彼は誰よりもボールをまっすぐに打っていた!
『マテオ・マナセロのコーチによるスイング解析をご紹介』
今日は先週20歳でBMW選手権を優勝したイタリアのマテオ・マナセロの
コラムです。スイングコーチの話も織り交ぜながらご紹介します。
さて、今年のマスターズに14歳の中国の少年の話題で盛り上がりましたが
19歳のイタリアの青年が2度目の出場を果たし予選を落ちたしたことは報じ
らられませんでした。
その彼が3年前に16歳でアマチュアとしてマスターズに出場した時のコラム
はこちらです。
詳細→「超人気者はこの人に決定!」
彼は、16歳の最年少で全英アマに優勝し、その後17歳でヨーロピアンツア
ーに優勝して以来毎年1勝を挙げてすでに4勝を挙げている逸材ですが、彼
のコーチのアルベルト・ビナーギによると、ジュニア時代から飛ばす選手で
はなかったようです。
「たぶん彼が16~17歳の頃は誰よりもまっすぐボールを打っていたと思うよ。
そう、私は今までにみた誰よりも正確にね。」
「実際、ほとんどすべてのフェアウエイを捉えて、グリーンにボールは、乗っ
ていたよ。」
「でも、当時はスイングのテンポも速くおまけにトップで腰が回りすぎていた
ため、ダウンスイングでスピンアウトしてしまっていたんだ。」
「だから、インパクトで手を消極的に使っていたんだ。でも、これでは、まっ
すぐにいくけど飛ばないよね。なのでこれではメジャーで勝てないと思って、
距離をのばすような指導を始めたんだよ。」
と、指導の経緯を振り返っています。
ビデオは2010年16歳の頃のスイング改造前の飛ばなかったスイングですね。
確かにテンポも速いようです。
詳細→Swing Sequence: Matteo Manassero
コーチのアルベルトはさらに・・・
「彼のスイングは、クラブをインサイド気味に引いたあと、トップで作った
手首の形を変えないでダウンスイングするんだ。そのままの状態で下半身を
速く回転させて、そのぶんトップで腕を遅らせてインパクトで積極的に腕を
使って行くように指導したら15ヤードは距離が伸びたよ。」
と話していて今回の優勝も距離のアップを勝因に挙げていますね。
2013年の最新のスイングはこちら・・・確かにアイアンショットを比べてみ
ると下半身はトップで以前より右ひざが伸び上がらないように押さえてありま
すね。
マナセロのドライバーショットのデータもトラックマンのサイトにアップ
されていたので紹介しておきますね。
ヘッドスピードも48.2m/sでキャリーが267ヤード。これは、ほんと普通
の高校生でも彼より飛ばす子は星の数ほどいるでしょう。というくらいの
データです。
でも、アタックアングルや、クラブパスやフェースアングルなどを見るといか
に精確なショットかはデータから垣間見えます。
赤い線(フェースアングル)と青い線(クラブの軌道)が揃っていることから
も毎日の練習でこれらのデータは、必ずチェックしながら練習していることは
わかりますね。
飛ぶクラブ全盛の時代ですが、選手は時代に逆行して「いかに曲がらないよう
にするかを?」をチェックしながら距離も出そうとしているようです。
このようにジュニアのスイング作りは、コーチと一緒に将来的な目標を掲げて
じっくりと取り組んで行きたいですね。
機会がありましたら、また若い選手やジュニアの最新のスイングをご紹介します。
詳細→Trackman Facebook
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今日は先週20歳でBMW選手権を優勝したイタリアのマテオ・マナセロの
コラムです。スイングコーチの話も織り交ぜながらご紹介します。
さて、今年のマスターズに14歳の中国の少年の話題で盛り上がりましたが
19歳のイタリアの青年が2度目の出場を果たし予選を落ちたしたことは報じ
らられませんでした。
その彼が3年前に16歳でアマチュアとしてマスターズに出場した時のコラム
はこちらです。
詳細→「超人気者はこの人に決定!」
彼は、16歳の最年少で全英アマに優勝し、その後17歳でヨーロピアンツア
ーに優勝して以来毎年1勝を挙げてすでに4勝を挙げている逸材ですが、彼
のコーチのアルベルト・ビナーギによると、ジュニア時代から飛ばす選手で
はなかったようです。
「たぶん彼が16~17歳の頃は誰よりもまっすぐボールを打っていたと思うよ。
そう、私は今までにみた誰よりも正確にね。」
「実際、ほとんどすべてのフェアウエイを捉えて、グリーンにボールは、乗っ
ていたよ。」
「でも、当時はスイングのテンポも速くおまけにトップで腰が回りすぎていた
ため、ダウンスイングでスピンアウトしてしまっていたんだ。」
「だから、インパクトで手を消極的に使っていたんだ。でも、これでは、まっ
すぐにいくけど飛ばないよね。なのでこれではメジャーで勝てないと思って、
距離をのばすような指導を始めたんだよ。」
と、指導の経緯を振り返っています。
ビデオは2010年16歳の頃のスイング改造前の飛ばなかったスイングですね。
確かにテンポも速いようです。
詳細→Swing Sequence: Matteo Manassero
Matteo Manassero amateur championship 2009
Matteo Manassero swing 2010/4/15
コーチのアルベルトはさらに・・・
「彼のスイングは、クラブをインサイド気味に引いたあと、トップで作った
手首の形を変えないでダウンスイングするんだ。そのままの状態で下半身を
速く回転させて、そのぶんトップで腕を遅らせてインパクトで積極的に腕を
使って行くように指導したら15ヤードは距離が伸びたよ。」
と話していて今回の優勝も距離のアップを勝因に挙げていますね。
2013年の最新のスイングはこちら・・・確かにアイアンショットを比べてみ
ると下半身はトップで以前より右ひざが伸び上がらないように押さえてありま
すね。
Matteo Manassero 3W 2013/4/8
Matteo Manassero Iron 2013/5/6
マナセロのドライバーショットのデータもトラックマンのサイトにアップ
されていたので紹介しておきますね。
ヘッドスピードも48.2m/sでキャリーが267ヤード。これは、ほんと普通
の高校生でも彼より飛ばす子は星の数ほどいるでしょう。というくらいの
データです。
でも、アタックアングルや、クラブパスやフェースアングルなどを見るといか
に精確なショットかはデータから垣間見えます。
赤い線(フェースアングル)と青い線(クラブの軌道)が揃っていることから
も毎日の練習でこれらのデータは、必ずチェックしながら練習していることは
わかりますね。
飛ぶクラブ全盛の時代ですが、選手は時代に逆行して「いかに曲がらないよう
にするかを?」をチェックしながら距離も出そうとしているようです。
このようにジュニアのスイング作りは、コーチと一緒に将来的な目標を掲げて
じっくりと取り組んで行きたいですね。
機会がありましたら、また若い選手やジュニアの最新のスイングをご紹介します。
詳細→Trackman Facebook
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