ショーンフォーリーが語るトラックマンのデータとスイングの関係

『トラックマンのデータがアップロードされました。』


　私が、力を入れているもののひとつにデータ解析があります。
　
　個人的に数百万出してこの機器を買って来てキャンプでデータを集める
　などの勉強を続けています。

　世界的なコーチもションフォーリーを始めトラックマンを使っている人が
　多いようです。

Tiger Woods, Luke Donald, Sean Foley and other pros explain use of Trackm

　昨日新しいトラックマンデータがアップロードされたので朝からパソコン
　をいじっています。


詳細→TrackMan® Pro golf radar – the choice of the PGA TOUR and The R&A

　今日は、ショーンフォーリーがトラックマンのデータの大切さについて語
　っていますのでご紹介しましょう。

「タイガーやローズなど私の生徒達もスイングのデータの大切さについて
　よく理解して来ています。」

「例えば、インパクトでフェースアングルが3度ずれていたらそこだけを
　直せばいいということです。グリップやバックスイングなど他の部分を
　いじる必要はなくインパクトを直すことに集中すればいいのです。」

「さらに、最近、アイアンのアタックアングル（ダウンスイングでのクラブの
　入射角）がスイングプレーンに影響してくることが分かってきました。」

写真の青い線がアタックアングル

「クラブパス（水平方向のクラブの入射角）が0度のストレートで入って
　来ても、アタックアングル（垂直方向の入射角）の度合いによっては
　ボールは左に飛び出していくんだ。」

　ジャスティンローズとのやりとりでも、クラブパスを0度に保ちながら
　どれだけダウンスイングの入射角をキツくすれば左に球が飛び出して
　いくのかを確認しています。


詳細→トラックマンレポート”ジョナサン・イフォート”

水平方向のクラブの軌道がクラブパス

　また、実際にオーストララリアの試合でタイガーウッズが、強い風の中
　アウトサイドインの素振りをしきりに繰り返している場面がありました。

Tiger hits a great low stinger at the 18th hole of the Lakes GC, Sydney

Tiger Woods 2-Iron Stinger - Super-Slow　2012 US Open

　フォーリー曰く

「コメンテーターは、フェードボールを打つつもりだと言っていたがそれは
　間違いで、実際は低いストレートボールだった。」

「あの時、タイガーは強い風の中2アイアンでアタックアングルが9度近いダウン
　ブローで低い球を打つつもりだったんだ。でも、その入射角でクラブヘッドを
　入れて来ると、スイングプレーンは7度ほど左にずれてボールは、左に打ち出
　されるはずだ。」

「結果的に強風の中低いストレートボールが打てたね。これは私の意見ではな
　く必然、完全な事実だよ。」

　あくまでもフィーリングで指導するのではなく、数字を通して選手に理論を
　浸透させようと考えているようですね。

　フォーリーは、トラックマンのデータは事実なので、それをもとに選手との
　信頼関係を気づきやすいことを強調しています。主観ではなく客観的に分析　
　出来ることが大切なようです。


　※ふー、大変。日本の学校教育では国立大学まで行ってもヒアリングは身に
　　付かないですね。どなたか全訳文送っていただけたら嬉しいです。↓


詳細→2012年記事：タイガーウッズの復活の鍵はシンプルな幾何学

Sean Foley and Justin Rose talking and using Trackman

　キャンプでは、グループ指導なので個人的にここまでのやりとりは出来ません。

　実は都内某所にゴルフスタジオ作っています。（知人が・・）

　このスタジオや練習場などでトラックマンのデータ解析や距離感テスト、
　スイングの基礎を学びたい人は、ご連絡下さい。


　連絡先E-mail:magicjga@gmail.com

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