アジアと日本のツアー掛け持ちは難しい・・・
『前半戦の出られる試合が大きく減った今年は日本人選手に不利』
今年もトーナメントのシーズンは残りわずか。日本のツアーも最終戦まで
終わり、今週は来シーズンの出場権を決めるクォリファイトーナメントが
開催されてます。
若い選手やシードを落とした選手たちはここが正念場です。
詳細→2014 ジャパンゴルフツアーファイナルクォリファイングトーナメント
また来週タイランドチャンピオンシップの開催されるアジアンツアーも佳境に
入っていますが、今年は日本人選手のシード獲得が難しいようです。
その原因はどうやら今年のスケジュールにありそうです。
日本オープンで片岡選手に会った時に、今年の春のアジアンツアーのスケジュー
ルが変わり3試合減って5試合になったことを嘆いていましたね。
詳細→2014 2014アジアンツアースケジュール
確かに詳しく調べてみると昨年8試合あった春先の試合が5試合に減っています。
これでは、日本のシード権を掛け持ちでもっていた片岡選手や塚田等日本人選手
には不利なスケジュールです。
日本の試合も春先ずいぶん減ってしまいましたから、シード権獲得のために彼らは
秋以降に賞金の上がる日本の試合を優先してでなくてはなりませんから。
※「ヒーロー」はインドの試合のスポンサーを辞めてタイガーウッズの試合のスポン
サーとなり、景気の悪い韓国の試合(KJ)が減りました。
※ドバイの試合が1試合増えました。今後中東の試合は増えていくのではないでし
ょうかね。
【2013スケジュール:アジアンツアー単独開催17試合】
◎前半8試合
Feb 21 - Feb 24 Zaykabar Myanmar Open (Myanmar) 1減
Mar 06 - Mar 09 SAIL-SBI Open (India)
Mar 28 - Mar 31 Chiangmai Golf Classic (Thailand)
Apr 04 - Apr 07 Panasonic Open India (India)
Apr 11 - Apr 14 Solaire Open (Philippines)
May 02 - May 05 CIMB Niaga Indonesian Masters (Indonesia)
Jun 13 - Jun 16 Queen’s Cup (Thailand)
Jun 20 - Jun 23 Worldwide Holdings Selangor Masters (Malaysia)
◎後半9試合
Sep 12 - Sep 15 Yeangder Tournament Players( Chinese Taipei)
Oct 03 - Oct 06 Mercuries Taiwan Masters(Chinese Taipei)
Oct 10 - Oct 13 CJ Invitational Hosted by KJ Choi(South Korea)1減
Oct 17 - Oct 20 Venetian Macau Open(Macau)
Nov 07 - Nov 10 Hero Indian Open(India)1減
Nov 14 - Nov 17 Resorts World Manila Masters (Philippines)
Nov 28 - Dec 01 Indonesia Open (Indonesia)
Dec 12 - Dec 15 Thailand Golf Championship (Thailand)
Jan 16 - Jan 19 King’s Cup Golf Hua Hin (Thailand)
【2014スケジュール:アジアンツアー単独開催16試合】
◎前半5試合
Feb 26 - Mar 01 SAIL-SBI Open (India)
Mar 13 - Mar 16 Solaire Open(Philippines)
Apr 24 - Apr 27CIMB Niaga Indonesian Masters (Indonesia)
May 15 - May 18 ICTSI Philippine Open(Philippines) 1増
Jun 05 - Jun 08 Queen’s Cup(Thailand)
◎後半11試合
Sep 11 - Sep 14 Yeangder Tournament Players( Chinese Taipei)
Sep 18 - Sep 21 Worldwide Holdings Selangor Masters(Malaysia)
Oct 02 - Oct 05 Mercuries Taiwan Masters( Chinese Taipei)
Oct 23 - Oct 26 Venetian Macau Open(Macau)
Nov 06 - Nov 09 Panasonic Open India(India)
Nov 13 - Nov 16 Chiangmai Golf Classic (Thailand)
Nov 20 - Nov 23 Resorts World Manila Masters (Philippines)
Nov 27 - Nov 30 King’s Cup Golf Hua Hin (Thailand)
Dec 04 - Dec 07 BANK BRI Indonesia Open(Indonesia)
Dec 11 - Dec 14Thailand Golf Championship (Thailand)
Dec 18 - Dec 21 Dubai Open(United Arab Emirates)1増
賞金も見てみると今年日本のランキング53位で2000万円(20試合出場)
稼いだ片岡選手の同じ53位の選手の賞金ランキングもアジアでは770万円
(12試合)くらいにしかなりませんから当然日本の試合を優先しますね。
このクラスで日本だと1試合あたり100万円稼げますがアジアだと50~
60万円くらいになります。飛行機代など経費を考えたらちょっと躊躇します
それでも経費と賞金がトントンなら国内にいて練習しているよりより出て行った
ほうがいいでしょうね。私も「海外は赤字でなければ大成功?」と思ってあちこ
ち行っています。
詳細→2014 2014アジアンツアー賞金ランキング
詳細→2014 2014JGTOツアー賞金ランキング
ですからアジアと掛け持ちでやろうと考えるのなら前半戦でシードを獲得の
目安をつけてから秋の日本ツアーを頑張るというのが作戦なんですが今年は
それがいまくいかなかったようです。
今後、日本とアジアを掛け持ちでやっていこうと考えている選手たちはとに
かく夏まではアジアを頑張ってなるべく稼いで後半戦の賞金のいい試合の
出場権を確保しておくことが重要です。
前半だめだとヨーロッパツアーとの共催の高額賞金の試合にまったく出られ
ませんから・・・
今年のスケジュールも今後発表されていくでしょうが、一年間をどう過ごして
賞金を稼いでいくのかは悩みどころです。
写真はアジアンツアーの様子、明日もアジアのトーナメントのコラムです。
今年もトーナメントのシーズンは残りわずか。日本のツアーも最終戦まで
終わり、今週は来シーズンの出場権を決めるクォリファイトーナメントが
開催されてます。
若い選手やシードを落とした選手たちはここが正念場です。
詳細→2014 ジャパンゴルフツアーファイナルクォリファイングトーナメント
また来週タイランドチャンピオンシップの開催されるアジアンツアーも佳境に
入っていますが、今年は日本人選手のシード獲得が難しいようです。
その原因はどうやら今年のスケジュールにありそうです。
日本オープンで片岡選手に会った時に、今年の春のアジアンツアーのスケジュー
ルが変わり3試合減って5試合になったことを嘆いていましたね。
詳細→2014 2014アジアンツアースケジュール
確かに詳しく調べてみると昨年8試合あった春先の試合が5試合に減っています。
これでは、日本のシード権を掛け持ちでもっていた片岡選手や塚田等日本人選手
には不利なスケジュールです。
日本の試合も春先ずいぶん減ってしまいましたから、シード権獲得のために彼らは
秋以降に賞金の上がる日本の試合を優先してでなくてはなりませんから。
※「ヒーロー」はインドの試合のスポンサーを辞めてタイガーウッズの試合のスポン
サーとなり、景気の悪い韓国の試合(KJ)が減りました。
※ドバイの試合が1試合増えました。今後中東の試合は増えていくのではないでし
ょうかね。
【2013スケジュール:アジアンツアー単独開催17試合】
◎前半8試合
Feb 21 - Feb 24 Zaykabar Myanmar Open (Myanmar) 1減
Mar 06 - Mar 09 SAIL-SBI Open (India)
Mar 28 - Mar 31 Chiangmai Golf Classic (Thailand)
Apr 04 - Apr 07 Panasonic Open India (India)
Apr 11 - Apr 14 Solaire Open (Philippines)
May 02 - May 05 CIMB Niaga Indonesian Masters (Indonesia)
Jun 13 - Jun 16 Queen’s Cup (Thailand)
Jun 20 - Jun 23 Worldwide Holdings Selangor Masters (Malaysia)
◎後半9試合
Sep 12 - Sep 15 Yeangder Tournament Players( Chinese Taipei)
Oct 03 - Oct 06 Mercuries Taiwan Masters(Chinese Taipei)
Oct 10 - Oct 13 CJ Invitational Hosted by KJ Choi(South Korea)1減
Oct 17 - Oct 20 Venetian Macau Open(Macau)
Nov 07 - Nov 10 Hero Indian Open(India)1減
Nov 14 - Nov 17 Resorts World Manila Masters (Philippines)
Nov 28 - Dec 01 Indonesia Open (Indonesia)
Dec 12 - Dec 15 Thailand Golf Championship (Thailand)
Jan 16 - Jan 19 King’s Cup Golf Hua Hin (Thailand)
【2014スケジュール:アジアンツアー単独開催16試合】
◎前半5試合
Feb 26 - Mar 01 SAIL-SBI Open (India)
Mar 13 - Mar 16 Solaire Open(Philippines)
Apr 24 - Apr 27CIMB Niaga Indonesian Masters (Indonesia)
May 15 - May 18 ICTSI Philippine Open(Philippines) 1増
Jun 05 - Jun 08 Queen’s Cup(Thailand)
◎後半11試合
Sep 11 - Sep 14 Yeangder Tournament Players( Chinese Taipei)
Sep 18 - Sep 21 Worldwide Holdings Selangor Masters(Malaysia)
Oct 02 - Oct 05 Mercuries Taiwan Masters( Chinese Taipei)
Oct 23 - Oct 26 Venetian Macau Open(Macau)
Nov 06 - Nov 09 Panasonic Open India(India)
Nov 13 - Nov 16 Chiangmai Golf Classic (Thailand)
Nov 20 - Nov 23 Resorts World Manila Masters (Philippines)
Nov 27 - Nov 30 King’s Cup Golf Hua Hin (Thailand)
Dec 04 - Dec 07 BANK BRI Indonesia Open(Indonesia)
Dec 11 - Dec 14Thailand Golf Championship (Thailand)
Dec 18 - Dec 21 Dubai Open(United Arab Emirates)1増
賞金も見てみると今年日本のランキング53位で2000万円(20試合出場)
稼いだ片岡選手の同じ53位の選手の賞金ランキングもアジアでは770万円
(12試合)くらいにしかなりませんから当然日本の試合を優先しますね。
このクラスで日本だと1試合あたり100万円稼げますがアジアだと50~
60万円くらいになります。飛行機代など経費を考えたらちょっと躊躇します
それでも経費と賞金がトントンなら国内にいて練習しているよりより出て行った
ほうがいいでしょうね。私も「海外は赤字でなければ大成功?」と思ってあちこ
ち行っています。
詳細→2014 2014アジアンツアー賞金ランキング
詳細→2014 2014JGTOツアー賞金ランキング
ですからアジアと掛け持ちでやろうと考えるのなら前半戦でシードを獲得の
目安をつけてから秋の日本ツアーを頑張るというのが作戦なんですが今年は
それがいまくいかなかったようです。
今後、日本とアジアを掛け持ちでやっていこうと考えている選手たちはとに
かく夏まではアジアを頑張ってなるべく稼いで後半戦の賞金のいい試合の
出場権を確保しておくことが重要です。
前半だめだとヨーロッパツアーとの共催の高額賞金の試合にまったく出られ
ませんから・・・
今年のスケジュールも今後発表されていくでしょうが、一年間をどう過ごして
賞金を稼いでいくのかは悩みどころです。
写真はアジアンツアーの様子、明日もアジアのトーナメントのコラムです。