オーガスタに臨む最年少19歳のマット・フィッツパトリック! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

オーガスタに臨む最年少19歳のマット・フィッツパトリック!

アメーバ『彼はイギリス人初の全米アマチュアチャンピオン』

 おはようございます!

 今日もマスターズの話題をコラムでご紹介!毎年お届けする私の注目選手
 ですが今年はだれでしょうか?

 昨年のマスターズは、14歳の中国人選手”關天朗(Guān tiān lǎng)”くん
 の活躍で盛り上がりましたが、今年の最年少での出場選手はイギリス人の
 マット・フィッツパトリック君です。

 彼は18歳で全英ボーイズアマチュアに優勝するなど英国で頭角を現し、昨年
 は全英オープンにも出場し見事決勝ラウンドにも進んで44位タイでローアマ
 も獲得しました。

 身長178cm、体重70kgと細身ながら卓越したショットの精度とアプローチ
 やパッティングの上手さは抜きん出た選手でストロークアベレージも71.73と
 その数字がそれを証明しています。

 体が大きくてパワーゲームの目立つ近年のアマチュア界ですが、彼のよう
 な天性のゴルフのセンスでプレーするスタイルも健在です。

てんとうむし詳細→Fitzpatrick fires 71 in first round at Bay Hill

 英国の高校を卒業してルーク・ドナルドも在籍したノーザンウェスト大学
 に進学した昨年19歳で全米アマチュアを英国人として初めて優勝しました。
 ※決勝は、オーストラリアのオリバー・ゴス選手に4&3

 華奢な彼を観て「え?あいつが?」と思ったライバル選手も多かったかもし
 れません。

 全米アマチュアの優勝でマスターズ、全米オープン、全英オープンの出場権
 を得た彼は年明けに大学を辞めてゴルフに専念することにしたようです。

 冬の間も暖かいアリゾナで練習を積んで来たようで、今年の3つのメジャーに
 向けてゴルフ漬けの生活を送っています。

「この間、推薦で初めて出たプロの試合(アーノルドパーマー招待)で初めてジャ
 スティン・ローズと会ったんだ。テレビでは観ていたけど思い切って”ハイ!
 ジャスティン”と声を掛けたら”ハイ!マット!”と返事してくれたんだ。」

 と感想を初々しく語っていました。

 マスターズも含めてメジャーを戦ってみてそのあとプロ転向する時期を考える
 ようで、同じように若くして世に出た同じ英国人のジャスティン・ローズの
 ような選手になるのが目標のようです。

 彼やジョーダン・スピースなど近年は大学に進んでもアマチュアのトップに立っ
 たらすぐに中退してプロの道を選んで腕を磨き経験を積み重ねて強くなっていく
 選手が増えています。

 大学サイドもそのへんのとことろはドライに考えているようで、コーチも「彼の
 将来を応援しているよ!」とコメントしてます。

 そんな今の若者の彼は今の自分の状況を

「1月からずっとゴルフだけの生活だよ。メジャーに出てプロと比べて自分を試して
 みたいんだ!。どこまで戦えるかどうかをね!?」

 と話しています。10代の若者の素直な感想ですね。

 ぜひマスターズでも決勝ラウンドに進んで欲しい一人です。

てんとうむし詳細→Youngest player aims to make weekend


 

GW Player Profile: Matt Fitzpatrick