NACCチャンピオンシップファイナル
『NCAA男子決勝は、イリノイ大Vsアラバマ大』明日から高校ゴルフ選手権の団体戦の東京予選が始まります。
私が監督する代々木高校も東京予選に出場して大会を盛り上げたい
と考えていますが、米国では大学NO1を決めるNCAA選手権が行わ
れているのでご紹介しましょう！
詳細→http://www.ncaa.com/sports/golf-men/d1
NCAAの１部リーグのディビジョン1のファイナルには各地区予選を勝ち抜
いた30チームがエントリーしました。
大会は3日間のストロークの予選を５名のメンバー中4人のスコアの合計で争
い上位8チームを選び、さらに３日間のマッチプレーを5名ずつで戦って優勝
を決めるというものです。
今年の優勝候補は、5人全員がランキングTOP25の選手というカリフォルニア
大で、それを昨年優勝のテキサス大や昨年ファイナルで破れたもののメンバー
が残っているアラバマ大がそれを追う展開のようでした。
その予選は、カリフォルニア大が順当にトップ通過しました。
詳細→NCAAチャンピオンシップはテキサス大が30年ぶりに優勝！
しかし、マッチプレーに入ると、混戦が続き、プレーオフでベスト4に勝
ち上がったさらにカリフォルニア大は無名選手ばかりのイリノイ大に破れ
る波乱が起きてまいました。
今シーズン11勝を挙げていたカリフォリニア大を2つマッチでエキストラ
ホールに持ち込んで破ったことは、マッチプレーで勝つ事の難しさを象徴
した試合だったとコーチも話しています。
詳細→Illinois upsets Cal in NCAA semifinal
一方のマッチでは、昨年ファイナルで破れた雪辱を果たそうとアラバマ大
がジュニア時代から強かったコーリー・ウィスティットやベストスコア57
の記録を持つボビー・ウァイアットや力のあるジャスティン・トーマスを
などランキングベスト10の選手を3人擁したアラバマ大が勝ち上がってきま
した。
対するイリノイ大は、今大会好調でトーマス・ピータースを中心としたチーム
ですが、彼がランキングトトップの46位で他の選手は100位圏外・・・
小粒感は否めません。
コーチも「私たちは自分達の力を分かっているから、それを承知で戦うよ！」
とコメントしています。でもマッチプレーですからやってみないと分かりま
せんね。
明日の対戦はこちら・・・
Match #1:
No. 3 Bobby Wyatt, Alabama,vs. No. 130 Thomas Detry, Illinois
Match #2:
No. 37 Trey Mullinax, Alabama vs. No. 193 Charlie Danielson, Illinois
Match #3:
No. 8 Justin Thomas, Alabama, vs. No. 46 Thomas Pieters, Illinois
Match #4:
No. 57 Scott Strohmeyer, Alabama, vs.No. 135 Brian Campbell, Illinois
Match #5:
No. 4 Cory Whitsett, Alabama, vs. No. 511 Alex Burge, Illinois
ご覧のようにランキングを見ればアラバマ大が圧勝しそうですが・・・
無名選手を集めたイリノイ大がナショナルタイトルを勝つような事になると
また歴史に残る選手権になるかも知れません。でも、どちらが勝っても初優
勝ですから両校を応援してあげたいものです。
ということで、無名選手の多い私のチームも明日の予選を頑張って戦いたいと
思っています。
詳細→NCAA final: A player-by-player scouting reportSights and sounds: NCAA Men's Golf Championship practice round
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