PGAツアー選手のデータを参考にしましょう！

『今の主流は、レベルブローでローランチ＆はハイスピン』

　おはようございます！今週はキャンプがなかったので、いろいろと
　勉強をしていました。

　今日は最新のスイングのデータ・解析についての基本のお話です。

　世界のトッププロは、こういった基本を理解してボールを打っていま
　すので、ジュニアの皆さんも読んでみてください。

　PGAやLPGAツアープロ選手のデータか公開されたことをお知らせ
　しました。

　男子のPGAツアープロのデータを見ると、Attack ANGと呼ばれるクラブ
　の入射角は、マイナスを示すように最近はアッパーブローではなく地面と
　平行にボールを捉えていることが分かります。

　平均ヘッドスピード50m/sで、ボールを真横から捉え（Attack ANG-1.3度）
　ボールを低く打ち出し（launch Ang 10.9度）、多めのスピン（Spin rate
　2686rpm）を掛けて途中から吹き上がるような弾道で打っています。

　タイガーも必要以上にアッパーブローで打たないことでドライバーが以前
　よりも安定して来ているのでしょうね。

　今の主流は、レベルブローでローランチ＆ハイスピンといったところで
　しょうか・・・





　なので、データからわかるように・・・

　ちょっと前までは、ドライバーはアッパーブローで、打ち出し角度を高く
　さらにスピン量を減らすような打法が紹介されていましたが今はそんな
　選手は減って来たようです。

　でもこれはパワーのある男子選手ならではの選択です。

　対する女子選手は、平均ヘッドスピード42m/sでボールを下から捉え
　（Attack ANG＋3.0度）ボールの打ち出しも高く（launch Ang 13.2度）
　ある程度スピンも効かせてボールに浮力を与えて飛ばしていることが分
　かります。
　
　男子選手と同じように横から打っていたのでは、途中でボールが失速し
　十分な距離が得られないからでしょう。

　なので、女子の主流は、昔と変わらずハイランチ＆ハイスピンのようです。

　一般的なアマチュアの人や小中学生くらいのジュニアは、女子選手の
　データを参考にしたらいいと思います。

　また、すべてのクラブのボールの高さ（ Max Hight）は変わらないことは
　ご存知だったでしょうか？

　男子選手の場合すべてのボールの高さは平均30ヤード、女子も平均25ヤード
　くらいですね。

　さらにボールが地面に落ちる角度（Land Angle）も重要な要素です。トーナメ
　ント仕様の固いグリーンにボールを止めるには、アイアンの場合Land Angle
　で50度くらいは必要です。

　でも、ジュニア選手でこの角度を出せる選手は少ないですね。

　なので、ジュニアや女子の場合ロングアイアンでは、十分なLand Angleが得ら
　れないのでウッドやユーティリティーアイアンを使用している選手が多いよう
　です。

　またボールのスピン量は5番アイアン以降は、番手×1000rpmが最適なスピン
　量と言われていますので、一度測定してみてください。
　
　ちなみにスマッシュファクターは、1.50が最高値のミート率のことです。

　さすが、真ん中で打ってますね！

　マジックのキャンプでも、データ解析は可能です。トップジュニアのデータは
　集めていますので、今後の練習の参考になると思いますよ。



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