日本ツアー改革案「PGAツアージャパン」にしたらどうですか?
『カナダと南米のゴルフツアーの改革に学ぶ』
サワディーカップ!今朝はスプリングフィールズGCからコラムをお届け!
昨日、ご紹介した「PGAカナダツアー」に続いて同じくPGAツアーが後援して
いる「PGAツアーラテンアメリカーナ」について調べてみました。
3年前の2011年にPGAツアーは「ツアー・デ・ラス・アメリカス」と正式に
提携し「PGAツアーラテンアメリカーナ」として新たにラテンアメリカのゴル
フ拡充を始めました。
さらに・・・同時期に財政面で行き詰まっているカナディアンツアーにも提携の
話を持ちかけていたようです。
その後、PGAツアーは正式にカナディアンツアーと提携し、現在では2月~5月
と9月~12月に16試合開催される「PGAツアーラテンアメリカーナ」と夏の6月
~9月まで12試合開催される「PGAカナダツアー」合わせて1試合の賞金額が15
万ドル(1500万円)の試合が合わせて28試合開催されることになり、各ツアー
の上位のシード選手が相互のツアーに参加出来るようになっています。
その2つのツアーの賞金ランキング上位選手にもウェブ.コムツアーのシード権
を与えるなどして将来は北米と南米のゴルフ熱を高めPGAツアーを拡充し、さら
にリオ五輪から始まる「五輪ゴルフ競技」向けての基盤をつくろうという考えの
ようです。
詳細→財政難に直面するカナディアンツアーの未来 ~北部に光を~
このシステムは次の世代の選手を育てる目的も兼ねているようで・・・
例えば、昨年のウェブ.コムツアーのQスクールファイナルに21歳のアンンソニー
パウロッチが挑みましたが残念ながらシードを取れませんでした。
現在USCに在籍中でジュニア時代はジョーダン・スピースと同等以上の評価の
高かったパウロッチは、諦めずに先週この「PGAツアーラテンアメリカーナ」
のQスクールに挑み、シード権を獲得しました。
今後、大学をやめてカナダや南米のツアーで力をつけて、かつてのライバルの
スピースに追いついてくるかもしれません。
パウロッチのような才能もこのように将来につながる試合の機会を与えるなど
して花開く可能性もありで、こういった状況を見てもこの合併はすでに効果を
上げ始めているといえるでしょう。
詳細→Mexico’s Rodolfo Cazaubón claims medalist honors in Lima
一方の日本の男子ツアーはどうでしょうか?
大手メーカーのリストラの噂や、業界全体の規模の縮小、またスポンサーがつか
ずに冠のない試合が数試合に増えてくるなど、先行きが見えて来ず、どうやら曲が
り角に来ているようです。
これまで国内単独での開催にこだわったため日本から世界にいけるような道筋も見
えて来ないのが現状です。
韓国ツアーを中心としたワンアジアツアーと組んだ矢先にタイの情勢不安で大会が
延期されるなど、何かこの提携も運がついて来ない感じがします。
詳細→国内男子ツアー開幕戦「タイランドオープン」が延期
ここで、早くにヨーロピアンツアーと組んだアジアンツアーに学んで、思い切って
PGAツアーと組んでみるのもひとつの案です。
PGAツアーとの思い切った提携でアジア中から有望な選手があつまるツアーに
したら?アジアからのスポンサーも集まり流れも変わってくるかもしれません。
また、日本の賞金ランキング上位選手がウェブ.コムツアーのシードを獲得出来る
ような制度が出来たらどうでしょうか?アジアの若い選手達にとってさらに魅力
あるツアーになると思います。
「PGAツアーは、アジアにおけるゴルフの成長でヨーロッパツアーに遅れを取って
おり、PGAツアーとしてはその過ちを繰り返したくないようです。(引用)」
いい提携の機会だと思うのは私だけではないと思います。
詳細→PGAツアー、中南米のゴルフ振興に注力
PS
PGAツアー、2014年から中国で新ツアー「PGA TOUR CHINA」の発足を発表
PGAツアーへの登竜門イベントにより、オリンピックを前に、中国ゴルフのレベ
ルアップが予想されている。
詳細→PGAツアー、2014年から中国で新ツアーの発足を発表
Tiros del año PGA TOUR Latinoamérica 2013 - Shots of the Year
サワディーカップ!今朝はスプリングフィールズGCからコラムをお届け!
昨日、ご紹介した「PGAカナダツアー」に続いて同じくPGAツアーが後援して
いる「PGAツアーラテンアメリカーナ」について調べてみました。
3年前の2011年にPGAツアーは「ツアー・デ・ラス・アメリカス」と正式に
提携し「PGAツアーラテンアメリカーナ」として新たにラテンアメリカのゴル
フ拡充を始めました。
さらに・・・同時期に財政面で行き詰まっているカナディアンツアーにも提携の
話を持ちかけていたようです。
その後、PGAツアーは正式にカナディアンツアーと提携し、現在では2月~5月
と9月~12月に16試合開催される「PGAツアーラテンアメリカーナ」と夏の6月
~9月まで12試合開催される「PGAカナダツアー」合わせて1試合の賞金額が15
万ドル(1500万円)の試合が合わせて28試合開催されることになり、各ツアー
の上位のシード選手が相互のツアーに参加出来るようになっています。
その2つのツアーの賞金ランキング上位選手にもウェブ.コムツアーのシード権
を与えるなどして将来は北米と南米のゴルフ熱を高めPGAツアーを拡充し、さら
にリオ五輪から始まる「五輪ゴルフ競技」向けての基盤をつくろうという考えの
ようです。
詳細→財政難に直面するカナディアンツアーの未来 ~北部に光を~
このシステムは次の世代の選手を育てる目的も兼ねているようで・・・
例えば、昨年のウェブ.コムツアーのQスクールファイナルに21歳のアンンソニー
パウロッチが挑みましたが残念ながらシードを取れませんでした。
現在USCに在籍中でジュニア時代はジョーダン・スピースと同等以上の評価の
高かったパウロッチは、諦めずに先週この「PGAツアーラテンアメリカーナ」
のQスクールに挑み、シード権を獲得しました。
今後、大学をやめてカナダや南米のツアーで力をつけて、かつてのライバルの
スピースに追いついてくるかもしれません。
パウロッチのような才能もこのように将来につながる試合の機会を与えるなど
して花開く可能性もありで、こういった状況を見てもこの合併はすでに効果を
上げ始めているといえるでしょう。
詳細→Mexico’s Rodolfo Cazaubón claims medalist honors in Lima
一方の日本の男子ツアーはどうでしょうか?
大手メーカーのリストラの噂や、業界全体の規模の縮小、またスポンサーがつか
ずに冠のない試合が数試合に増えてくるなど、先行きが見えて来ず、どうやら曲が
り角に来ているようです。
これまで国内単独での開催にこだわったため日本から世界にいけるような道筋も見
えて来ないのが現状です。
韓国ツアーを中心としたワンアジアツアーと組んだ矢先にタイの情勢不安で大会が
延期されるなど、何かこの提携も運がついて来ない感じがします。
詳細→国内男子ツアー開幕戦「タイランドオープン」が延期
ここで、早くにヨーロピアンツアーと組んだアジアンツアーに学んで、思い切って
PGAツアーと組んでみるのもひとつの案です。
PGAツアーとの思い切った提携でアジア中から有望な選手があつまるツアーに
したら?アジアからのスポンサーも集まり流れも変わってくるかもしれません。
また、日本の賞金ランキング上位選手がウェブ.コムツアーのシードを獲得出来る
ような制度が出来たらどうでしょうか?アジアの若い選手達にとってさらに魅力
あるツアーになると思います。
「PGAツアーは、アジアにおけるゴルフの成長でヨーロッパツアーに遅れを取って
おり、PGAツアーとしてはその過ちを繰り返したくないようです。(引用)」
いい提携の機会だと思うのは私だけではないと思います。
詳細→PGAツアー、中南米のゴルフ振興に注力
PS
PGAツアー、2014年から中国で新ツアー「PGA TOUR CHINA」の発足を発表
PGAツアーへの登竜門イベントにより、オリンピックを前に、中国ゴルフのレベ
ルアップが予想されている。
詳細→PGAツアー、2014年から中国で新ツアーの発足を発表
Tiros del año PGA TOUR Latinoamérica 2013 - Shots of the Year