中国のトップジュニアはNCAAを選択肢の一番に考えている | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

中国のトップジュニアはNCAAを選択肢の一番に考えている

アメーバ英語もゴルフも学ぶことがまだまだ沢山あるよ。

 サワディーカップ!

 タイのパタやで開催されるメルセデスジュニア選手権に来ています!

 さきほど選手が練習ラウンドに出て行きましたのでクラブハウスでちょっと
 お勉強しています。今週は試合の速報と一緒に時間をみてコラムもアップしま
 すのでお楽しみに!


 
 ~「PGAツアージャパン」から世界へ旅立って欲しいですね!~

今週は日本プロゴルフ選手権が開催されています。

てんとうむし詳細→第82回日本プロゴルフ選手権

 日本のPGAのNO1を決めるこの大会で、ジュニア時代によく知っていた若い
 選手達が上位で頑張っていて、彼らの名前をニュースで見れて嬉しく思います。

てんとうむし詳細→小袋秀人(こぶくろひでと)の十八番はもちろん・・・

てんとうむし詳細→今季ツアー初参戦、大田和圭介が首位タイに



 私が駆け出しのジュニア育成委員だったころ彼らは中学生で、全国大会の
 予選で通過するだのしないだのといつも会場で会っては話していました。

 大田和くんは、名前を間違えていたので覚えていますね。笑 原宿で友達と
 待ち合わせたらゴルフウェアにC社の帽子を被って現れてみんなが引いた?
 ほどのゴルフ一筋の真面目な子でした。

 小袋くん親子は、お父さんがグレッグノーマンが大好きで車に「シャーク」
 のシールが張ってあるほど。いつも息子にはノーマンのトレードナーックの
 2番アイアンを打たせています!と話していたほどで、いまでも2番ユーテ
 ィリティーが得意みたいですね。

 そんな彼らは日本一よりも同世代のライバルの松山英樹選手や石川遼選手の後
 を追いかけていつか自分もPGAツアーで活躍することを夢見ているようです。

  なので、この試合は「プロゴル日本一決定戦」というよりも「米国PGAツアー
 への第一歩」という位置づけになって欲しいと思います。




 例えば、以前紹介したようにに各国のPGAツアーは米国PGAツアーと提携して
 お隣中国のPGAツアーチャイナでも賞金ランキングの上位選手5名にウェブ・
 コムツアーへのシード権を与えています。
 
 そのPGAツアーチャイナ(美巡中國賽 Měi xún zhōngguó sài)は今週第3戦の
 「LANHAIオープン(覽海公開賽 Lǎn hǎi gōngkāi sài)」が開催中です。

 てんとうむし詳細→LANHAIオープン(覽海公開賽)リーダーボード

 賞金総額は12000元(約2000万円)で、優勝が350万円、2位173
 万円、ベスト10で49万円、ベスト20でも28万円と遠征費と経費をかけて
 も意外と元が取れそうな感じですね。(ADTツアーの倍くらいの賞金か?)

 以下、30位で14万4000円、40位で9万3000円、50位で5万
 6000円、最下位で48000円と賞金は低いですが4日間競技は魅力です。

 この中国ツアーで最も注目は17歳のアマチュアのドウ・ザーチェン竇澤成 
 (Dòuzéchéng)選手です。中国ではマスターズで活躍した關天朗くんと並ぶ
 ほどに有名です。
 
 個人的には独特の帽子(漁夫帽)サングラス(3D近視墨鏡)の風貌の彼がたぶん
 中国の10代の選手でもっとも上手いと思いますね。




 ドウくんは、チャイナPGAツアーにもアマチュアとして参加していてこの3試合
 で第1戦こそ3アンダーで25位だったものの、第2戦が13アンダーで2位、
 この試合もベスト10と上位にいます。

 こういった試合にどんどん出て力をつけてくる中国のジュニアは成長ぶりは脅威
 的です。

 そんな彼らは米国の大学の情報も集めていて一度スカラーシップでNCAAのディビ
 ジョン1の大学に進学してからPGAツアーヘの足がかりと掴もうとしているとのこ
 とです。

てんとうむし詳細→高球雙子星關天朗還在上學竇澤成計劃留學

「米国の大学に進学出来れば英語の勉強もゴルフもいいレッスンが受けられるから
 ね。世界の試合で戦うには英語は必要だし、役に立つと思うよ。ゴルフもまだま
 だ練習しないといけないことばかりだから、焦ってプロ転向は考えていないんだ。」

 と二人は同じようなコメントをしていて将来を見据えてじっくりと準備をしている
 ようです。



 これでもし二人が成功すれば中国からNCAAの大学に進学するジュニアは一気に増
 えるでしょうね。。。
  
 このように最近は中国語のサイトも少しずつ読めるようになって来たので私も時々
 チェックしているんですよ。

 (中国の簡体字をざっと見て気になる記事は台湾式繁体字に翻訳。さらに一度日本
 語よりも精確に訳が表示される英文翻訳にしてを見なが両方を照らし合わせて読ん
 でいます。慣れて来たらダイレクトに読もうと思っています。)
 
 ということでそろそろハーフあがってくるかな・・・