2016年アンカーリングが禁止されてその対策は?・・・ | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

2016年アンカーリングが禁止されてその対策は?・・・

アメーバ『アームロックパターはいかがかな?』

 多くの報道にもあるように、2016年の1月から「アンカーリング」と
 言われるパッティングのスタイルが禁止となりました。

 いわゆる「パターを体の一部に固定して打つことが禁止された。」こと
 になります。

 その結果、ロング(長尺)パターやベーリー(中尺)パターと言われる
 パターの仕様に既成が入ることになりました。

 以下の表はgolfweek誌から抜粋した禁止事項(Prohibited)と許可事項
 (Permited)の一覧です。

 何が良くて何がいけないのかを言葉で説明するよりも分かりやすいので
 見ておいてください。

 てんとうむし詳細→Anchoring the club Under Standing Rule14-1b
 
 この規制によってマスターズをロングパターで優勝したアダム・スコット
 を始め、キーガン・ブラッドリーが大きく影響を受けるようですが、この
 ルール変更に関しては多くの選手やコーチ達がコメントを述べています。


 てんとうむし詳細→Anchoring: Reaction from the world of golf

 ちょっと一例を紹介すると・・・

 
「ほんと残念だよ・・・今は次にどうするか考えられないねでもでも、、なんで
 40年前の議論を今頃持ち出すんだろ?・・・結論出すのになんで40年もかかっ
 たのか誰か聞いて来てくれよ」
 というのはロングパターの名手のベルンハルト・ランガー

「この規制がゴルフ界のためになるとは思えないね・・・」と話すのはアリゾナ大
 のコーチのティム・ミケルソン

 一時、ベリーパターを使っていたけど、規制を予測してか?今はクローグリップ
 にしているガルシアは

「今は幸いにも影響ないね。僕も一時アンカリングを採用したけどフィーリングが
 合わなかった。何人かには影響あると思うけど、彼らも自分なりの方法を見つける
 んじゃないかな。」
  
 と話していますね。

 また、一度もアンカリングを採用していないコルサーツのように「規制には賛成だ
 ね。みんなプレッシャー中で自分の手でクラブをコントロールし1.2mのパットを
 打つべきだよ。」とコメント

 さらに、マクダウエルのように「私も規制には賛成だ。アンカリングのようにクラ
 ブを体に固定するのは、ゴルフの精神に反する。」

 カイマーも「嬉しいニュースだ。もうこれ以上アンカリングを議論しなくていいな
 んてね。」

 と言うように規制を歓迎する意見もあります。

 でも、この時期の規制については、ブッチハーモンの言うように「変わる時期が来
 た。。。」のかも知れません。

 さて、このルール変更を受けてメーカー各社とも規制にあった新しいパターを精力
 的に発表しています。

 その1つが「アームロック」や「アームアンカリング」と言われる35~38インチ
 のパターです。

 オデッセイ社も「我々は数年前からこの規制を予測していた。なので新しいパター
 を発表しているし、すでに結果も出ている。」

 と規制に関しても前向きに捉えています。


てんとうむし詳細→Alternative Energy

 この規制が適用される2016年まで期間に選手達は、新たに試行錯誤を切り返す
 のでしょうね。
 
 最後に気になるアームロックを既に採用しているマット・クーチャーのビデオ
 をアップしておきますので参考までに見てみてください。
 
 Mr.ベスト10と言われるほどに安定しているクーチャーのパッティングを支えて
 いるのは「アームロックパッティング」のようです。



Matt Kuchar Pro Tip: The Putt


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