錦織圭選手の快進撃は「日本テニス界45計画」の成果
![アメーバ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/344.gif)
巷では、テニスの錦織圭選手の全仏オープン決勝進出で盛り上がっています。
いろいろと記事を読んでいくと彼の成功には個人の才能に加えた日本テニス協
会の悲願が見えてくるのです。
![てんとうむし](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/055.gif)
記事より抜粋・・・
日本男子テニス界において、錦織は「孤独な例外」ではない。最新の世界ランク
では、6人がトップ200入りしている。12年末には3人がトップ100にランクイン
した。
往年の名選手・松岡修造の日本男子最高46位を上回るべく、日本テニス協会は
「45計画」を定め、有望な若手選手を米IMGへと送り込んだ。
当時13歳だった錦織は、他の日本人選手とともにIMGでトレーニングを重ねた。
「45計画」が生んだ錦織の活躍を受け、日本テニス協会は2010年、五輪での金メダル
獲得を掲げた中長期目標を設定した。最終目標は16年のブラジル・リオデジャネイ
ロだ。
とあるように、錦織選手の成功は日本テニス協会とテニスに熱い思いを馳せる指導
者達の悲願であることが分かります。
私はテニスの専門家ではありませんからテニス界の詳細はわかりませんが、関係者
から聞いた話では
「男子テニスは、パワーで世界とは差がありすぎて体格的に日本人から世界的な選手は
育たない。」
と長年言われて来たということでした。
でも錦織選手が体力の差を知性で埋め合わせて互角以上に戦う日本人のテニスの
スタイルを確立して世界と戦える事を証明し、これがあとに続く若い選手達の目標
となっています。
実際、「現在世界ランク8位に入る錦織選手に刺激され最新の世界ランクでは、6人
がトップ200入りしている」のは凄い成果です。
世界ランキングですべての試合への優先出場権が決まるシステムはゴルフのシード
権以上でテニスの場合は、世界ランキング100位にはいることがまずは目標とされ
るようで、そういった点からみれば「45計画」も軌道に乗って来ているようです。
このように今後日本の若い選手達がどんどん世界ランクトップ100入りすれば
テニス界ももっと活性化してくるでしょう!
![てんとうむし](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/055.gif)
![アメーバ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/344.gif)
日本のゴルフ界も協会や組織をあげて選手強化に努めるべきであり、今後足並み
を揃え指導体制を整備している事が求められています。
例えばまずは、分裂中のPGAとJGTOが力を合わせて1つになって、さらにJGAと
も連携してアマ~プロへのつなぎを重要視した中・長期の具体的な選手強化計画
を打ち出すべきでしょうね。
もっと言えば現在世界で活躍中の松山英樹選手や石川遼選手に続く若手を強化育成
することがゴルフ界の生き残れる道だと思います。ゴルフをやるジュニアは確実に
減り続けています。
私たちも微力ながら業界に一石を投じるなどしてゴルフ界の活性化に尽力していき
たいですね!
ということで、明日からタイアマチュアゴルフ選手権です。日本から参加した私達
も連日練習して、毎晩ミーティングを重ねて準備して来ました。
結果はともあれ気持は全力で頑張ってくれると思います。
選手達の活躍を期待します!