wada facebook』