教え子の高校生が日本オープンゴルフ選手権に出場! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

教え子の高校生が日本オープンゴルフ選手権に出場!

アメーバ最終予選を1アンダーの7位タイで通過

 河口湖でサマーキャンプを開催中にいいニュースが入って来ました。

 教え子で代々木高校2年生の篠優希君が日本オープンゴルフの最終予選を
 7位タイで通過して本戦の出場を決めました。

 今年の日本オープンは千葉県の千葉カントリー俱楽部梅郷コースで開催される
 ようですのでみんなで応援にいこうと話しています。

てんとうむし詳細→2014年度(第79回)日本オープンゴルフ選手権最終予選競技



アメーバ小学生のジュニア時代をどう過ごさせたか?

 現在高校2年生の篠君は小学校3年生のころから私が指導して来たジュニアです。
  
 当時はサッカー少年でお父さんに連れられてきました。石川遼プロが優勝した頃
 取った写真では向かって左に映っています。7年前にドライバーを振るのがやっと
 だった小学生が7年後に日本オープンに出るようになるとは感慨深いですね・・・



 ジュニアゴルフチームのような同好会を作って一緒にラウンドしたり合宿に
 連れて行ったりしながらゴルフを覚えさせた子でしたから、特にボールが飛ぶと
 いうよりもショートゲームやパッティングなどゴルフが上手い選手に育ちました

 また、富士桜CCや宍戸ヒルズなどツアーで使うようなメンテナンスの行き届いた
 コースとグリーンで練習をさせてきました。
 
 パッティングのタッチやウェッジの使い方は難しくて速いグリーン周りで覚えさせ
 たほうが繊細なタッチが身につきます。






 私の経験から言えば男子の育成は、教えるというよりも遊びの中で上級生から技術
 を見よう見まねで覚えながら育てたほうがいいですね。

 時間はかかりますが、篠君も型にはまらず、思いもよらないいプレーを魅せるように
 なってきました。

 石川遼や薗田峻輔等、現在プロで活躍する選手と一緒に小学生のころから練習させ
 たのも良かったのかも知れません。






アメーバ中学のころから海外の試合に積極的に連れて行った

 また、だんだん成長するにつれて、ボールも飛ぶようになって中学生の頃になる
 ころから海外の試合に連れて行ってあげたりもしました。

 台湾アマや香港アマ、タイアマなどアジア各地の芝を経験させましたので今では
 どんな芝でも上手く打って来ます。

 さらに同世代の海外の仲間達と競い合うのは楽しいものですし、そこで見て学んで
 来た技術も多いように思えます。

 また、アジアンツアーのQスクールにも連れて行って先輩プロのキャディをやらせ
 るなどプロの厳しさも見て来ました。











アメーバプロのトーナメントもジュニア育成の手段として使った

 その後本人もプロトーナメントに出場するようになります。

 東海クラシックもマンデートーナメントも通過するほどに上達し、ジュニア
 全国大会にも優勝するようにになりプロのトーナメントの本戦にも時々出るように
 なるとさらにゴルフが楽しくなってきたようです。





 でも、順調にここまで来たわけではなく練習に身が入らずゴルフを続けるかどう
 か?真剣に話し合った時期などもありました。

 そういった悩んだ時期は、私たち指導者が親代わりに話をするなど指導を入れて
 壁を乗り越えさせる事も重要です。

 こんな時はトッププロの練習や取り組む姿勢をトーナメント会場で見せたり、技術
 の違いを目の前で見せたりしながら話をすると効果も高いようです。





 さて、今回の日本オープンゴルフの出場は、年度当初の目標に掲げていたこと
 もありひとつクリアした感じですね。

 10月の日本オープンもベストアマにでもなれば来年度のプロトーナメントへの
 出場の機会も増えて来ますし、プロでやっていける自信もついてくると思います。

 今回どの程度までやっていけるか楽しみです!