アジアンツアーQスクール日記 | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

アジアンツアーQスクール日記

アメーバ『先輩プロ経験を生かしてが後輩のジュニアにに指導する』

 サワディーカップ!アジアンツアーのQスクール会場のホアヒンから
 毎日コラムをお届けしています。



 
 今週、予選会の練習ラウンドで、プロからジュニアへのアドバイスが沢山あります。

 例えばシード選手として1年間ツアーを経験した中里プロは、グリーン周りのショ
 ートゲームのバリエーションや風に影響されないボールの必要性をジュニアに教え
 ていましたね。

 また、アジアンツアーの特徴ある選手の話も楽しくて、例えば身長160cmくらいで
 全然飛ばないのに賞金ランキングで5000万円稼ぐバングラディシュの貧困層から
 のプロゴルファー、シディクール・ラーマン選手の話や、スタ-ト2時間前にジンを
 5杯飲んで練習場で8番アイアン1球だけ打って「Good!」と行って出て行く飲んだ
 くれゴルファーの話など笑える話題やびっくりする話題がありました。

 そのお陰か、一緒にラウンドしたジュニアの岡田君は、強風の中パープレーでラウン
 ドしたようで、いい影響があったようです。

てんとうむし詳細→バングラディシュのプロゴルファー






 オーストラリアで練習していた櫻井プロは、スイング理論が多彩で一目でスイング
 がわかるようです。

 スピンの量が足りず、ボールも上がらない後輩のスイングをすぐに見抜いて、特に
 ルークドナルドのスイングを例に出してクラブのローテーションの不足と体の使い
 方をアドバイスしていました。

「手を全く返さないからフェースが開いて入って来ているのに、それを腰を開いて
 合わせているからヘッドスピードも上がらないし、ボールも浮かないね。」

「ダウンスイングで体を開く前に、体の右サイドで腕をローテーションさせてこない
 と正面でクラブをさばけないよ。」

 写真を見るとまだまだ、手が返せていないようで体も開いていて合わせているよう
 ですが、このアドバイスで多少ボールも浮くようになり、タイミングが合えばいい
 回転で飛ぶようにもなって来ました。

 森山君も2月のキャンプでも櫻井プロに見てもらって練習を続けると話していました



 


 これまでの練習ラウンドでどのジュニアがどのプロのキャディをするのかも
 決めて来週のQスクールに向けて準備を進めています。

 昼間の練習を終えると、避暑地で安全なホアヒン市内に戻ってみんなで食事をとっ
 たりして過ごしています。

 こういった新しい企画のキャンプも高校生など上級者には刺激があっていいと思い
 ますね。