若い選手はいつプロになるべきか?また、その時期は? | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

若い選手はいつプロになるべきか?また、その時期は?

アメーバ『今週PGAツアーを優勝したジョーダンが後輩にアドバイス!』
 
 先週の合宿は朝6時前からクラブハウスで生徒と食事をしながらPGA
 ツアーを見ていました。

 その優勝争いをしていた選手の一人が19歳のジョーダン・スピースで
 このコラムでも度々取り上げて来た選手です。

 特にUSジュニアでタイガー以来の二度の優勝を達成したのは記憶に
 新しいところです。

 [てんとうむし]詳細→ジョーダン・スピースがタイガーウッズ以来の偉業を達成!

 また、USジュニアの優勝者がその後、PGAツアーで成功する例は少ないのですが
 そんなジンクスも覆す史上4番目の若さでの優勝を果たしました。

 特に18番のバンカーから直接カップインしてトップのザック・ジョンソン
 に追いつくあたり、石川遼ばりの運の強さも持ち合わせていますね。笑

 

Jordan Spieth chips in to birdie No. 18 in Round 4 of John Deere Classic


 そんな彼を始めて見たのは2008年のUSジュニアのときで、その当時から
 マスコミの取材も注目度の高さもジュニアゴルフ界のスーパースター並。

 ジュニアゴルフのランキングでも常にトップの成績で、各メディアでも将来の
 スーパースター候補として盛んに取り上げられていました。


 
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 現在LPGAで活躍している当時中学生だったレクシー・トンプソンやジェシカ
 ・コルダもジュニアのこの試合にでていました。

 また、今JGTOツアーのシード選手として活躍している教え子の浅地洋佑が
 ジョーダンに3回戦で2&1で破れましたが、当時ジョーダンが日本人に負け
 るか?と会場が騒然となったものです。

 当時米国に留学していた今平くんも今はJGTOツアーに出ていますから、この
 世代の4~5年で一気に才能は開花していくのですね。

 てんとうむし詳細→ 全米ジュニアチャレンジNO10」



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 でも、当時はそんなに飛距離が出る方ではなく、270ヤードの距離ををコントロ
 ールしてショートゲームで組み立ててうまくアンダーパーでラウンドしてした
 ようでした。(もっと振り回して飛ぶ選手は大勢いました。)

 スイングも詰まり気味でお世辞にもいいスングであるとは言えませんが、バラン
 スの良さは流石だと思います。

 当時と今の二つのスイングをアップしておきますのでご覧ください。



Jordan Spieth - Slow Motion Swing Analysis - June 30, 2013




Jordan Spieth - Slow Motion Swing Analysis - June 30, 2010




Jordan Spieth - Slow Motion Swing Analysis - June 30, 2010



 高校卒業後にテキサス大に進学し2年目にNCAA選手権を優勝したのも彼の
 運の強さを感じます。その年に大学卒業を待たずにプロ転向して下部ツアー
 から挑戦を始めました。

 その後、昨年の全米オープンにも繰り上がりで出場して21位に入るなど順調
 に力をつけて来て、今年のツアーでもTOP10入り5回と実力をつけて来ての
 今回の優勝もまぐれだったとは言えないようです。


てんとうむし詳細→NCAAチャンピオンシップはテキサス大が30年ぶりに優勝!

 さて、今回のジョンディークラシックで14アンダー15位タイに入ったスタン
 フォード大のパトリック・ロジャース選手もジョーダンと同じ19歳。

てんとうむし詳細→ジョンディークラシックリーダーズボード


 将来を嘱望される同世代の選手にジョーダンがプロ転向の時期などのアドバ
 イスをしているので読んでみました。


アメーバ『いつプロ転向するのかはその時のフィーリングで決まるよ。』
 
 と今週のジョンディークラシックに出場する19歳のロジャースは、周囲の
 雑音に惑わされずに夏のシーズンの試合に集中したいようです。

 近年、秋に開催されるをウィーカーカップの米国代表Vs英国代表の対抗戦
 が終わると、プロ転向する選手が増えて来ているので当然時期も含めてそ
 ういった話題になってくるようです。

 彼らは一昨年のウォーカーカップでジョーダンとチームメイトでしたから
 なおさら聞かれる事も多いようでですし、当時のチームメイトのピーター
 ユーラインも今年ヨーロピアンツアーを勝っていますからなおさらですね。


てんとうむし詳細→ウォーカーカップの歴史は強いチームが勝つのではない!?


 さて、いつまでもアマチュアでいないで10代でプロ転向する選手が増える中
 ジョーダンがロジャースやトーマスにこうアドバイスを送っています。

「僕たちはずっと同じようなレベルで戦って来たし、才能ある彼らが今プロ転向
 してもPGAツアーでやっていけない事はないと思うよ。」

「でもそのことについて彼等にアドバイスした事はないね。冗談で”ヘイ!トーマ
 ス、先週良いプレーしたみたいだな!いつプロになるんだい?”とか話すと”ああ
 !そのうちにな!”って返すくらいだけどね」

 ジュニア時代から有名なジャスティン・トーマスの今シーズンのプロの試合は
 すべて予選を通過していて今シーズンのNCAAでもアラバマ大を優勝に導いて
 いますからプロ宣言までのステップとしては十分です。

 てんとうむし詳細→NACCチャンピオンシップファイナル

 さらにジョーダンは

「去年の冬はもうしばらくテキサス大にこのまま居ようかな(アマチュアとして)
 と思っていたんだけど、プロの試合でいいプレーが出来たからもう少しやって
 みようと思ったんだ。結果的に来シーズンのツアーカードが取れたからプロに
 転向して良かったと思っているよ。」
 
 とまさか今週優勝するとインタビュー当時(2週間前)は思っても見なかった
 ようですね。

 プロ転向は、本人の考え次第と準備次第としながらも仲間には早く同じステージ
 に来て欲しいというニュアンスが感じられます。

 ライバル達もまさかこんなに早くジョーダンがPGAツアーで優勝するとは思わな
 かったでしょうし、プロ転向の時期はますます早まるでしょうね・・・


てんとうむし詳細→Spieth offers his thoughts on Thomas, Rodgers



Patrick Rodgers' Interview after Round 3


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