アジアンツアーのメジャーで20歳の川村昌弘選手が優勝! | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

アジアンツアーのメジャーで20歳の川村昌弘選手が優勝!

アメーバ『僕は練習場にはいかないんですよ・・・笑』

 昨日のアジアンツアーのメジャーともいえる「アジアパシフィックゴルフ
 チャンピオンシップ パナソニックオープン」で20歳の川村選手が優勝を
 果たしました。

 てんとうむし詳細→http://www.asiantour.com

 日本のツアーとの共同開催のこの試合は賞金総額の少ないアジアンツアー
 の中では破格の賞金額で、この試合一回で30万ドルを稼ぐといきなりアジ
 アの賞金ランキング2位になってしまうほどで、日本ツアーと合わせてア
 ジアでも複数年のシードを取ってしまう事が出来ます。

 今後はHSBCやCIMBクラシックなどヨーロピアンツアーとの共同開催の高額
 賞金試合(700~800万ドル)にも出れてしまうのですから、アジアのメジャ
 ーに勝つのは世界への扉が一気に開くという事です。
 
 凄いですね!

 通常のアジアンツアーの賞金は(100万ドル)ほどでその8倍の賞金額の
 試合が数試合あるような総額に偏りのあるアジアのツアーでは、このような
 大逆転も珍しい話 ではなく・・・

 一昨年もパグンサン選手が、シンガポールオープンで一発2位になって66万
 ドルを稼いでいきなりの賞金王となったりと「不均衡な賞金のもたらす一発
 の夢」みたいなことが多々あります。

 その後パグンサン選手は来日して日本オープンでも2位に食い込むなどあの
 一発をきっかけにアジアで知られた選手となりました。

 ゴルフはコツコツイプレーしながらも世界への階段だけは一気に駆け上がる
 べきであり、ツアー選手権を優勝した小平選手といい、今回の川村選手とい
 い、若い選手達は迷わず駆け上がっているようです。

 実は川村選手には去年の夏にインタビューをさせてもらっています。

 でも本人恥ずかしがりやで「写真もコメントもかんべんしてください。」
 といわれていたのでアップしませんでしたが、今回はちょっとだけのご紹介。

 本人はまったくの練習嫌いで、練習場にいくことはないようです。その理由
 は「練習場で打ってても楽しくないから・・・パッティンググリーンも行き
 ませんね。」と笑っていました。

 そのかわりにゴルフは大好きだそうで、時間があれば1.5ラウンドは当たり前
 で2ラウンドやったり、今でもラウンドの後ショートコースに行ったりもする
 そうです。

「ラウンドしながらいろんなボールを打つのが楽しくて、コース内で調整し
 ています。パッティングもラウンドしながらいろいろ試しているんです。」

 と、低い弾道でフェアウェイを捉えていく彼のテクニシャンらしい球筋は
 コース内の実践で身に付けた賜物のようです。

 やはり小さい頃からゴルフは遊びながら覚えた方がいいんでしょうかね。

 米国のジョーダン・スピースといい、今回の川村選手といい、20歳の若い選
 手の活躍に相まって7年後のオリンピックに向けてゴルフ界はさらに盛り上が
 ってくれることを期待します。

 さて・・・来年度もツアー出場権はまずは予選会(QT&Qスクール)からです。

 夢の実現に向けてこの秋にJGTOの予選会はすでに開催されていますし、来年1月
 にはアジアンツアーの予選会も開催されます。数十万で世界への夢へのチケット
 が買えるのであればぜひともチャレンジして欲しいものです。

 アジアジュニアゴルフ協会ではアジアの予選会のエントリーやサポートの応援
 等もやってますよ!

 私たちのスケジュールもアップしておきますので、一緒にチャレンジしたい若い
 選手はぜひともご連絡ください。

 
 てんとうむし詳細→『 2014年アジアンツアーチャレンジ』のご案内



Asian Tour Golf Highlights - Q-School 2013